【米国株】(超高配当)利回り7%超え!!BDC銘柄を二つご紹介(ARCC・MAIN)
今回は高配当で有名なBDC銘柄についてと、私が実際に保有しているお勧め銘柄についてご紹介させていただこうと思います✨
※お勧め銘柄であってお勧めの投資先ではないです。リスク許容度に合った投資を心がけましょう!!
投資は自己責任・自己判断でお願いしますね🥺
🇯🇵宣伝🇯🇵
・マンガでわかる最強の株入門
私が初めて購入した株関連の本になります。
漫画で楽しく株について学ぶことができますし、初心者に必要な知識が詰まっています✨
・漫画 バビロン大富豪の教え
これはもう素晴らしいです。お金に対する概念が変わります。
漫画で分かりやすく、この本に載っている内容を実践すれば、大金持ちには慣れなくとも、小金持ちへの道は切り開くことができると思います。
BDC銘柄とは
分析メインにしたいので、説明は他の方のお言葉を引用させていただきます
BDC(Business Development Company)とは、主に中・小規模の未上場企業や上場企業に融資を行なったり、株式や債券などに投資を行なう投資法人です。BDCの多くが米国の金融商品取引所に上場し、市場を通じて資金調達をしています。
参照元URL:https://tsuker.net/2018/05/post-1016.html#toc3
BDC銘柄のメリット
・めちゃくちゃ高配当(暴落時には利回り10%超えの時も)
なんと言っても高配当であるのが魅力的です✨
今回ご紹介するARCCは驚異の8.5%超えの配当利回りです。
高配当にできる理由は、「REIT」と似ていて、利益の90%以上を投資家に配当として分配することによって、法人所得税が免除される仕組みだからです。
・普段とは異なるアセットクラスへの投資
中小及び新興企業への融資も行っているので、普段投資できないような企業をBDC銘柄を通して投資することができます。PFのスパイス程度として考えるのは良いかもしれないですね。
BDC銘柄のデメリット
・減配&株価下落のリスクあり
多くの高配当銘柄にも言えることですが、減配した際には株価が暴落する可能性が高いです。配当金ももらえず資産も減るので、最悪のダブルパンチをくらう可能性があります。
・景気敏感株
倒産リスクの高い企業にもお金を貸しているため、景気が悪くなれば、売られやすくなります。景気によって株価が左右されてしまうので、安心して保有し続けることはできないですよね。
・キャピタルゲインは狙えない
90%を株主に換言してしまっている時点で、成長を期待することができず、一般的なBDC銘柄は株価は暴落時以外の株価は横ばいになります。
そのため、キャピタルゲインを狙うことができない銘柄が多いです。
💰【ARCC】お勧め銘柄①💰
【ARCC】エイリス・キャピタルとは?
名称 :エイリス・キャピタル
株価 :$17.9400(2021/2/12時点)
配当金 :$1.60(一株あたり)
配当利回り:8.99%(予想)
配当頻度 :3月、6月、9月、12月
※SBI証券では投資できない(楽天証券は可能)
エイリス・キャピタル(ARCC)はBDC銘柄の最大手で、新興企業や中堅企業への出資が主な事業内容になります。各企業へ貸付を行うことにより得られる金利が主な収入源です。
配当利回りは「8.99%」とかなりの高配当です。
【ARCC】チャート
(5年チャート)
少しずつ右肩上がりになってはいますが、コロナショック前では「$18」前後といったところでしょうか。次は1年チャートを見てみましょう。
(1年チャート)
コロナショックで大暴落し、「$8.08」まで株価を下落させています。この時の配当利回りは驚異の「19.8%」でしたが、株価は約42%になったので、ホルダーの方は気が気ではなかったと思います。
※チャート引用元:https://www.bloomberg.co.jp/quote/ARCC:US
【ARCC】財務情報
Revenue(収益)はここ5年では増加傾向にありましたが、コロナの影響もあり、2020年は少し下がっていますね。しかし、思ったよりコロナの影響を受けていない印象です。
Operating Income(営業利益)も収益と似たような推移ですね。
※引用元:https://jp.reuters.com/companies/ARCC.OQ/financials/income-statement-annual
【ARCC】配当金推移
凹んでいるところがありますが、追加配当が支給された箇所で、減配しているわけではないです。
2015年から安定して配当を出しています。
なんとコロナショック時にも減配をせずにしっかり配当を出しています。
※引用元:https://a2-finance.com/ja/issuers/ares-capital/dividends
・ポートフォリオ構成
業界的には「Health Care Services(ヘルスケアサービス):17.3%」と「Software & Services(ソフトウェア & サービス)15.1%」の比重が高いですね。
ポートフォリオ数は350になります。
※引用元:https://www.arescapitalcorp.com/
※引用元:http://www.arescapitalcorp-ir.com/investor-resources/default.aspx
【ARCC】まとめ
今回お話には含めませんでしたが、ARCCはリーマンショックも乗り越えて株価・配当を戻した企業になります。景気敏感株とは言いましたが、しっかり配当を継続してもらえるならずっと持っていたい銘柄になりますね。
💰【MAIN】お勧め銘柄②💰
【MAIN】メイン・ストリート・キャピタルとは?
