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よくない流れに気付いた私

また、やってしまった。


あーーーー、この流れはよくない。


私は何か調子が悪いときに新しいことを始めて、その新しいことの情報集めにコミュニティに入って、そのコミュニティで質問して盛り上がって、その話ができることに興奮して、そこが楽しくなって、本来の目的であるやりたいことがほぼ進まずにいることに気付く現象。


これに何か名前をつけたい。


なんだろうか?


結局、私も、みんなも努力することが嫌いなのだ。


でも出来ないことはストレスでしかない。


そのジレンマを解消するためにコミュニティを作る。


コミュニティを作って、ジレンマをどうにかこうにか誤魔化しているんだ。


その生ぬるいとも言える環境が案外心地がいい。


だからそこで会話することが目的になってる人もなかなか抜け出せない人もいる。


早々に抜け出せた人は、こいつら本気ではないなと捉えられて、そっと抜けていく。


本当にやりたいことがある人は、たとえ独りでも、どんな環境でも、結果が出るか、自分が納得するまで、とことんやるのだ。


なんだかハッとしてしまった。


これで何度ハッとしたのだろうか。


今度もコミュニティを抜けたほうがいいかもしれない。


結果が出ている人と比べては嫉妬をして何が違うんだと怒ったり、自分の至らなさに嘆くだけで何も進まなくなるからだ。


そんなことをしている暇があるならやりたいことをさっさとやるのだ。


今やることは応募したい系統の小説の好きな作家さんの作品を改めて読んで、写生したり、設定やキャラをメモってどんな話の流れなのかを把握するとかの研究をしたい。


そしてそれが終わったら改めてプロットを作って書いてみる。


写生に関しては、わかつきひかる先生の小説の指南書的な本に書かれていた。


昔調べたどこかのサイトの作家さんも同じことを言っていた。


昔はわざわざ小説を書き写すなんてそんな途方もないことをわざわざ?という気分だった。


だが、わかつきひかる先生の話でハッとした。


小説はジャンルによって書き方がまるで違う。


ライトノベル系なら軽い文章で会話が多かったり、擬音が多かったりする。


だが、大衆小説や、純文学系は硬い文章で、会話は少なく、擬音は文章で説明する。


すごく簡単に説明するとこういうことだ。


確かに読むときは全然意識しないが、確かに作品の雰囲気がまるで違う。


もちろん、文章の練習にもなるだろう。


長編を書いたことがない人にはボリュームの目安にもなるだろう。


写生用に選んだ作品は短編だが、それは短編だから選んだわけではなく、独特の雰囲気を真似したいということもあり選んだ。

この作戦が上手くいったら、今度は長編にも挑戦したい。

と、ここまで昨日書いて、今日早速、件の作品を読んでみたが、10年以上昔に読んだせいか、作品を美化していたのか、それとも少し体調不良のせいか、思っていたより面白いと感じなくて、どんなキャラなんだコイツは…と気になり出したら止まらず読み進められないという最悪の自体に…。

作品の雰囲気としては好きだったはずだが、文体などは実は好きではなかった可能性もある。
そう考えると、何作品も読んで好きな作家のほうがいいのかもしれない。
引っ越しを相次いでしていた過去のせいで手元にほとんど小説が残ってないのが悔やまれる……。

今すぐ本屋に走って行って買い直したいくらいだ。
実は今日は商業施設に買い物に行ったのだが、夫には小説家になりたいなどと、何も話してない故に、急に小説をかご一杯に買うという奇行に走る妻が出来上がるだけだと思い直し、横目で本屋を見つつスルーした。

話してもいいのだが、今すぐ読ませられるほどの作品がない。

短編ならあるが、何となくの気分で書いたそれを見せるのは違うし、それなりの出来の長編を見せるのが筋だろう。

と私は思う。

今は自分のなかで気になる疑問ばかりが頭を巡っていて、方々で質問したり、調べたりとしているが、これも結局現実を見たくない現実逃避に近いものなのかもしれない。

人間が一番悪とする『面倒くさい』という感情。

これすらなければ、やりたいことも、きっと人間関係も、うまく行くはずなのにと思う。

結局なんだか振り出しに戻ってしまった気分だ。

改めて模索したい。

書きたいもののプロットを練るほうが先か。

なんだか焦りだけを感じて慌てて140字小説をXに投稿したが、出来が明らかに悪い……。

焦るといいことは一つもない。

焦らずに一つ一つクリアしていこう。

年単位で考えていかないとダメだ。

来年までには長編作れるようにはなりたい。

その前に短編の10万字が先か。

出来はともかく、最後まで書けるようになるのが先かもしれない。

書いてからブラッシュアップ。

恐らくこれに尽きる。

考えながら一から文章を考えるのは思ったより時間が掛かる。
この文章も文字数は2000文字なのに一時間半程度は掛かっている。

私の打ち込みの遅さも関係しているとは思うが。

課題は山積みだ。

私にはこんなこと出来るのだろうか?

本当はリアルの人間にも宣言したほうがよさそうだとは分かっているが……。

うっかり弟にしゃべりそうになったが、慌てて止めた。

15年も昔の自分の小説を面白かったと誉められたからと本気になりだすなんて調子に海苔すぎている。

それもあの文章は私一人で書いたものではない。

当時の弟はまだ小学生だ。

確かにあの小説は児童文学っぽさを目指して書いたものだ。
だから小学生の弟にも理解できただけだ。

とはいえ、確かにあの小説は私が今まで書いた中で一番気に入っている。

だから書き直してもっとボリューム増やしてどこかに出したい気持ちはある。

いつかここか、どこかの公募に応募しようかと少し思っている。

いや、実は昔からぼんやり思っていた。

まともに感想をあまりもらったことない人間は、こうも思い上がるのか……と頭のすみの冷静な私が言う。

やはり、他人に読まれて感想をもらうのは大事らしい。

と、ごくごく当たり前のことを再確認してこの話を終わらせたい。

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なごみ猫@気まぐれ更新
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