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エンドフィールドは素直に未来の話なのか

下記記事はアークナイツ、グローバル版実装済みのネタバレが含まれます。
かつ突拍子なく仮説を立てていきます。
あと公式発表内でエンドフィールドも少しだけ触れてます。
なお僕はエンドフィールドのクローズドβは通りませんでした


なぜ未来であることを疑ったのか


PVで出てくるこの文言。
ここを始まりの場所だと言う人もいる
ここを生命の終着点だと言う人もいる

この一言で疑いが深くなってしまって。
エンドフィールドは未来であり、アークナイツの始まりなんじゃないかと。

そして、僕はPVの最初から上記のような事を言われると、この文言を思い出してしまう⋯過去のモノ⋯

我はアルパなり、オメガなり⋯最先なり、最後なり⋯始まりなり、終わりなり

アークナイツから見る時間についての概念

アークナイツはサーミのゲート、あるオペレーターについてから時間の概念が一方通行ではないと書かれています。

実のところ、時間に方向という概念はないという記述
アンジェリーナのアーツはかなり特殊であるとされる記述が最後にある

アンジェリーナのアーツは重力操作となっています。
重力操作系の能力者が究極的に行き着くのは、ブラックホールの生成から時空間の歪みを生むという特性で描かれることも創作では多々ありますよね。
アンジェリーナは時空間操作が真のアーツで、成長途中だから重力操作のみしか使えていない可能性があるのでは。
ジョジョでいうスタープラチナが高速で動けるスタンドだと描かれていたが、真の能力が時止めのスタンドであったように。

エンドフィールドとアークナイツの時間軸

最初に書いたように、エンドフィールドはアークナイツの世界の未来時間であること自体は間違いないんです
ただし、まんま未来への地続きなだけでもないと思っています。

仮説として、エンドフィールドの世界で何かしらの事故、あるいは失敗が起き、アークナイツより過去の時間軸に源石等の転移が起きた可能性。
エンドフィールドのPV内で鉱石病の治療はだいぶ進んでいる描写があります。

注射一本で抑制効果がかなり高そうである

源石のコントロールが進んだとも言い変えれます。
治療というにはあまりに進みすぎているというか⋯なんというか。描写の都合もあると思いますが。
ドクターの記憶だと、元々源石はコントール可能な物質であったはずなんです。
そこからの不慮の事故あるいは陰謀が起きた結果として、アークナイツ世界のようにコントロール不可の未知物質に変異した。
なんかこう、順序の逆転が起きてるような気がするんですよ。

  • A アークナイツ(源石病の治療法確立、サーミゲートの制御成功)→エンドフィールドへ(ゲームの時間軸)

  • B エンドフィールド(何かの計画の失敗あるいは敗北)→アークナイツへ(ゲームの時間軸)

ゲーム、エンドフィールドで事故が起きない場合、ゲームとしてプレイするアークナイツの時間には到達しないのではないでしょうか。
こう考えると未来であり、過去であるという説はぎりぎり通せるかな⋯と。
矛盾はあると思うんですが、直列世界ではなく、平行世界であると仮定すれば両立はいけ⋯ませんか。

アンゲロスという存在の仮説、あるいはサルカズという存在

エンドフィールドに出てくるのアンゲロスというタロⅡの原生生物(仮)。
四足であり天使の光輪のような物を持っている存在。

個人的にティカズと同一ではないかと思っています。

サルカズ及びサンクタの元となった種族。ドクターや石棺の文明(Friston-3の時代)よりは後、神民と先民が現れる前の原生生物がティカズである。「アレ」と呼ばれる機械によってティカズの一部が操られ現在のサンクタになり、残されたティカズはサルカズと呼ばれるようになった。サルカズは源石「アナンナ」と最初に接触し、最初の感染者となったようなことが述べられているが詳細までは不明。

アークナイツwiki、用語集より

現在ティカズの見た目については四足歩行をする、テラの原生生物であるくらいしか記述がなかったはずです。

アンゲロス=ティカズだとしたら、光輪こそがサンクタに引き継がれた特徴に見えます。
アンゲロスの一部がサンクタの法から選ばれて、サンクタへ。
サンクタの法から失敗作とみなされ残されたモノはサルカズへ。

アンゲロスという名前、Angelの読み方変えだと思っていて英語版だとどういう表記だろうか気になっていたんですけど上手く見つけられなくて⋯
でも、書いてたら調べてくれた方がいて英語版ではアッゲロイという名だそうです。
宗教的観点から綴りは変えたのでないかと調べてくれた方が言っていて、僕も同様の意見です。

そしてこういう存在を初めて知りまして。

ギリシャ語:Άγγελος、ラテン文字表記:Angelos)は、東ローマ帝国王朝1185年 - 1204年)。アンゲロス家の王朝であり、家名は「天使」を意味するとも、「アミダ出身」を意味するともいわれる。

上記wikiより抜粋

Angelos
アンゲロスとも素直に読めますよね。
家名は天使を意味するとも。という表記。
アンゲロス=ティカズ=サンクタ説の補強の一端になったりしないですかね。

またアンゲロスという名は色々意味深です。

アンゲロス古希: Ἄγγελος, Angelos)は、ギリシア神話の使者の女神である。
その名は古代ギリシア語で「使者」を意味し、使者の女神としてのイーリスヘカテーの別名である[1]デーロス島の近くにあるヘカテー島のヘカテースネソスで崇拝されていた[1]

