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UFCフライ級の将来についての予想
先程ジョシュア・ヴァン vs ブルーノ・シウバという
個人的にかなり期待のカードが組まれたので
UFCにおけるフライ級の将来について個人的な予想を書き記すのと同時に
数年後答え合わせが出来ればと思い書くことにしました。
結論から先に言うとUFCのフライ級はアジア圏に向けた階級になっていくと思っていて
アジアやその近辺の出身の選手やアジアの団体で戦っていた選手たちがメインで戦うようになり
逆に北米や南米の選手たちはアジアの団体に来るという
逆転現象が起きるのではないかと思っています。
![](https://assets.st-note.com/img/1735859290-0VMZCYjau4U5d1ERvwxPonHq.png?width=1200)
これを見ても分かる通りヴァン(ミャンマー🇲🇲)朝倉海(日本🇯🇵)
エルセグ(オーストラリア🇦🇺)でアルマバイエフが(カザフスタン🇰🇿)
出身はアンゴラ🇦🇴ながらRIZIN🇯🇵を主戦場にしていたケイプ
平良達郎(日本🇯🇵) カイ・カラ・フランス(ニュージーランド🇳🇿)
そしてアルバジが(イラク🇮🇶)と多少強引な所はあれど
ランカー15人中8人がアジア圏(オセアニアも含む)に縁があるという事が分かります。
そして更にRTUから鶴屋怜(日本🇯🇵)RIZINからテミロフ(ウズベキスタン🇺🇿)など
様々なアジアに縁のある選手が増えています。
しかし反対にムハマド・モカエフ(イギリス🇬🇧)や
マテウス・ニコラウ(ブラジル🇧🇷)といった選手達は
素行面の問題(モカエフ)や連敗していた(ニコラウ)
といったある程度の事情はあれど
ランキング入りしていたにも関わらずリリースされています。
では何故UFCがフライ級をアジア贔屓にしているかというと
至ってシンプルでフライ級に興味を持っているのが
アジア圏の格闘技ファンだけだからという話です。
そもそもアメリカの格闘技ファンというのは
重たい階級こそ正義という考え方が強く
ボクシングに始まりPRIDEや旧K-1などでも
主役はやはりヘビー級だったと感じます。
その中でUFCにおけるフライ級は男子の階級の中では1番歴史も浅く
創設されたのは2012年であり2019年頃には廃止が検討されていた程でした。
現在UFCフライ級チャンピオンであるアレシャンドレ・パントージャのInstagramのフォロワーは
わずか33万人しかおらずこれは全ての階級の王者(女子も含む)
の中でも群を抜いて少ない数となっています。
![](https://assets.st-note.com/img/1735864039-3C79Z8VDXlQMKmzxkIcytBfS.png?width=1200)
ちなみにその次にフォロワーが少ないのがジュリアナ・ペーニャの53万人です
![](https://assets.st-note.com/img/1735864065-0ngdq1T8MthHKLucrY2AQyeF.png?width=1200)
そういった観点から見てもフライ級を真剣に見ているアメリカの格闘技ファンはあまり多くはなく
下手したら日本人のファンの方が真剣に観ている人数が多いのでは
と感じてしまう程です。
(一応TUF33でウェルター級と一緒にフライ級も開催されるが…)
そのような現状がありながら階級を廃止する訳にもいかないといった結果
今後のUFCフライ級は北米ではなくアジア圏に向けたマッチメイクが
増えていくのではないかと考えています。
そうなると既にUFCをリリースされていたり
まだUFCと契約していない北米の選手は
逆にRIZINなどのリングに来る可能性も高まるのではないかと思っており
今年開催が噂されるフライ級グランプリにUFC経験者や他団体の王者クラスを
呼ぶことも出来るのではないかと期待しています。
長々と書いては来ましたがUFCフライ級で
平良達郎が日本人初のチャンピオンになる日や
アジア人同士のタイトルマッチが見られる日も
そう遠くはないと考えているので
それを楽しみに生きていこうかという期待と
今後のMMA界のフライ級についての予想でした。