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週刊4mirai:動画生成AI「Kling」がすごい、株は売り時?、リーダーの役割とは(2024年10月23日号)

「未来に挑むITエンジニアのリアル」をお届けするマガジン。

技術の最前線で活躍するITエンジニアの視点を学び、最新の技術トレンドやAI活用法で自分のスキルを磨こう!行動のヒントが盛りだくさん。

毎週水曜日発行。


今週のざっくばらん

動画生成AI「Kling」の進化がすごい

中国のKlingという動画生成AIがあります。これが凄すぎるので、紹介させていただきます!

まず1つめ、画像の中にいる猫をジャンプさせる、ことができます。猫を選択して、移動方向を描くだけで、机の上にジャンプします。

ヤバくないですか?この辺りまで出来るようになると、「何がリアルか?」というのが本当に分からなくなりますね。

まだ、数秒しか生成できないようですが、いつかは長い動画生成にも対応してくれるでしょう。現時点で使うなら、短い動画を上手く切り貼りすると、違和感がないそれっぽい動画になると思います。

2つめ、動画で踊っている人の服を着せ替えれる、です。

これも凄い!もう何でもありですね。

これが出来るようになると、マクロスFのシェリルノームのライブ演出がいよいよ現実味を帯びてきたと思いました。

また何か面白いものを見つけた際には、シェアさせていただきます。

AIを使ってコミットメッセージを自動生成するプロンプト

Gitのコミットメッセージって、考えるの面倒ですよね?

私は最近、AIに自動生成してもらっています。具体的なやり方は、以下のXのポストをご覧ください。

ちなみに、私はCursor(AI搭載版VSCode)を使っているので、簡単にgit diffの内容をAIに渡すことができ、AIにdiffを考慮してコミットメッセージを考えさせることが出来ます。

コミットメッセージの出力は4o-miniが早くて簡潔で好きですが、Cursor無課金の方はGemini-1.5-flash-002でも良いかと思います。

AIでも出来る所はAIに任せ、人間にしか出来ないことに力を注ぎましょう!

AIによるYouTube台本の自動生成(改良版)

このnoteのYouTube化にずんだもんを使っていましたが、私というキャラクターを売り出したいと思ったので、私が喋っている風に改良しました。

それにより、語尾を「~のだ」にする必要がなくなったり、内容が薄すぎるのを改善したかったのもあり、AIに指示する台本作成プロンプトも改修することにしました。

blog.mdの内容をポッドキャスト用のスクリプトにして。
見出しはそのまま1文にして改行して。
1文を80文字以下になるように調整し、1文毎に改行して。
聞き手に伝わりやすいように要約して。
見出しの内容について、最低3文以上になるように補足して。
全ての見出しの内容に触れて。

モノはできたのですがクオリティに満足できていないので、徐々に直していこうと思います。

手打ちが面倒なので音声入力する方法を調べてみた

生成AIを使っていると、具体的に指示を書いたほうがAIの精度が高い、ためプロンプトが長くなりがちです。

長い文章を書くのは面倒なので音声入力したいと思い、やり方を調べてみました。

私のメインPCはWindows10です。色々調べて一番マシなのは、Chrome拡張のVoice Inでした。でも何か精度が微妙なので、自作するしかないかなと思っています。ちなみに、Windows11ならwindows+Hで音声入力できるようです。

また、Mac・iphoneには、superwhisper無限文字起こし、のように良い感じのアプリがあるようです。Linuxには、linux-voice-to-text-aiがあるようです。

