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世界一周ファーストクラスの旅 17日目 スペイン2日目 バルセロナ サグラダファミリア




旅好きNagiです。

世界一周ファーストクラスの旅の途中です。


アラカン一人旅をしています。

全ての旅程を自分で組み、準備をしました。
行きたいところに行き、見たいところを見て、素晴らしいサービスを受けるのが今回の目的です。


バルセロナへ




朝3時に目が覚めてしまいました。
昨日、いやその前からの疲れが蓄積したのか昨晩早く寝たら、こんな感じ。


少し執筆などして、準備をし、バルセロナへ向かいます。
ホテルの一階でご飯を食べようと思って7時に一階に降りましたが、誰もいない。
と言うか、7時でも真っ暗。
世が明けていません。
大体8時になってから夜が明けます。


レストランも夜中まで開いてるので、スペインの人はおそらく夜型の人が多いです。

Renfeの電車


バルセロナまでは特急電車「Renfe」を予約しています。
往復10,000円くらい、片道2時間半くらい。
時間帯によって値段が違う、「ダイナミックプライシング」が適用されてるので、予約時に確認する必要がありますが、
日本語訳も出てくるので、予約は簡単です。


QRコードをウオレットに入れておけばOK。

ここから乗りますアトーチャ駅


サグラダファミリア最寄駅
電車は指定席でした




朝8時半の電車でしたが、ほぼ満席。
向かい合わせの席でしたが、案外誰も喋らないクーラーが効いてて寒いくらい。
上着を持ってて良かった。

眠ってる間にバルセロナサンツに到着。


ここからサグラダファミリアが見える方向に歩いていこう、と
かるーく考えてたんですよね。。。

ところが、サグラダファミリアは見えない。

え?

と慌ててGoogleで調べると、ここから車でも20分くらい、
地下鉄に乗って行けと出ている。

焦りました。



だってサグラダファミリアのチケットを
購入していましたが、入場予約時間は、12時。
現在11:15。

余裕で間に合うと思ってたのに、走る。

地下鉄の駅はすぐに見つかったけど、チケット売り場が長蛇の列。。

嫌な予感がして、ロンドンと同じくVISAくれかで行けないか、と
思ってやってみたけど無理。

仕方なく列に並び、その間もライドシェアを調べるけど、地下にいるので
電波が怪しい。

2台の機械の側にはスタッフのお姉さんがいるが、なにやら
チケット買うのが難しいらしい。みんな苦戦してる。

やっと私の順番になると、選択肢が「行き先」ではなく、
一回券、10回券、24時間、48時間券などになってるから、
みんな悩む。



一回券は2ユーロちょっとだけど、10回券になると11ユーロを超える。
これだけで2,000円近くになるからとりあえず一回券を買った。
スタッフのお姉さんに教えてもらいながらやってるけど、
スペインの人は案外英語ができない。
このお姉さんも、英語とスペイン語がミックスになるので、
わかったようなわからないような。。。

お姉さんが勧めていた10回券の方が良かったとわかったのは、後から。
バルセロナで色々回りたい時は、10回券がおすすめです。
有効期間1年間ですから。
名所は全て地下鉄駅からすぐ近くですので。


なんとか地下鉄に飛び乗り、入口にいた若いお兄さんに
「サグラダファミリア行きますか」とものすごい勢いで
聞いたら、「う、うん」って圧倒された様子で答えてくれました。
ごめんね、おばさん必死だったの。。。



地下鉄駅から地上に上がると、
すぐにサグラダファミリアがドーン!


サグラダ ファミリア


写真を撮る暇もなく、入口へダッシュしてかかりの人に予約していた
QRコードを見せて、無事入場。

あー良かったー


と思って、ようやく落ち着いて写真を撮りました。

みんな写真を撮る撮る。
私は自撮りしかできないけど。



ここでは中国人の姿も多いけど、日本人は2組くらいだったかな。
やっぱり少ない。海外行こうよ、って言いたい!


