「もったいない」という女性性

服を作っていると、どうしても出てくるのが布の余り。
少し前はちょっと大きいのはマスクにしたり、ウェス(使い捨てな雑巾と思っていただけたら)にしたりするのですが…大きめなのはもったいないので、ついついブラにしたり、ふんどしおぱんつにしたりしています。

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これははごろもブラの椿の型紙を使って作ったkina仕様σ^_^;
生地はズボンを作って余ったフェイクデニムのダブルガーゼです。
ふんどしおぱんつは3種類の余った生地を上手く組み合わせて使う、なんてこともザラにあります。

「下着を自分の気に入ったのや可愛いのにしたら女性性が上がる」と言われています。
それは全くもって否定は致しません。
花柄を好まないkinaでも、リバティプリントの可愛いデザインの下着を見たらテンション上がります。
でも、自分用に作った、余り布で作ったブラやショーツも見ていて嬉しくなります。
「うまく全部使ったぞ!」という達成感を味わうというか…貧乏性と言うのかもしれませんが。

kina以外にも「布が余るのがもったいない。だから小物や何かを作って使い切る」という方は多いみたいです。
それって、「余った布」という「必要がないもの」に生命や役目を吹き込むという女性性の働きではないのかな?と思ったりします。
「母性」とも言えるような気もしますが…σ^_^;

kinaはこれからも自分なりに可愛いと思える布を使って下着を作りますが、同時に余った布を組み合わせた下着を作ることも大切にしたいと思います。

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