書籍「BIG THINGS」が面白い

私は今、「BIG THINGS」という本を読んでいますが、結構面白いので皆様にもオススメさせていただきます。

簡単にこの本の紹介をすると、プロジェクトを成功させるための秘訣について書かれています。

書籍の中で私が面白いと思ったのは、

  • クオリティより利権が優先されるのは日本だけでなく、何処の国でも同じ

  • 顧客が求めるものを知るには「実験」しかない、そのために「実用最小限のプロダクト」が必要

です。

利権によって声が大きい人のせいで足を引っ張られるし、顧客のニーズもよく分からないのにモノだけ作り込んでしまう、ってのはあるある過ぎですよね。

こんな感じで、色々なプロジェクトの成功・失敗の要因が解説されていますので、ビジネスマンの方には非常に参考になる内容だと思います。

海外書籍によくあるダラダラとした言い回しはなく、簡潔で読みやすいのも私が気に入ったポイントです。

私の目に止まった記事

米国巨大IT企業から学ぶ、ソフトウェア開発文化とマインドセット

Microsoftのマネージャーは、単に指示を出す人ではなく、エンジニアの障害を取り除くサポート役、と紹介されていました。

Microsoftのマネージャーは優秀なエンジニアが担当するため、現場のエンジニアがバグで困っていたら解決できるし、現場と上司で話が通じるそうです。つまり、上司に理解させるために、無駄な労力が必要ないということです。

これはマジで「なるほど!」と思いました。

日本ではマネージャーは能力に関係なく年功序列で決まるため、「使えねえ」ってことになりがちですが、Microsoft流であれば部下が成長して優秀なマネージャーと同等レベルまで育つと思います。

私もいずれ部下を持つようになったら、Microsoft流のマネジメントを心がけようと思いました。

また、今の職場の上司のマネジメントについて、「心地良いな」と思っています。まさにMicrosoft流でした。上司は私より技術力が高いし、困っていたら寄り添ってくれるし、メンバーが効率的に開発できるようにツール等を整えてくれたりしています。

日本企業から外資系に転職してびっくりしたこと

アマゾンジャパンへ転職された方の話です。

英語が話せる人が多くなかった、という点に驚きました。外資系企業であろうと日本に拠点があれば日本語の方が良く使われる、ということでしょうか。

私も一度は外資系企業で働きたいと思っているので、ITエンジニアのスキルを磨くことはもちろん、英語が使えるようになろうと勉強しています。

ですが、この方の記事を読んで、良さそうな外資系があれば今すぐアプローチするのはあり、だと思いました。

また、Googleの起業セミナーに参加した際に、スピーカーのトークが全然上手くなかった、という経験があります。Googleだからと言って、皆さんがプレゼンが上手い訳ではない、と知れたのは大きな気づきでした。

世界的な株式への楽観、「売りシグナル」が点灯

バンク・オブ・アメリカの調査によると、株が買われまくっているのでそろそろ売り時が来るかも、とのことです。

バフェット指数も最高値を記録しており、株の割高感が強い状況が続いているとも解説されていました。ですが、2年前くらいからも「株価下落はもうすぐ」など言われていて全然来ていないので、私にはもう良く分かりません。

バフェット指数について、バフェット指数はGDPを使います。GDPは国が自由に操作できるため、私はあまり信用できなくなりました。そのため、他の指標も考慮する必要があると思い色々調べている最中です。例えば、PER、シラーPERなどです。

まだこれらについて理解が浅いので、良い感じのものが見つかったら、皆様にもシェアできればと思います。

サブスクを簡単に解約できるようにする規則をアメリカが発表

サブスクを解約する際に「本当に解約しますか?」「解約する理由を聞かせてください」「解約したら後悔しせんか?」など、非常に面倒なことが多いですが、それの規制がアメリカ連邦取引委員会で決まったそうです。

入るだけ入らせておいて抜けにくい、というサブスク(サービスも含め)が非常に多いので、私としては大歓迎です。

日本も解約しづらいサービスが多すぎるので、アメリカに習って規制していただきたいと思います。

質問コーナー

ChatGPTのメモリ機能が危険かも?

【質問】
ChatGPTにメモリ機能というものがあり、それから個人情報が抜かれるみたいです。危険性について、どう思われますか?
参考:ChatGPTに偽の記憶を植え付けてユーザーデータを盗む手法が開発される

【回答】
メモリ機能は回答がパーソナライズされるので良い機能だと思い使っていましたが、問題もあるのですね。

記事を読みましたが、具体的に何が問題なのか読み取れませんでした。

メモリ機能を使う際には、パスワードなど重要な情報は入力しないようにした方が良いと思います。

なぎそらの個人的な話

ハッカソンのアプリが半分くらい完成

私の参加しているハッカソンの作品提出締切が10/26(土)で、ついに来週にまで迫ってきました。

Cursor無課金に耐えられずついに課金しました。

Claudeが使えるし、Composerが使えるし、コードの適用もワンクリックでやってくれるので、開発速度が爆上がりしました!

