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境の神と寿都
この間、ヒプノセラピーを受けました。
お願いしたのは漫画「ヒプノトラベル」の原案者榊めぐみさん。
プライベートな内容だったので詳細は控えますが、面白かったのが、「kinaのアドバイザー」として出てきたのが「寿都にいる大入道」でしたσ^_^;
この大入道さんにゴムボートを引っ張ってもらって、大成(現せたな町)の大田神社から海で松前の沖にある大島・小島まで引っ張ってもらうという、kinaに取っては垂涎ものの旅をしてきたのですが、その寿都にいる大入道は「人間が踏み込める場所と立ち入れない場所の境にいる神(精霊)のような存在」と言われました。
日本で有名な「境」になるのが大阪の堺市で、あそこには仁徳天皇陵を始めとする古墳がいくつもあります。
大阪の堺は古代は「生きているものと死者の境」だった…と
その中で大入道さんから「寿都良いとこ一度はおいで」と言われたので、天気の良い日を使って行ってきました。
寿都にある「弁慶岬」なら人も少ないだろうから新型コロナの感染リスクも少ないだろう…ということで。
ご主人いってらっしゃいにゃ。ぼくはお留守番にゃ。
弁慶岬から島牧村方面。
海の青と山の白のコントラストが美しい時期です。
水上勉の小説「飢餓海峡」の舞台になった岩内方面。
この海の青さがkinaの心の原風景だ…と改めて感じました。
ここは義経北方伝説で「弁慶が仲間の船を待っていたから弁慶岬と付けられた」ということになってますが、実際はアイヌ語で「ベルケイ(風の裂ける所)」と呼ばれていた場所で、そこに弁慶の逸話を当てた…という方が正解なんじゃないかと思います。
実際、寿都は風力発電が昔から行われているくらい風の強い場所。
「風が裂けるくらい強いとアイヌ語でも言われている地域だから、人が足を踏み入れる境界線の神がいる場所として相応しいのかな?」と思いました。
寿都の背後には道南最高峰の狩場山、雪崩が頻発して冬季登山が難しいと言われる大平山が控えていますしね。
ついでに、ちゃっかり大入道さんに「寿都に放射能廃棄物処理場作らせるの?」と聞いたところ…「そんなことがあろうものなら、日本の経済状況を悪化させて阻止する」と言われました。
寿都には温泉もあります。
新型コロナが終息したら行きたいなぁ…。
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