石けん洗濯とアルカリ洗濯

肌が弱いという理由で、あるいは環境問題から石鹸を主成分にした洗剤を使って洗濯している方も多いと思います。
かくいうkinaは結構有名な「お肌にやさしい洗濯石鹸」を使ったら、身体中に湿疹ができたという肌質の持ち主で、その一件で改めて「肌に優しい」という言葉を疑ってかかるようになってしまいました^_^;

今までも洗濯には石鹸を使ってたのですが、やれ冬になったら溶けにくい、液体の洗濯石鹸は泡立ちと汚れ落ちが悪い、油断したらすぐに黒カビが…ということでイライラしてきて、色々ネットで調べてみて、「アルカリ洗濯」というものを実験で始めてみました。
アルカリ洗濯というのは、石鹸以外のアルカリ性の物質、例えば重曹や炭酸ナトリウムで衣類を洗濯するという洗濯方法です。
日本でも、石鹸が入ってくる前はアルカリ洗濯が当たり前だったそうで、基本的に泥汚れのようなものは水だけでも落ちるのですが、汗や血液のようなタンパク質の汚れは水だけでなく、アルカリ性の物質で落とせるので、その性質を利用した洗濯法です。

kinaは過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)で洗濯してみましたが…結構良いです。
基本的な汚れと臭いはきちんと落ちますし、血液や汗の成分が染み込んだような汚れは、石鹸で部分洗いをすることでほとんど取れます。
アルカリ洗濯というと、セスキ炭酸ソーダが有名ですが、kinaの場合、あれだと臭いが落ちにくいところがあるように思うので、過炭酸ナトリウムを使ってます。
すすぎは1回で済むので、節約になるのと環境の負担になりにくいのも良いところかと。
もちろん、湿疹も出ていません。

「絶対大丈夫!」とは言えないところもありますが、石鹸洗濯に色々お悩みの方や、肌に優しい洗剤をお探しで疲れてしまった方は、アルカリ洗濯という選択肢もあることを知ってほしいと思います。

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よいぼしのなぎうた
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