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モロッコ1人旅。フェズは人間不信、シャウエンはまじ青

こんにちは、ナギチャンです。
前回の投稿に続き、今回はモロッコ1人旅の日記になります。
マラケシュの次に行ったフェズとシャウエンを写真付きで振り返ります!

✈✈✈

2024年9月16日

マラケシュ空港からフェズ空港着。1時間1本のバスが来ない。15人くらい待ってたんだけど徐々にタクシーで消えていった。海外勢は私抜きでタクシー乗り合わせてた。私の方見向きもせずに、、とか嘆いてもね、人のせいにしちゃだめだ。声をかけなかった自分のせい。でもそのおかげで掃除のおっちゃんと会話したり、アラブ男3人とスペイン語会話して楽しかったからマル。

結局私もバス諦める。知らないおじさんたちとタクシー乗り合わせて旧市街へ。500円は日本人の感覚としては安いけど、モロッコのタクシー相場からすると高い。

旧市街入ってすぐマーケット!その名の通り迷路なフェズ。ホテルが見つからなくて、5人に聞いた。最終的にちっちゃい男の子が案内してくれて、しかもぺらぺら英語で、ほんと感謝
なんとかホテル着。初見で誰がたどり着けんねんっていう場所にあった。お昼ご飯を食べに外へ!

疲れすぎ&人多すぎ&暑すぎで写真撮れなかったのですが、フェズは道が入り組んでて狭く、道の両サイドはお店尽くし。
道ごとに色があって、青果店が並ぶ道もあれば軽食屋さんの道もあって歩いてるだけで楽しかった、と言いたいところだけど、本当に疲れた!!

死ぬ、、と思いながら歩ているとレストランの案内を発見。もうここしかない、と坂を上り続ける。フェズは迷路すぎることに加え、坂が多い。
結構な坂を上って着いたレストラン。開店したばっかで料理が全然出てこない。先にモロッコで人気の炭酸ジュースhawaiをもらった、疲れた体に染みた。そしておすすめしてもらった料理を食べる!野菜を春巻きの皮みたいので包んで揚げた感じの料理。ボリューミー。フェズはマラケシュより物価が高いと思った。マラケシュで600円で食べられるものがフェズだと1000円くらい?
このレストランは家族経営。ウェイター息子君は日本大好きでワンピースの話で盛り上がった。伝統楽器も披露してくれた。スマホも充電させてくれた。君はいつでもウェルカムだよ!タダでティー飲みにおいで!って言ってくれて、インスタ交換してまた会う約束をしたのでした。
そんな彼に教えてもらったんだけど、迷路が行き止まりか否かは標識の形(右の白と青のやつ)を見て判断するんだって。四角の場合は道が続いてて、6角形の場合は行き止まり。

ホテルに戻る。ホテルでwifiが通ってる1階で仕事をすることに。電気が弱くて真っ暗ななか、ハンガリー君(1カ月前にnote書いてますのでぜひ)の心臓に刺さるストーリーを見てしまい、耐え切れずバルセロナにいる日本人のお友達に電話した。
電話中、他の宿泊客がチェックインしに来たんだけどホテルスタッフいなくて、で私がPC広げて1階にいるもんだから私に色々聞いてきて、Im not a hotel staffって何回か言ってたのが友達にうけて、これ↓を作ってくれた。

ステッカーにしてPCに貼りたい!
数時間電話して仕事して、夜ご飯を買いに外へ。パンとhawaiを買った♡
フェズもホームレス猫ちゃんがいっぱい
ホテルに戻ってスペイン人、ベルギー人、イタリア人、モロッコ人ホテルスタッフ、の5人で仲良く話した。スペインに来て3カ月経ち、相手に期待しない、脳通しすぎずに言葉を発する、好き勝手やっていい、私の一言一行動なんてみんなすぐ忘れる、そういう精神ができ始めた!人と接する時のプレッシャーが減った。

2024年9月17日

今日は青い街シャウエンにバスで行く。、、、でも朝4時から仕事のミーティングで鬱だった。3時半起き。
朝5時にはモスクから祈りの声がホテルまで聞こえてくる。朝5時、昼、夕方、夜2回、の計5回お祈りするらしいよ。

昨日の夜お話ししたスペイン人君も同じバスに乗るみたいで、一緒にタクシー拾ってバス停へ。タクシー代を払ってくれた。一人旅し慣れてるんだろうなって感じでとても頼もしかった。
彼は忙しい街が合わないからバレンシアに住んでるらしい。じゃあバルセロナ好きじゃないでしょ?と聞いたら、はっきりとうん!って言われた。
仕事しながら旅行してる話をしたら、その時差でカオスな状況でどうやってやってるの?と聞かれ、いや今日朝4時からミーティングしてるから全然うまくできてないよアハハって盛り上がった。

