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衣替えはもう済んだ? リネットプレミアムクロークとサマリーポケットを比較してみた

夜は花冷えの日が続いていますが、そろそろ衣替えを……という方も多い時期なのではないでしょうか。

先日Twitterでこんなツイートをしたところ、多くの方からの反響をいただきました。

サマリーポケットはこれまでもローンチ時から衣替え時に毎シーズン使っていたのですが、冬物に関して、下記の条件にあてはまるもの、

・クリーニングに出したいもの(自宅であらえないもの)
・なおかつ、ハンガー掛けで保管したいもの

つまり、アウター類に関してはサマリーポケットに預けず、これまで数年間「リネット保管」(今は、リネットプレミアムクロークという名称のようです)を使っていました。

サマリーポケットにもオプションでクリーニングサービスがあるのですが、アウターはかさばるので、1つのボックスに3,4枚しか入らなさそうだなと考えると、アウターだけで2箱は必要になり、サマリーポケットだと保管代が高く付きそうだと思っていたからです。

で、今年新たに登場したのが、スタンダードプランのラージボックス。衣装ケース1箱分のサイズで、これならアウター類もまるっと入りそうな感じ。

で、今年の衣替えはどうしようと考えはじめたときに、改めてトータルのコストを計算して、サマリーポケットとリネットの比較をしてみました。

まず、サマリーポケットは保管を前提にしたサービスで、リネットプレミアムクロークはクリーニングを前提としたサービスなので、料金体系が全く違うのですよね。単純に比較しづらい…。

(あえて手書きにしてみたのですが、読みづらくてすみませんw)

ちなみに、私の夫はサマリーポケットの中の人間ではありますが、サービスの利用やこちらの記事の執筆に関して、金銭や物品の譲受等は一切受けておりません。あしからず。

まず、フラットに比較するための条件からです。

預ける着数:アウターのみ7点

【理由】リネット保管の販売単位が7点/12点/18点となっており、アウターだけと考えると7着が妥当な数値のため。確かこれまでも7点のパックを使っていた(ハズ)。

保管期間:6ヶ月

【理由】冬物の厚手アウターのみを預けるので、次必要になるのは10月上旬くらいでしょう。よって、保管期間を4月上旬〜10月上旬の6ヶ月と仮定しました。

ハンガー保管は必須

【理由】厚手のアウターを畳んで保管すると単純にシワシワになってしまって、クリーニングをしてしまう意味が半減してしまいます。リネットはデフォルトでハンガー保管ですが、サマリーポケットに関しては基本がダンボールに入れての保管になるので、念のため。


まずは、金額のみを比較するぞ

リネットプレミアムクロークに預けた場合

最初に、料金がわかりやすいリネットからいきましょう。リネットはほぼ常に何らかのキャンペーンをやっているので、計算がしにくいのですが、4/16まで実施中のキャンペーン料金で比較してみたいと思います。

リネットプレミアムクロークには通常プランである「プレミアムクローク」さまざまなオプションがついた「プレミアムクロークLuxe」の2種類のプランがあります。

リネットプレミアムクロークに預けた場合:¥9,480

リネットプレミアムクロークluxeに預けた場合:¥13,800

となります。


サマリーポケットに預けた場合

次にサマリーポケットです。こちらは料金体系がなかなか複雑です。

まず、サマリーポケットのプランには「スタンダードプラン」と「ブックスプラン」「エコノミープラン」の3つがあるのですが、クリーニングに対応しているのは「スタンダードプラン」だけですので、注意しましょう。

アウターを7着入れたいので、冒頭でも触れた「スタンダード・ラージ」のボックスを選びます。月額の保管料は¥500/箱です。つまり6ヶ月預けると保管料は¥3,000となり……そうなところなのですが、今回はオプションとして「ハンガー保管」と「クリーニング」を選択するので、状況が変わります。

ハンガー保管は1アイテムあたり¥60/月の金額が月額保管料に加算されるのですが、ボックス内の荷物を全てハンガー保管にした場合はボックス分の月額保管料は発生しないそう。

