世界一周ファーストクラスの旅19日目 イベリア航空でマドリードからオスロへ
旅好きNagiです。
世界一周ファーストクラスの旅の途中です。
アラカン一人旅をしていまあう。
日本と欧米の接客の違い
46日間の旅の中で、最も朝が早いフライトが、
このマドリードーオスロ間、朝10:10発です。
国際線ですので、(EU間なので入国審査はありませんが、
搭乗の際にもパスポートは必要です)
早めに行かねばと言うのもありますが、ラウンジで
ご飯を食べたいと言うのもあって、5時に起きました。
バスで空港まで行くか、ライドシェアか悩みましたが、
バス出発場所も昨日のうちに確認していたので、
まだ朝真っ暗な中、チェックアウトしてアトーチャ駅の隣にある
バス出発場所に向かいます。
6:20発には乗れそうです。
バスもほぼ定刻出発。
車内はまあまあの人が乗っていました。
ターミナル4まで乗ります。(終点)
出発ターミナルを目指し、チェックインをしようとしたら、長蛇の列。
自動チェックイン機が数台あるので、それのほうが
早いと思い、空いた機械で英語指示でチェックイン。(日本語訳は
ありませんでした)
周囲には機械に慣れない人がたくさんいて、1人の男性スタッフが
対応しています。
なかには「急ぎなんだけど」と言うお客さんがいましたが、
その若い男性スタッフは「ここにいる人みんな急いでます」
と冷静に答える。
日本でこの対応だとクレームになるでしょうが、でも確かに
そうなんですよね。その後このお客さんは黙ってしまったので、
正解だと思います。
ヨーロッパやアメリカでは、接客業の人に対して、ひどいことを
言わないように、言えないようにしている工夫が見られました。
注意書きで「スタッフに酷い対応をした場合は、通報します」
と書いていたテキサスのラウンジもありました。
理不尽なことで起こったお客さんが、スタッフにやつあたりするのは
どこの国にもあるんだなと思いましたが、それから従業員を守る姿勢を
形にしている雇用主には、好感が持てます。
日本もそうすればいいのにって思います。
ライドシェアは、乗った後ドライバーに星をつけることが
できるのですが、逆にドライバーからも星をつけることが
できるんです。
初めてライドシェアを使ったニューヨークでは、黒人ドライバーの
お兄さんに五つ星をつけたら、私も五つ星をもらいました!
なんか嬉しかったです。
きっと星が低い人は、そのうちライドシェアの利用ができなく
なるんじゃないかって想像します。
相互評価大事です。
日本は大抵のことがないと、ブラックリストに入れませんが、
いきなりブラックリストに入れるより、ちょくちょく評価する方がいいですよね。
お客様は神様、の考えは古いし、海外では通用しません。
あくまでも私の感想ですが。
イベリア航空ラウンジ
さて、いつもの通り少しラウンジを探すのに迷いましたが、
セキュリティを出てすぐ、のところに「イベリア航空ラウンジ」がありました。
まあまあ席は確保できたので、早速朝食をいただきます。
お腹ぺこぺこだったので、たくさんいただきました。
周囲を見ると、ビジネスマンとビジネスウーマンっぽい人が
いっぱい。
あとは観光客です。
EU圏内ならどこでも自由に仕事もできるから、
容易に国を跨いで仕事ができるヨーロッパって
すごいなと感じます。
スペインでは英語で話す人が少数。
英語圏でない国では、どこでも最初に「Hello」と言うことで、
「あ、この人は英語で話す人なんだ」とわかる、と言うことを習得しました。
すると相手も英語で対応してくれます。
空港やホテルは英語が通じますが、
街中だと英語できない人も多かったのが、スペインの印象です。
少し仕事をして、出発時刻の少し前に搭乗ゲートへ。
プライオリテイ1で乗れるのは本当に助かりますね。
2回目のイベリア航空
イベリア航空の飛行機は、今回もA321neo.
前回と同じです。
三席の真ん中はブロックされ、合計12席のみ。
早めに予約してよかったです。
ここで思いました。
このビジネスクラスは全員白人で、英語はあまり聞こえてこないので、
スペイン人かノルウエー人なのだろうと思いました。
少しだけスペイン語を勉強したことがあり、
スペイン語を話してるんだろうなというのはわかるから、
わからない言葉を話すイコールノルウエー人だと勝手に判断しました。
12人中日本人は私一人。アジア人も私1人。
これってすごい事じゃないか、と密かに思う。
誰もがやらない事をやってるんだ、と言う認識は
自己肯定感を上げてくれます。
(ただの変わり者?笑)
誰もはやらない、と言うことは、
誰もが興味が無いか、
誰もができないか、
のどちらなのですから。
旅には多くの人が興味があるけど、1人で世界一周は
なかなか実行に移す人がいないと言うことを、
改めて感じているところです。
もちろん勇気もいるし、
お金と時間が必要ですが、
一生に一度、短い人生、且つ旅が可能な時間は
限られてるのですから、自分の好きなことを
やればいい、って思ってます。
機内では、朝食ということでこちらの食事をいただきました。
やっぱり美味しい!
