#4 ひたすらにdefspiralの話
#3はツアーファイナル前に書いたものでした。
5/26にツアーファイナルを迎え、少し時間が経ってしまいましたがその話を。
ツアーファイナルの模様はこれが詳しい。
本公演は記事にもあるとおり後ろのLEDパネルを活用して、VJが入ってました。最初の蝶が飛んでるところ、都会から始まるんだ〜と思った(だから何というわけではなく)
作家さんはNUL.でもdefspiralでも何度か(だよね?)ご一緒してる方なので、解釈違いだなぁとかはないしクオリティ高いと思うけど、そもそも後ろでLEDパネルが光ってるとメンバーの顔がよく見えないんだよな〜〜と思ってしまう過激派顔ファン(?)としては、やりたいことは理解するけど映像なくてもいいなと思っちゃう派です。すまん。
現地はまだしも、配信で見ると本当に顔の表情とかわからなくなるから。そのあたり照明技術をもって改善されてきたりするのでしょうか。
まぁそんなぼやきはさておき。
公演は、ツアーでやってきたことの総まとめ!なセットリスト。
名古屋で初めて聴いて「正解これじゃん」と思った「MOBIUS the Basement」からの「光の世界」の流れ。「明日への階段」からの「HALO」という希望から希望への繋ぎ。
ツアー中いつも思ってたけど、明日への階段の演奏が本当にすごすぎて絶対曲終わりで拍手喝采してしまうんだよね。そのあとブレイクじゃないと分かっていても…。本当はHALO終わりまで拍手我慢した方がよかったんじゃないか?と思ってました。
でもあそこであの拍手が起きるのは会場中自然発生的な流れだったと思うから許してほしいの気持ち。
TAKAの声も絶好調で、まじで全身から声出てた。
本当にこの人の歌を聞くたびに「もっともっと広いところで歌わせてあげたい」「この人の声はこの規模のハコに収まる声じゃない」と心から思う。
でかいホールで体感したいな〜ワンマンを!!!
「こんなに名残惜しいツアーは初めて」とRYOさんがツイートしてましたが、私もです。
MCでTAKAさんが「幸せの赤い花は咲きましたか?」「青い蝶は見つかりましたか?」とこの「ULYSSES」という作品のテーマに沿って問いかけてくれたけど、その答えは「まだ」だなぁと思ってて。
各地で曲の繋ぎを変えたり、セミファイナルになった初台公演では収録順そのまま演奏したり(これが体感できなかったのはめちゃくちゃ残念だった)、ちょっとした変化のつけ方で曲の聴こえ方が全然違う、というのは大いにある話しで(いつも不思議だなぁと思う)まだまだ深いところにいけそうな気がする状態で終わっちゃったなぁと思うので。
「未完成の美」というものがあるとしたら、今回はそれだったんじゃないかと。
自分の中ではまだ咀嚼しきれてない感覚です。
でも一つ確信したのは新章が始まったなということ。昨年から1年以上アウトプットし続けているように見えるTAKAさんが次に何を出してくるか(はたまた小休止するか)、そしてこの作品のあとにMASATOさんやRYOさんは何を書く?というのが非常に楽しみであります。
次作を待ちつつ、まだしばらくULYSSESを咀嚼していこうと思います!