中島聡さんのメルマガを読む専用アプリを作っていて、現状はここまで出来ました。

中島聡さんのメルマガ専用アプリ

気になる方は、GitHubのリポジトリをオープンにしているので見てみてください。

Amazonらくらくベビー

嫁さんが「Amazonがタダで育児用品くれるらしいよ」って言っていたので調べてみました。

サービス名としては、Amazonらくらくベビーで「出産準備お試しBox」というものが貰えるようです。

この出産準備お試しBoxを貰うのが少し手間で、

  • マイベビーリストに30アイテム以上追加

  • マイベビーリストから700円以上購入

などの作業が必要です。

私は参加したセミナーが面白くなかったのでマイベビーリスト作成をひたすらやって条件を満たしましたが、結構大変でした。

実際に、出産準備お試しBoxが届いたら中身を紹介しようと思います。

中島聡さんの「週刊Life is beautiful」で良かった内容まとめ

私の尊敬するエンジニアの中島聡さんのメルマガから、私が覚えておきたい内容を抜粋してまとめています。中島さんはWindows95を作った凄い人で、次に買うべきテック株の情報もメルマガ内にあるので、気になった方は読んでみることをおすすめします!

- 子供達には「何かを作る喜び」を体験させるべきだし、知識よりも知恵や創造性を育む教育へとシフトすべきだと考えます。

来週以降に書く予定のもの

特に次の週に書くことが決まっているわけではありませんが、マガジンを執筆していて「このテーマも書かなければ!」と思いつくことがしばしばあります。そこで、そんなテーマはここに備忘録として書いておくことにします。ただし、来週号に書けるとは限らないので、ご了承ください。

  • Swarmが面白そう

  • お金に余裕がある人が多く負担するサブスク方式

  • なぎそらの注目エンジニアまとめ

  • Cursor(VScode)で関数ジャンプする方法

  • なぎそらオススメAIツールまとめ

  • 眠れない夜はデエピゴがおすすめ

  • 身近な人が余命宣告された

  • 生きていれば山あり谷あり

  • AIと軍事

おわりに


  • 私へのご質問やご要望などのお問い合わせは、noteのメンバーシップ掲示板からお願いします。 すべての質問に答えられるとは限りませんが、読者の方から送られて来たものにはすべて目を通していますし、可能なかぎり回答したいと考えています。

  • 質問の内容や回数に特に制限はもうけていませんので、気軽にお願いします。ちなみに、回答は原則としてマガジン紙面上で行いますので、公開されては困るような質問の場合は、そこを明確にしていただけると助かります。

  • このマガジンの一部をブログなどに引用の形で利用することは、出典を明確にしていただく限り、個別に許可を取らなくても結構です。

  • マガジン内に掲載されている画像は記事リンク先からの引用です。記事のリンクがないものはクリエイティブ・コモンズ・ライセンスにより許可されたもの、もしくは著者所有の画像です。

特典:今週のハッピー

メンバーシップの方の限定特典として、作者なぎそらの今週のハッピーな出来事を紹介するコーナーです。幸せのお裾分け的な感じです。

今週は、ポケモンスカーレットを始めてメチャ楽しい、です。

小学生の頃にポケモン赤緑が発売され、その頃からポケモンのプレイヤーですが、個体値とか面倒になって少し距離を置いていました。

ニンテンドーのカタログチケットの期限が迫っていたので、「ポケモンかマリオパーティのどっちにしよ」と悩んでいたのですが、友達が「ずっとポケモンやってる」と言っていたので、ポケモンに決めました!

やってみるとメチャ面白くて、キャラデザが可愛いし、オープンワールドをポケモンがウロウロしていて始めて見る奴を発見するとワクワクするして、捕獲しているだけでも楽しいです♪

ポケモンが楽しすぎるので嫁さんにも勧めたらハマり、夫婦の共通の話題も新たにできました。

これから数ヶ月はポケモンで楽しめそうです。

また、スカーレットをクリアしたら、前作のソードシールドも面白いらしいので買おうと思います。

最後に、メンバーの皆様の幸せを願っております。

ではまた来週!

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