イベリア航空、美味しいです。
オスロはわかりやすい街
やがてオスロ国際空港に到着。
降りた途端に寒い。
少し厚着をしてて正解でした。
ダウンを着てる人もいますが私はヒートテックに頼って
ロングカーディガンだけです。
空港では入国審査はなし。
EU同士はないのですね。ロンドンからマドリードの際は、
イギリスがEUではないから、入国審査(すごく緩かったですが)
がありました。
EUかそうでないかは、日本にいると意識しませんが、
体験すると、絶対に忘れませんね。
これが本当の勉強かもしれません。
オスロからオスロ市内までは、電車と特急電車が早いみたいです。
チケット売り場でチケットを買い、乗り場を教えてもらい、
そのまま乗り込みましたが、果たしてこの電車でいいのか、と
心配になりGoogle先生に聞くと、普通の電車で、
且つ方面も正しいことが分かりました。
改札に来たお兄さんにも一応確認。
大丈夫。
24分でオスロ中央駅到着。(早いし、電車もほぼ定刻です)
ホテルまでは徒歩5分。
Googleで検索し、とりあえず海が見える出口に出て、海をしばし眺め、
ホテルへ向かいましたが、この旅で初めて、一度も迷わずにホテル到着!
奇跡です!
ニューヨークでは20分で到着するところを1時間歩いた、極度の方向音痴の
私にしては、相性がいい街かもしれないと勝手に思いました。
留学時代の友人に会えると思い、オスロを選びましたが、結局彼女の仕事の
都合で会えないと言うことがわかってるので、オスロは休息の地にしようと
思っていました。
コンパクトシテイ。
そんな言葉が浮かんでくる、可愛い街です!
ホテルは三つ星ホテルで、安く済ませました。
2泊3日で25,000円くらい。
その代わり清掃もテレビもポットもないです。
若い人がたくさん泊まってます。
ロビーは素敵ですし、2泊なのでこれで十分です。
シテイボックスオスロ
trip .comの方がアゴダより少し安かったので、利用しました。
ノルウエーと言えば、ノーベル賞
実は空港からオスロまでの電車の切符を買った際に、
チケットに記載されてる時間内は、トラムもバスも無料で乗れるわよ、
とおばさまが教えてくれてたので、「ノーベル賞受賞会場」に行ってみようと
思っていました。
調べるとトラムで二駅。
トラム駅はホテルから徒歩30秒。
なんて便利なんだ!
ところがトラムに乗ってバーコードをかざしましたが、
うんともすんとも言わない。
目の前のおじさんは怪訝そうに見ていて、
誰もお金を払ってないし、「ぴっ」ともしてない。
え、もしかして無料?
運転手さんに聞こうにも、運転手さんとはパネルで仕切られていて、
簡単に聞くこともできません。
そのまま無料で乗って、無料で帰ってきました。
調べると、やっぱり無料。。。
ありがたすぎる。
トラムでいろんなところに行けますよ。
到着して歩くこと数分。
ありました!
目の前は海の場所に。
ここでは、ノーベル平和賞のみの授賞式が行われて、それ以外は
ストックホルムで行われるそうです。
ノーベルと言う人が持っていた財産が200億ドル。
それを運用しながら、あのノーベル賞が毎年与えられてるようです。
すごいことです。
アルフレッド ノーベルは、ダイナマイトを
発明した人です。
それが兵器として使われるようになったことに
苦しんでいて、ノーベル財団を作ったと聞いたことが
ありました。
調べてみると、
スエーデンの化学者で、ダイナマイトが
戦争に使われるようになって、死の商人」
と言われたことを、すごく後悔していたようです。
元々はトンネル工事などの際に、瞬時に安全にトンネルを
壊すことができるものとして発明したそうです。
現在、ノーベル財団の資産は、468億円だそうです。
すごい。。。
規模が大き過ぎて、日本でそのくらいのことができた富豪を知りませんが、
お金の使い方は色々あるなーと思いますね。
途中寒くて入ったおしゃれなカフェで、
カフェラテをいただきました。
ノルウエーのお姉さん、優しかったです。
そろそろ旅の疲れが出たのか、9時には就寝しました。
旅の後半はどんなことが待ってるのか。
明日はのんびりオスロ市内を散策します。