京王線事件の刃物男「バットマンのジョーカー」の仮装か
捜査関係者によると、午後8時ごろ、東京・調布市の京王線の電車内で「塩酸が撒かれた模様」「2両目に塩酸が撒かれた。5両目のシートが燃えている」などと通報があった。
60代の男性が男に刃物で刺され、意識不明の重体で、ほかにも8人がけがをしているということだ。
駆け付けた警察官が京王線国領駅で刺したとみられる男の身柄を確保した。
また、別の捜査関係者によると、男は20代で、バットマンのジョーカーの仮装をしていたということだ。
重体の60代の男性は腹を刺されたということだ。
東京消防庁によると、午後8時ごろ、電車の5両目のシートから出火したが、消防車など31台が出動し、午後8時半ごろ、若干燃えた程度でほぼ消し止められたということだ。
車内にいた乗客は当時の状況について、「20代くらいの男が刃物を振り回していた」「ペットボトルの入った液体を人にかけていた」と話している。
警視庁は男から事情を聴くなど詳しい状況を調べている。
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