Wikipediaより

この記述内のヘカテーの別名、このヘカテーという存在が引っかかる。

抜粋したいところがいっぱいあるんですが、このwiki内で微妙に触れていないのがワイルドハントの王という側面がある点です。
ワイルドハントって何だよって話ですが、雑にいうとヨーロッパ版百鬼夜行と思ってもらっていいと思います。
改めて考えて疑問に思った点でこのワイルドハントに地獄の番犬ケルベロスが属しているんですが⋯後で余談的後述します。

アンゲロスとティカズの関係性

僕が思うのはエンドフィールドの時間軸からサーミのゲート通って、過去にアンゲロスが転移してきたのではということ。
アンゲロスという名前は当然、エンドフィールドという未来でつけられたのもので、過去には当然存在しないので、どういう名前になったとしても不思議ではない。
それならアンゲロスはティカズって普通は呼ぶんじゃないのって思いますよが。

知を失えば、それを示す言葉は消えることはここでも言及している。

エンドフィールドに至るまででティカズの存在は忘れられた。
あるいは名前だけ残り、見た目や発祥等は記録から消失した事も考えられます。
また当然、アンゲロスがなぜ、過去のテラにいるのかという事になるんですがそこは多分エンドフィールドで語られるか、推測ができる描写が出てくるのでは、と。
メタ的、ゲーム的に考えるとそこで起きる事件が食い止めれなかった場合、あるいは食い止めた結果として、時間的転移現象が起きて、アークナイツにつながる事もあるのでは。

スルトやケオベについて思うこと

ここは備忘録的なことで余談的な部分が強めです。

スルトについて思った疑問

スルトの記憶喪失の特殊性

スルトは記憶を取り戻すきっかけとして風景を探していることが描写されています。

現在エンドフィールドでは再旅者という設定がでているようで。
ちらっと読んだところFGOの英霊召喚的な仕組みっぽい?
源石が記録してる残滓から呼び起こしてる的な。
実装オペだとシヴィライト・エテルナに近い感じですかね。
それ以上のことは僕自身が敢えてちゃんと見ていないので全然的外れの可能性高いんですが、一旦その辺りは忘れて⋯

スルト→レーヴァティンのように描かれていますが、
レーヴァティン→スルトの可能性もあるんじゃないかと。
もしアンゲロスが転移をしてきたとすれば、他の生物が出来ない理由は未だないかなとか。
未来の風景もしくはタロⅡの風景しか知らないなら、アークナイツの時間軸だと似た景色はあっても同じものは見つからないというのも納得はできてしまうし。記憶喪失に対しての描き方は、そういう事だったのか⋯ってバベルでやった以上、色々設定隠れててもおかしくないなっていう疑念しかない。

ケオベについて思った疑問

生理的耐性:卓越

ケオベことけーちゃんがペッローであるとは、何を以て定義しているんでしょう。
種族の定義って見た目?遺伝子情報?それとも耳の形⋯ピンクペッロー⋯
その辺りのことが書かれていたか覚えていないんですよね。
ある程度、見た目で判別してる気がするんですよね、イネスやソラちゃんとか。角持ちなら形状でキャプリニーかサルカズか、みたいな。
生理的耐性・卓越持ちってアビサルハンターとかが持ってる特殊性で、
サルカズとか体が頑丈そうなオペは優秀持ちも多いんですよ。
正直、普通のペッローが持てるような特性じゃないと思うんですよね、生理的耐性:卓越。

何が言いたいかというとサルカズ、あるいはサルカズハーフなんじゃないのって言う事です。

上でも触れていますが別の記事でも。

ヘカテーは松明を持って猛犬や亡霊を従えた姿で表され、猛犬が冥府の番犬ケルベロスであることすらあった。

上記pxivより

モチーフから考えるとペッローの特徴を持っているだけでサルカズだったりする可能性もあったりするんでしょうか。
ゲーム内でもかなりスキル編成が特殊で、全然違う特性で3種持ちというケルベロスモチーフに恥じない効果持ちです。

まとめ的な

正直強引な点はいっぱいあるし、矛盾点はきりがない、はずです。
ただ、今だから好き勝手に書けるところなのでそこは許して欲しい。
元々はエンドフィールドってホントに未来なんだろうか、過去のテラなのではって疑問が消えていなかったんですけど、年表もでたし、じゃあ未来だなって納得してたところで⋯
PVにて始まりにて終わり、という一説が出てきて疑念が捨てきれなくなっただけなんですよ。
あとハイグリに対しての信用値がですね。

未来のテラでは鉱石病も治せるしよかったね!未来は安泰だよ、違う脅威はあるけど!また頑張ってね!

だけで済ませるかな⋯って違う意味で信用しすぎてるのもあります。
逆に、君たちがエンドフィールドで頑張った結果がアークナイツだよ、というのはやらないだろうなっていう信用もあるんです。
バッドエンドには繋げないというか繋がらないだろうなっていう。
その流れで、アークナイツの未来がまんまエンドフィールドにつながると思っていません。
その辺りの鍵はやはりアーミヤやテレジアの存在が分岐点になるんじゃないかな。
14章慈悲光塔でサルカズの魂は輪廻に囚われているような描写がされていましたが、開放された時点で分岐点が生まれている、とか。

こういう事考えちゃうと答え合わせ的にもエンドフィールド触りたくなりますね⋯リリースいつですか、待ってます!

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