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「勘違いトキメキ」に気をつける
トキメキには、「純粋トキメキ」と「勘違いトキメキ」の2種類が存在する。
純粋トキメキは、それを見た瞬間ときめいたり、身につけた瞬間に気分が上がる。購入後も、それを見たり、身につけると気分が上がる。「出会えてよかった〜」という気持ちでいっぱいになる。
一方、勘違いトキメキは、それを見た瞬間ときめいたり、身につけた瞬間に気分が上がるとこまでは、純粋トキメキと同じ。ただ、勘違いトキメキの場合は、時間の経過とともに、ときめかなくなる。「あれ、なんでこれ買ったんだろ」「買わなくてもよかったな、、、」という気持ちになる。
トキメキは、私たちの日々を彩ってくれる。トキメキがあるかないかで、日常の気分は大きく変わる。
欲しいものに出会えるかもしれないというお出かけ前のワクワク。「これだ!」と、本当に気に入ったものに出会えた瞬間のワクワク。それを身につけてお出かけするワクワクなどなど。ワクワクは、トキメキを原料にしていると言っても過言ではない。
ここで1点、注意点がある。冒頭での勘違いトキメキだ。勘違いトキメキも純粋トキメキも、ぱっと見では判断がつかないことが厄介。どちらも、出会った瞬間は、同じようにときめくので、純粋トキメキなのか勘違いトキメキなのかがわからない。
勘違いトキメキは、自分にとっても、ものにとってもよろしくない。それは、浪費とも言えるだろうし、ときめかないものを所有していても、気分は上がらない。ものにとっても、心から気に入ってくれる主人のところで活躍できたはずが、勘違いトキメキにより、活躍の場がなくなってしまう。
勘違いトキメキをできる限り減らしていくためには、どうしたらいいのか?
結論、
迷ったら買わない!
純粋トキメキは、迷う余地なく「自分が求めていたものはこれだ!」となるはず。勘違いトキメキは、「これいい!」と気分は上がるけど、「本当に買ってもいいのだろうか?」と迷いがあるのが微妙な違いとしてある(みびょ〜にね)。
もちろん、純粋トキメキであっても、迷いが生まれることもある。ここは、経験と感覚の個人の技術になるから、一朝一夕に判断できるようになるものでもない。
ちょっと、参考例を挙げてみる。
・踏みとどまる理由が1つだけ→純粋トキメキ
(例)値段が想定していた予算よりも3,000円ほど高い
※金額が理由の場合、金額の許容範囲は、個人によって異なる
・踏みとどまる理由が2つ以上ある→勘違いトキメキ
(例)デザインは気に入っているけど、機能性がイマイチ
もともと買うつもりのものではなかった
活躍できる期間が限られてる(年中使えない)
迷うには、迷う理由があるはずなので、まずは迷っている理由を確認。理由が1つなら、純粋トキメキの可能性は高い。ただ、たった1つの理由であっても、自分にとって負担が大きいものなら、「検討の余地あり」なので、この判別方法は参考程度にしていただきたい。
2つ、3つと迷う理由がある場合は、勘違いトキメキの可能性大なので、即決はしない方がいい。帰宅して、冷静になって考えると、「なくてもいいかも」と思うことがほとんどだったりする。
極論、
なくても平気。
今までだってなくても平気だったわけだからね。
「買わないに越したことはない」。
というのも、勘違いトキメキをしないための合言葉でもある。
なんだか偉そうに書いてますが、私も先日、危うく勘違いトキメキになりかけたので、自分へのメッセージとして書きました(笑)
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