![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/173309793/rectangle_large_type_2_3a69f6538ce93866e61403c79c15b08e.jpeg?width=1200)
二人展「PARALLEL」開催に向けて②
2月に入り、準備も佳境です。プリントや額装、図録など準備することはたくさんあるのですが、作業予定表の「済」も増えて来ました。
今回はステートメントの中にある「錯角」について書いてみようと思います。文系の私には、最初ピンと来なかった「錯角」という言葉ですが、ウィキペディアを見ると以下のような説明になります。
錯角(さっかく、Alternate angles)とは、右の図のように平面上にある2直線( l, m)にほかの1本の直線(n)が交わってできる角のうち、斜め向かいに位置する角をいう。図では、∠ a と∠ y 、∠ b と∠ x が錯角である。
2直線 l , m が平行であることと、錯角が等しいことは同値である。
錯角が等しいということは、平行である。
平行線は交わりはしませんが、そこに別の直線が交わると生まれる錯角は、同じ値で、向かい合っています。
数学は苦手だった私ですが、こういう神秘的なところに魅力を感じます。
平行線が私たちカメラマンなら、交わる直線はモデル、生まれた錯角は作品です。
作品発表の場はSNSや写真集など色々とありますが、基本は個人活動です。パラレルも錯角もよほど意識しないと生まれません。前回の記事にも書きましたが、今回の写真展は、私たち二人の作品を「パラレル」「錯角」というテーマに沿って、ミックスして展示します。
![](https://assets.st-note.com/img/1738801500-LBepQO3M8mTdabJG1CPzl42k.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1738801513-gxHnAoerV9QlISUasJGiLCEK.jpg?width=1200)
また、撮影者名は明記せず、タイトルのみをキャプションとして添えることにしました。
パラレルな空間に生まれた錯角の数々をぜひご覧いただければと思っています。
<続く>
<開催概要>
SiraSaki・渚ひろみ二人展「PARALLEL」
▼会期:2025年3月18⽇(⽕)〜3月23⽇(⽇)
11:00-22:00 ※最終⽇は17:00まで
▼会場:ギャラリー・ルデコ 6F
渋谷区渋谷3-16-3 髙桑ビル
<交通>JR渋谷駅新南口から徒歩3 分。
東横線・副都心線 渋谷駅:【C2】出口から徒歩3〜4 分。
▼入場料:無料