そして待望のサグラダファミリア内へ。


言葉はいらないですね
美しい、の一言です
なんとも言えない神々しさ
温かい空気が流れています


入った瞬間に鳥肌と涙。

え、何の涙?

自分でも訳がわからないんだけど、涙が出る。
そう、ここは教会。
全ての罪が赦される感じ。

GoProで撮影しまくってました。

荘厳
壮大

癒し



そんな言葉くらいしか浮かばないけど、
涙は流れ続ける。

どれほどの建築家だったんだ、ガウデイってひとは。
そしてこれを受け継ぎ、今でも作り続けてる職人の皆さんへ
敬意。


アベマリアが流れ、クリスチャンでもないけど、宗教関係なく
みんな許されてる気がするのが、教会なんだな、と思う。

ふと見ると、祭壇に向かっているベンチにみんな座って、
おしゃべりしたり何もせずに座っていたりしてるので、
私も座ってみた。


1時間くらい座ってました



そしてわかった。




ただただ愛

降り注ぐような愛

それを感じて心が温かくなる。
大きな存在に守られ、包まれている感じがする。

今までいろんな宗教施設に行ったけど、こんな風に感じたのは初めてだった。


今だからそう感じるのか、はわからないけど、これは実際に行ったことがある人にしかわからないだろう。
テレビやインターネットいくら見ても、この壮大さと荘厳さと
美しさはわからない。

だからこそ、実際にそこにいって見るのが一番なのだ。
行ける時に行こう。
そして感じよう。
その感じたことが全てだから。

間違いなく私の心のどこかに刻み込まれ、これからも度々思い出し、守られているあの感覚に私は救われると思う。


地下には、資料館があり、ショップがあり、一枚だけポストカードを買った。
思い出と写真がたくさんあるから、これ以上のお土産はいらないって感じた。
これも新鮮な感覚。
一言で言えば、サグラダファミリアを堪能し尽くした。



ガウデイの顔らしいです

そして感動の中、気づいた。


スマホの電池がない。
バッテリーは持ってるけど、つなぐ線を忘れてることに気づいた。

え、帰り大丈夫?

何とかどこかで充電できないだろうか。

スタッフのお姉さんに言っても、わからないと言われ、諦めて夜20時の電車まで時間を潰すしかないカサミラに行こうと思ってたけど、下調べをしてないからもう無駄な電池は使えないから、諦めた。

ただお腹は空くし、水は無くなってきた。

コンビニっぽいところで水を買ったら、700円くらいした。
(500ミリ)

ワインより水の方が高いって、イタリアだったかな?
コーラの方が安いのはわかってるけど、日本は水がやすくて助かる。。。


そんなことを考えながら、どうしてもパエリアを食べたい。

そう思いながら歩いていると、「Mobileショップ」と言う看板が!
もしかして、線がある?
と一抹の期待をして店内をぐるり。
ない。

ふとレジ付近にいるインド系おじさんの後ろに線がいっぱい‼️


思わず、バッテリーを出して見せ、この線が欲しいの、と言うと怒ったようにすぐに出してくれ、箱を開けてくれる。

早速合うかどうか試すと、合った‼️


「買います」

と即言って購入。
9ユーロ。
1,400円くらい。
高いか安いのかわからないけど、100均がある日本だと高いのだろうが海外に行ったらそんなことを考えて生きられない。

お金とは安心を与えてくれ、危機を回避してくれるものだ。

こんなリスクやハプニングがあるのになぜ海外に行くのかと
思う。

試してる、自分を。
どこまでできるのか。
人に聞いてどこまで助けてもらえるのか。

そのスリルがいいんだろうなと思った。
はい、完全に病気ですね笑



安心してGoogleマップで、パエリア美味しい店と検索をすると、一気に出てきて、4.6の評価のお店、近いお店をタップし、向かいました。


評価が高かったお店



「一人じゃあ、パエリアは量が多いよ」
と言われたが「何とかする」とお店のおじちゃんが言ってくれた。
と言ってもスリムなおじさんで、イタリアのちょいワル親父って感じ。
制服は黒のTシャツで、黒のパンツだからなかなかかっこいい。
飲食で働く男性が多いのがスペインの特徴なのかな。


シーフードパエリアを注文。


1人で十分食べきりました
店内はこんな感じ



これが美味しい!

