週刊4mirai 2024年9月17日号:ChatGPT o1の登場で変わるエンジニアの未来、景気後退の兆し、AI時代のキャリア戦略
「未来のために頑張る平凡エンジニアの生の声」を中心としたゼミ形式のマガジン。一般的なエンジニアは何に興味を持ち、どう行動するのか。連載:今週の注目記事まとめ、質問コーナーなど。毎週火曜日発行。
この記事のYouTube版は、以下からご視聴できます。
今週のざっくばらん
ChatGPT o1によって仕事が奪われそう
昨日の朝、ChatGPT o1がリリースされました。数学とコーディングなどが強いモデルとのことです。
私は嬉しく思いましたし、他の方も弄りまくって楽しんでいるようです。
エンジニアの私として注目すべきは、「コーディングが強い」ということです。また、推論にも強くなっているとのことで、企画出しにも対応できるようになったということです。
つまり、AIより頭を使うのが下手でホワイトカラーの職(プログラマー含む)に就いている人は必要なくなるので、そろそろ何か準備したほうが良いかもしれません。
私は考えた結果、このマガジンのように「人間による生の声」を発信してみることにしました。そしてそれをYouTube動画にすることもしてみました。
これが上手くいくかは分かりませんが、何かを0→1した経験は将来の役に立つので半年は続けたいと思います。
また、何かヒントを得たい方は、私の尊敬する中島聡さんがメルマガ内で書いてくれそうなので、購読されるのも良いと思います。
そろそろ本当に景気後退なのか?
私がフォローしている3人の経済アカウントの方全員が「景気後退だ」と言い始めたので、そろそろ本当に景気後退なのかもと思い始めました。
以下が、私がフォローしている経済アカウントさんです。
NOBU塾
投資塾ゆう
グローバルマクロ
私はもっと早く景気後退が来ると思い、多めに現金化してしまっていたので失敗しました。
これから、コロナショックくらいまで下がってくれたら良い仕込み時になるので嬉しいです。
投資もしますが、自分で事業を行い、それからの収入も大切だと思うので、それも頑張ります!
マルチモーダルとは
AIをやっていると良く目にする言葉「マルチモーダル」が分からなかったので調べてみました。
つまり、
テキストだけじゃなく色んなデータからAIを使えるようにする
ことですね。
確かに今はテキストからの入力が主なので、今後はセンサーなどからの入力を使って処理するAIが必要とされそうだと思います。
でも、結局データはテキスト(01の配列)でしかないのでマルチモーダルとは、「入力された01に対して、適切に応答するAI」ということになるのでしょうか。
マガジンからYouTube動画を作成
このマガジンをアピールするためにYouTube動画も作りたいなと思っていたので作りました。
入力するテキストはこのマガジンがあり、それをAIを使ってずんだもん風に変換するだけなので、3時間くらいで完成しました。
ゆくゆくは、マガジンのURLを入力してクリックするだけでYouTube投稿まで終わらせたいですが、現段階では手作業も必要なので、30分で投稿まで終わることを目標にしようと思います。
動画を作成してみて一番驚いたのが、
4,000文字くらい頑張って書いてるのに、5分の動画にしかならねえ!
ってことです。
このマガジンは毎回3時間くらいかけて4,000文字くらい書いています。それが5分にしかならないっていうのが、雷に打たれたかのように衝撃的でした。
YouTubeで長い動画を作っている人は本当にすごい、っていうのが、実際に自分で手を動かして気づけたのが良い経験となりました。
ちなみに、昔からやっている方は書籍要約動画やずんだもん動画を量産し放題で荒稼ぎしてるんだろうなあ、とか思いました。
また、テキストからずんだもん解説動画の台本をAIを自動生成するプロンプトは、以下のZennの記事で公開しています!
https://zenn.dev/nagisora/articles/d351f437a85216
私の目に止まった記事
AIが頭悪くなっているらしい
日本のトップAIエンジニアの元木さんのツイートから、「gpt-4oもclaudeも本当に頭悪くなった。」ということです。
このツイートには多くの反響があり、他の方も同じように感じていることが分かりました。
この理由として様々な推測があり、「AIの進化スピードが速すぎるのでストップが掛かった」「次のモデルを良く見せるために現行の性能を落としている」などです。
私はCursorでGeminiの無料版を使ったり、ChatGPTの無料版でGPT-4o-miniを使うなど、安価なモデルしか使わないのでAIが頭悪くなったとはあまり感じていません。
ただ言われてみれば、ChatGPTの無料版を使っている時に4oから4o-miniに切り替わった時に、「思った通りの出力になった」って感じたので、「高性能なモデルがバカになった」というのはあるかもしれません。
「アイディア出しの技術」を生成AIに学ばせた結果がすごすぎた
AIにアイディア出し技法を教え、それを使ってアイディアを出させたら良かったという記事です。
私も実際にGeminiで使ってみましたが結構よい感じで、一般的なアイディアの言語化はもちろん、少し奇抜なアイディアもあったので、それが1分で出るのでメチャメチャ簡単でした。
今後、何かアイディアを出す時にはこの方法を使おうと思います。
なぜ苦戦?転職できない「年収550万円未満エンジニア」が取るべき“たった一つ”の戦略
年収の高い優秀なエンジニアはヘッドハンティングなどで転職しているので、能力の低いエンジニアはヤバイぞって話です。
この記事で私が思ったのは、「優秀な人はやっぱりヘッドハンティングされるんだなあ」と言うことです。
私もこのマガジンを書いているのは「私個人」の認知度を上げるのも主な目的の一つで、ヘッドハンティングも狙っています。
ちなみに、元記事には私が有益と思った低年収の人が取るべき具体的な対策は書いていませんでした。
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特に次の週に書くことが決まっているわけではありませんが、マガジンを執筆していて「このテーマも書かなければ!」と思いつくことがしばしばあります。そこで、そんなテーマはここに備忘録として書いておくことにします。ただし、来週号に書けるとは限らないので、ご了承ください。
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