彼はタクシー代を割り勘するつもりがなさそうだったから、お礼に売店でお菓子買って渡した。シャウエン行のバス待ち場には昨日レストランにいた人たちもいて、なんか面白かった
シャウエン着!スペイン人の彼と私はお互いノープラン。私が唯一ブックマークしてたレストランに一緒に行ってもいい?って聞いてくれて、お昼ご飯一緒に食べた。またタジン!!美味しかった。真ん中の赤いソースが激辛で、彼にこれ美味しいよいっぱいつけて食べてみなって食べさせたら咳きこんでた。でも美味しいって。
結局彼と今日は一緒に観光することに!いっぱい話題振ってくれて優しかった。人と旅行するの久々で楽しい!
ここにも猫ちゃん。私が猫と出会う度に触ってるから、君は猫のためにシャウエン来たの?と彼に言われた
広場で踊るキッズ
家の中まで青い。
ここでカップルフォトみたいなの撮ってもらった
きゃわ
私はオレンジジュース、彼はザクロジュース
私がシャウエンを一望したいと言ったら、彼が道行く人にスポットを聞いてくれて、山を登った先にあるモスクに行ってみることに。30分くらい歩いた気がするとても疲れた
モスクからは絶景が!!!!!!風にあたって無言でぼーっとした
下ってまたジュースを飲む!モロッコは現金社会なんだけど、私は現金が尽きてしまいそうになり、彼が私の帰りのタクシー代を気にしてくれて(帰りのバスは別)、ジュースのお金払ってくれた
ジュースを飲んだ場所。川が流れて、遊んでるこどもがいて、レストランがあって、桃源郷

シャウエンに泊る彼とはここでばいばい。
私はコンタクトレンズ保存液を買いに、メガネ屋さんに行く。保存液は約500円。私のありったけの現金でも足りず、可愛い女の店員さんがまけてくれた、、優しすぎた。
フェズ着いてからのタクシーも、運転手にありったけの小銭を見せて、私はこれしか持ってないけど乗せてくれる?って。乗り合いタクシーになって私を最後に降ろしてくれたんだけど、お金はいらないよって返してくれた、、?!優しすぎない?!
タクシー降りてからホテルまで道もその辺の人が教えてくれて、なんて優しい国なんだと、現金引き落としをめんどくさがって先延ばしにするダメな自分を忘れて、ただただ感激するのでした。

良い出来事の次には悪い出来事が起こるのは常。

私が現金を持ち合わせていなかったから昨日からホテル代の支払いを待ってもらってて、ホテル帰宅後にスタッフに鉢合わせ、お金ごめんなさい明日朝に引き落としてきますと伝えると、それはダメだ今すぐおろしてこいシャウエンに1日いてお金をおろす暇あっただろうと。怒ってた。完全に自分が悪い。

はい今おろしてきます、、と深夜1時にATM探し。路上にいた人にATMの場所を聞いたらそこまで連れてってくれた。んで、ホテルまでまた送り届けてくれてるのかなと一緒に歩いてたら、知らぬ間にガイドツアーが始まってた。
まあまあスタッフ怒ってたしちょっとこの人と散歩しとこっと思ってありがたく30分くらい一緒にいた。建築物を説明してくれてる彼。彼の家族の話とか、私がどうやったら良い彼氏ができるかって話とかした。

一通り見終わった後ホテルまで送り届けてくれた。ホテルのドアの前で鍵に苦戦する私と彼。そしたら向こうの道からホテルスタッフが歩いてくるじゃないですか、、、!?私の帰宅が遅いから探し回っててくれたみたいで、ホテルのドアの前に3人集合。
そしたらガイドしてくれた彼がお金くれと言ってきた。それはそう、今日優しいモロッコ人に出会いすぎて、彼がタダでガイドしてくれてると思い込んだ自分が悪い。
でも現金を下ろしたばっかで、細かいお金を持ってなくて、さすがに大金はあげられないから、ポッケに入ってたタクシー運転手がタダにしてくれて返してくれた小銭を渡した。そしたらこの人私がお金おろしたの知ってるから、これは少ないと言ってきて、でもわたしも大金はあげられないからごめんこれで勘弁して、という流れを5ターンくらいやった。
だんだん怖くなって、小銭を強引に渡して、後の対応はスタッフに任せる勢いでホテルの中に逃げた。

次はスタッフに怒られると思い、なんて最悪な日なんだと。そしたらさ、、スタッフすごい優しかったんだよ涙
探し回ったんだよ、オーナーが来るから今日中にお金集めないとで急かしてごめんねみたいなことを言ってきて、ほかにも優しいこといっぱい言ってくれて、もう人間不信間近だったんだけど、ガイドさん最後怖かったからスタッフに優しくされて泣きそうになって、ハグさせてと言って渾身の謝罪とハグをした。

悪い出来事の次には良い出来事が起こるのは常。

学び①お金はすぐ払おう
学び②優しさは無償の場合も有償の場合もある

ちなみにガイドの彼、深夜2時ごろにもまたホテルに来てたらしい。スタッフが警察呼んで追い払ったとか、、

2024年9月18日

朝ごはん。この日は夜に砂漠に向かう予定。仕事が溜まっていて、チェックアウトした後もバスの時間までホテルの1階で作業させてもらった
レビュー書いてくれるならお昼ご飯作ってあげるよとスタッフが言ってくれ、ミートボールのタジンを作ってくれた。ただ飯ほどうまいものはない。そして優しい。

また自分のダメダメエピソード披露になってしまうのですが。
1日中ホテルの中で仕事をしたあと、バスの時間になったからスタッフに感謝を伝えてタクシーでバス停に向かった。ご飯屋でサンドイッチ食べて(翌日お腹壊した)、バスに乗ろうとした瞬間、ホテルのスタッフが目の前に?!?!
手には私のPCの充電器。
わざわざタクシーに乗って届けにきてくれたそうでした。これが無いと仕事できないでしょう?と、優しすぎた。流石にお金渡した。

✈✈✈

フェズとシャウエン編は以上です!
読んでいただきありがとうございました。
次回は深夜バスに乗って砂漠メルズーガに向かうところから🚌


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