つまり、入庫が完了したらすぐにハンガー保管に切り替えれば、ボックスの保管料はかからず、ハンガー保管のみの料金で済むようです。

今回は7着を6ヶ月預けるので、¥60×7着=¥420(月額保管料)×6ヶ月(保管期間)で、トータルの保管料は¥2,520。箱ごと保管するより安くなりましたね。

はい。次にクリーニングの料金です。リネットと同様にクリーニングの内容の違いで2つのコースから選べるようになっています。

スタンダードコース: ¥620/1アイテム
プレミアムコース: ¥880/1アイテム

7着出したとすると、

スタンダードコース: ¥4,340
プレミアムコース: ¥6,160

となります。

最後に、送料です。リネットプレミアムクロークは送料が無料なのですが、サマリーポケットに関しては、取り出すときのみ、送料がかかります。スタンダード・ラージボックスの取り出し送料は¥980です。

では、サマリーポケットの料金をまとめてみましょう。

【保管料】¥2,520
【クリーニング料】
 スタンダードコース: ¥4,340
 プレミアムコース: ¥6,160
【取り出し送料】¥980

つまり、

【合計】
 スタンダードコースを利用した場合: ¥7,840
 プレミアムコースを利用した場合: ¥9,660

となり、

まとめると、このようになります。

意外に(?)サマリーポケットの方がトータルで安くなるようです。

機能・サービス比較をしてみる

リネットプレミアムクロークの訴求ポイントは以下の通り。

・繊維が蘇るプレミアム仕上げ
・無料しみ抜き
・アパレル仕様の倉庫で保管

プレミアムクロークluxeの場合、上記にプラスして以下のオプションが付きます。

・全品手仕上げ
・アウターへ撥水加工
・花粉ガード加工
・オリジナルの防虫剤付き
・届け日を変更可能
・安心保証プログラム
・不織布包装

昨年、こちらのプランを利用したのですが、アウターへ撥水加工を施してくれるのがなかなか良かったです。

対してサマリーポケットは、

・1点1点写真を撮影してくれて、アプリから管理できる
・1点から、いつでも取り出し可能
・保管のプロ、寺田倉庫が運用する倉庫なので安心
・しみ抜き

プレミアムコースの場合は、

・通常のドライクリーニングでは除去することができない水溶性の汚れを落とすことができる特殊ドライクリーニング「アクアプラス」を採用

とのこと。

ウェブサイトの写真を見る限り、ハンガー保管にすると不織布のカバーかけて保管してくれるようです。

両者の共通点と、いいところ・そんなによくないところをまとめてみると、こんな感じ。

まあなんというか、一長一短といった感じです。

サマリーポケットは収納サービスだけあって、やはり収納したアイテムの取り出しや管理が容易なのが魅力的。ただ、料金体系が複雑で最終的なコストを計算するのが大変だし、入庫の通知が来たのちにハンガー保管指定とクリーニングを別途指定しなければいけないので、それがちょっと面倒。集荷依頼をかけるときに、一緒にオプションを指定できればよいのになーと思うのですがね。

対してリネットはやはりクリーニング専業ということで、プレミアムクロークluxeを選んだ際のクリーニングオプションの多さが魅力です。ただ、一度預けてしまうと、返却期間にしか手元に戻すことができないので、ちょっと利便性に欠けるかなとも。

ただ、サマリーポケットはクリーニングはあくまでもサービスのいちオプションで、それ自体の品質をすごく推しているわけではないので、そのあたり、もっと訴求できるポイントがあったりするのかなとも思います。「アクアプラス」が果たしてどの程度よいクリーニングなのかがわからない。

あなたはどちらを選ぶ?

結局、私は冒頭のツイートの通り、今シーズンはアウター類も全てサマリーポケットにあずけて、全ての服をサマリーポケットへ集約することに決めました。

そこそこ衣装持ちなタイプな人間なので、色々なところに預けてしまうと、どこにいったのかがわからなくなってしまったりするんですよね……。アプリ上から写真で何を預けているのかをチェックできるのは、やはり便利だし、1点からいつでも取り出しができるのも利便性高いです。

【とりあえず、先述の条件に当てはまるアイテム以外の秋冬物を先に入庫した図】

と、いうわけで、みなさまご自身の生活スタイルやニーズに合わせて選んでみて下さい。冬物のアウターは場所を取るので、自宅に保管するよりも、絶対に外に預けてしまったほうがよいですよ!(豪邸に住んでいる場合は除く)

少しでも、お役に立てれば幸いです!

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nagiko | Nagisa Ichikawa
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