あ、日本だったらもっとシーフード多いかもとは思いましたが、美味しいから許す。

久しぶりのお米。
明日もまたパエリア食べたいな、と思うくらいでした。

これでも3,000円を超えます。

でもこのお店には、若い人も多いから、きっとスペインの人にとっては全然高くないんだと思う。
もし日本円が1ユーロ100円だったら、2,000円くらいだから、まあまあだけど、今は1ユーロ160円ですからね。

ちょっと日本は何とかしないと、まずいです。
でもたぶん日本の中でだけならば、問題はないんでしょうね。
金利は安いし、とりあえず国内では優良企業は順調だし、税収は過去最高だし。

でも、浸水してるのに気づかない船って感じもします。
どこに行っても相手にされなくなり、馬鹿にされる。
そんな国になってる気がします。
私が思ってることが、単なる杞憂ならばいいのですが。
人口減が、顕著になって慌てるのかもしれません。

スペインも、他のヨーロッパの国々も、人口は3000万とか5000万とかで生きていけるのは、輸出してるから。
日本も車や電化製品を輸出してるのでしょうが、アメリカはまだしもヨーロッパでは日本の車を見かけません。


日本ではベンツやBMWも沢山走ってるのにって思います。

国力の衰退は、残念ですね。
(単なる私の感想ですが)


そんなことを考えるのも、日本の外に出ているからです。きっと。


お腹もいっぱいになって、充電中のスマホで、安心してGoogleでカサミラを検索。
地下鉄で二駅。
バルセロナは多分オリンピックがあったから、名所の近くに地下鉄駅を作ってる気がする。



地下鉄切符売り場で、一回券にしないで10回券にすれば良かった。。。と痛感。
結局10回券を購入して、5回利用して本は取りました。
ただ5回分残っているので、一年以内にバルセロナに行く人に
あげようと思います。




カサミラも、ガウデイ作。


カサミラにも人がいっぱいでした
ガウデイすごいです


ここには、「カサ Casaは、日本語で家」の意味なので人が住んでいますが、2階はカフェになってるので、ケーキとアイステイをいただきました。


カサミラの天井の下で。

カフェの天井 形が独特です
店内
アイステイ

ここには中国人が多かったです。
きっと彼らはメジャーな場所にいくんでしょうね。


ここのケーキ美味しかった!
甘くない!
サラッと食べれてしまう。
ホイップクリームが日本のものと全然違う!
これを今日の夕食代わりにしました。

クリームが甘くないんです 


その後カタルーニャ広場、カサパトリョへ。
カサパトリョも人が住んでるガウデイ作。

ガウディはバルセロナに多くの建築を残し、サグラダファミリアは未完のまま亡くなってしまったけど、(覚悟はしていたようです)後を引き継いでくれる人たちがいて、間もなく完成だとか。

作業場の様子も見たけど、使命だと思ってたんだろうなと感じました。


神様から選ばれた人、ガウデイ。


ここもすごい人
世界中の人がいます




カタルーニャ広場は人が多く、なんとなく「スリ注意警報」が私の中で鳴ったので、さっさと退散。

カタルーニャ広場
人が多いので、早々に退散


バルセロナ サンツ駅へ戻りました。

マドリード到着は、23時過ぎ。
夜に大丈夫かなと心配していましたが、
大丈夫でした!
夜遅くまでレストラン開いてるし、駅から4分のホテルなので
急足で帰りました。

今回宿泊のホテルは、アトーチャ駅近くの「AC ホテルアトーチャ」
マリオット系列のホテルでした。

今日もハプニング色々でしたが、サグラダファミリアは本当に行ってよかったです!


どこからでも見える大きさです





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