名称 :メイン・ストリート・キャピタル
株価 :$34.4400(2021/2/12時点)
配当金 :$2.46(一株あたり)
配当利回り:7.17%(予想)
配当頻度 :毎月
※SBI証券では投資できない(楽天証券は可能)
メイン・ストリート・キャピタル(MAIN)は、ARCC同様BDC銘柄で、銀行から融資を受けられないようなベンチャー企業などに対してお金の貸付を行っています。
【MAIN】チャート
(5年チャート)
BDC銘柄ではキャピタルゲインは狙えないと、デメリットに記載しましたが、実はMAINだけは違っていて、右肩上がりに株価を伸ばしています。しかしながらコロナショックにより株価を下落させ、現在もまだ戻していない状態になります。コロナショック前の株価は「$44」前後といったところでしょうか。次は1年チャートを見てみましょう。
(1年チャート)
コロナショックで大暴落し、「$15.74」まで株価を下落させています。この時の配当利回りは「15.6%」でしたが、株価は約35%になったので、下落率はARCCより大きいですね。
※チャート引用元:https://www.bloomberg.co.jp/quote/MAIN:US
【MAIN】財務情報
Revenue(収益)はここ5年では増加していて、Operating Income(営業利益)も収益と似たような推移ですね。
2020年の情報が載っていなかったので四半期でみてみましょう。
2020年は厳しい数値となっていますね。「平均53.37」なので、仮置きで考えると2020年の収益は「213.48」程度になると思われます。
前年は「243.37」でしたので、厳しい状況ですね。
収益が戻らなければ、株価も中々戻らないでしょう。
※引用元:https://jp.reuters.com/companies/MAIN.K/financials/income-statement-quarterly
【MAIN】配当金推移
2020年にグラフが表示されていない箇所がありますが、データが無いだけで、毎月同じ配当金を受け取ることができていたと思います。
毎年一回、配当金が突き抜けているところがありますが、そこは12月の特別配当になります。
グラフから見ても分かるように増配傾向にありますが、現在の収益や利益の状態を考えると、配当維持か悪ければ減配の可能性もありますね。
※引用元:https://a2-finance.com/ja/issuers/main-street-capital/dividends
【MAIN】ポートフォリオ構成
MAINは180のポートフォリオに対して分散を行っています。また、一つの業界ではなく複数の業界に分散されていることが分かります。一番高い業界はMachineryの7%です。
※引用元:3rd Quarter 2020 MAIN Investor Presentation
※引用元:https://ir.mainstcapital.com/
【MAIN】まとめ
コロナの影響で、2020年は厳しい数値になっていますが、コロナワクチンなどが広がれば収益も改善されていくのではないかと思っています。
コロナ中でも減配せずにしっかり配当を出しているのは安心感がありますね。
株価もコロナ前までは戻っておらず、まだまだ割安なのではないでしょうか。(減配+株価暴落のリスクはありますが)
【ARCC】と【MAIN】の比較
ARCCの方が大規模で配当利回りも高く、コロナの中でもしっかり収益を出すことができていますので、安心感を持って投資することができると思います。しかしながら株価はコロナ前まで戻ってきてしまっているので、今すぐ投資すべきかは難しいところですね。(私は今は手を出さず暴落時のタイミングで買い増そうと思っています)
MAINについては、業績はパッとしない結果でしたが、株価はまだまだコロナ前までには戻っていないので、今後の上昇も期待できます。短期的に下がるタイミングがあれば買い増しをしたいと思っています。
最後に
DBC銘柄は高配当でとても魅力的ですが、ハイリスク・ハイリターンの銘柄になります。PFに組み込む場合は数%程度に抑えることが重要だと思います。
コロナショックでは50%以上も株価を落としているので、100万円がいきなり50万円になってしまう可能性もありますので自分のリスク許容度にあった投資をおすすめします!!
最後まで読んでいただきありがとうございました✨
参考サイト
【ARCC】や【MAIN】などの高配当BDC銘柄の魅力と気をつけること
BDC(Business Development Company)とは? 米国中小企業ファンド
BDCとは?