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「先生に聞いてみたいこと通信」〜意外な一面がわかるかも〜

こんにちは。
noteを開いてくださりありがとうございます。
とある町で小学校の先生をしている、ひろきです。
noteでは、普段から大切にしていることやふと思っていること思ったことを不定期で書き溜めていきます。

また、教育サークル「まほろば」のメンバーが記事をまとめたnoteマガジンがあります。
これまで書いてきた通信は、6人のメンバーで合計7000枚を越します。
そんな6人が、さまざまな角度から学級通信について思うことをまとめますのでぜひお読みください。


たまには違った角度から

学級通信は多くの場合、教師から児童生徒へ、または教師から保護者へ向けて渡されるものです。
だからこそ、たまには違った使い方をしてみるもいいと思います。
今回紹介するのは「先生に聞きたいこと通信」です。
事前準備が少なく、子どもたちのことを知る1つの手立てとなる学級通信です。
実際に学級でもやってみましたが、子どもたちは私の予想以上に盛り上がって楽しんでいました。
参考になれば幸いです。

やり方はこちら

【通信を配る前日にすること】
①付箋や小さな紙を配って、「今、先生に聞いてみたいこと」を児童生徒に書いてもらう。(書く時間は3分ほど)
②「書いてもらった中のいくつかを明日通信で先生が答えます。みんなに答えてもらおうと思っているので、楽しみにしていてください。」と伝える。

【放課後すること】
③児童生徒の質問の中から、教師も児童生徒も答えやすく、盛り上がりそうなものを選ぶ。
④通信の表側には質問と答えを書くスペースを作る。
 通信の裏側には、教師の回答を書く。

【通信を配る日にすること】
⑤次の日の朝に通信を配り、児童生徒は、表面にかかれている質問に答える。
⑥できた児童生徒から、裏面の教師の回答を読んで楽しむ。
⑦全員が書けたら教師が集める。
⑧空き時間などに読んで教師が楽しむ。
⑨その日のうちに返し、「お家でも家族となさやってみて」と伝える。

実際の通信がこちら

手順だけでは伝わりにくいと思うので、実際の通信を載せておきます。

この裏面に、教師の答えがずらっと書かれています。
質問を選ぶコツが2つあります。
1つ目は、答えやすいものや、ちょっと答えにくいなぁと思うものをちりばめておくことです。
2つ目は、答えにくいなぁと思ったものは答えたくないものは空欄でも良いと伝えることです。

実際にやってみたところ、「この子ってこんなことを考えてたんか」や「将来の夢ってもう決まっている人もいるんだなあ」と普段なかなか知り得ないような一面を知ることができました。
特に「将来の夢」などの面と向かってはなかなか聞きづらいものも、通信をはさむことで答えやすくなったり、知りやすくなったりすると思います。
今年も大いに盛り上がっていたので、第二回も必ずやろうと思いました。

特別な準備が必要ない取り組みですので、ぜひやってみてください。

最後まで読んでくださりありがとうございました。
少しでもみなさんのお役に立てれば嬉しいです。


では!

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