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フィンランド留学備忘録:学生寮について

フィンランドの学生寮は、大学が提供しているのではなく、地域の不動産屋さんが学生向けに運営しています。ラップランドでは、DASという組織が運営しており、地域の高校生、専門学生、大学生が住めます。
そのため、学生の数に対して圧倒的にアパートの数が少ないです。ホームページでも足りていないので早めに申し込んでね〜と言っているほどです。
交換留学生は、家具付きの部屋が確保されており足りないということはあまりないみたいですが、正規生は早めに申請しないと家がないということになりかねません。

タイムスケジュール
3/27 合格通知が届く
4/12 individual apartment に申し込み
7/16 offerが届く
7/17 合格通知、deposit €200支払い
9/1   契約開始

オファーが届くまでに3ヶ月以上かかりました。6月終わりから7月初めにオファーがリリースされると聞いていたのになかなかメールが届かず、周りのみんなはちょくちょく受け取っていたので、かなり心配しました。DASに忘れていないかメールをしましたが、待てとしか言われず、プライベートのアパートを高いですが借りることも検討しました。

部屋の種類

DASの提供している部屋タイプですが、大体の街で同じかと思います。
Shared apartment:2~3人でシャワー、トイレ、キッチンをシェアしますが、自分の部屋はそれぞれあります。家具が付いていることが多く、交換留学生や学部生がこのタイプに申し込んでいるイメージです。一番価格が安くなっています。
Individualized shared apartment:
キッチンを2人でシャアしますが、トイレとシャワーは個人のものがあります。私はこのタイプに住んでいて、フィンランドの子とキッチンをシェアしています。
Studio:
ワンルームのアパートで、キッチン、トイレ、シャワー全て自分のものがあります。
Two-room apartment:
カップルや家族向けです。
Three-room apartment:
こちらも家族向けです。家族に1人でも学生がいればDASへの申し込み可能なので、高校生の子供がいて家族で住んでいる人は割といます。プライベートのアパートに比べて圧倒的に安いですしね☺︎


同じ部屋タイプに申し込んでも、建物によって部屋の様子は全く違います、また、同じ建物内でも間取りは全く異なるようです。私の部屋には、壁に大きな棚がありますが、キッチンをシャアしているフィンランドの子の部屋には、ありませんでした。また、部屋は1人様にも関わらずかなり広いです。

ベットコーナーと元からついていた本棚
反対側、洋服を左の棚に入れています
1人で使っているシャワーとトイレ


こちらはシェアキッチン


そしてフィンランドのアパートには共同かプライベートのサウナがついています。週2〜3日使用できる日が決まっており、ホームページから予約して1時間使用することができます。

また、洗濯機も予約して無料で使用することができます。一回1時間、週に6時間まで利用可能です。

乾燥機もあります


他にもジムや共同スペースの貸し出しもあります。この前初めて共同スペースを使用しました。

Individual apartment はこんな感じで、水道、電気、Wi-Fi含め€320程度です。もちろん建物によって価格は異なりますが、大体これくらいになっています。学生寮なのでやはり安いです。家具なしの部屋でしたが、セカンドハンドをうまく使えば、初期投資のみで長い目で見ればお得かと思います。

今回も読んでいただきありがとうございました。☺︎


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