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【初案件】「受け身」な私が少し変われた話

前回のドイツ旅の記事の続きを放置してしまっているのですが。

先月、Web制作学習後に初めて案件を受注し、先日納品を済ませました。
この初案件で得た気づきが色あせないうちに、残しておきたいと思います。


一生、受け身で生きていきたい

初案件のお話をする前に。

私は機械的な作業が超得意で大好きな、受け身人間です。
「マニュアルの手順通りにミスなく早く」できるのが私のウリなのです。

そのため、

  • 発言したりアイディアを出すこと

  • 上司に質問を質問で返されること

  • 後輩の面倒をみること

が嫌で嫌で仕方なく、こういうこと言うのは憚れますが、
「どうやったら、受け身体質を変えずに生きていけるだろうか?」
ということをずっと考えていました。

このAI時代、耳に入ってくるのは「主体性」「発想力」「コミュ力」がどれだけ大切かという話ばかりで。
「うるせー」って思ってました。すみません。

そんな私が、初めての案件を通して考え方を少し変えることができました。

赤字の初案件

私の初案件はランディングページ(LP)という、1枚もののサイトです。
HPと異なる点は、広告的な要素が強いこと。

今回のお客様もHPはすでにお持ちで、顧客数が伸びないということで別途LPを作りたいというご希望でした。

私はもともとコーダー志望だったためデザイン力が乏しく、LPはビジュアル命のため、デザインは外注することに。
納得した上での赤字です(笑)

私がやったことは、

  • お客様とのやり取り

  • ワイヤーフレーム(サイトの構成)制作

  • テキストライティング

  • デザインを元にWordPressサイトの構築

でした。

最初の2週間は毎日泣いていた

マジで朝に夜に泣いていました。

何が大変だったかというと、
もともと「全ておまかせ」というお客様で、大事なところも協力いただけず苦戦。
でも、私がちゃんと話をつけないとデザイナーさんにも迷惑がかかってしまう。
でも、初案件で動き方がわからない…。

そこで、コミュニティの先輩2人(実績豊富なLP制作者とWebライター)にアドバイスを乞うも、「それ、俺だったら絶対受注しないわー。協力してくれないなら、なしで進めたら?サイト的にはありえないけど」と。

「無心で進めて、早く納品して手放せ」と先輩。
一方で、お客様が顧客数の伸びに悩んでいるのは事実で、何とかできないかなと悩む私。

で、「無心で進めてさっさと手放」さないほうを選びました。
なんとなく、納得がいかないから。

そして、音声で、テキストで切実に訴えたり、マニュアルやお返事いただく際のフォーマット作ったり….。
何が効いたのかわからないですが、手を変え品を変えお願いした結果、協力いただけなかったことの8割は協力いただけました〜(泣)

一生受け身の機械人間は無理

赤字で終わった初案件でしたが、大きな気づきがありました。

それは、「受け身」でいたいと死ぬほど思っている私でも、場所を変えたら主体的に動くことができたということ。

その要因は、まぁ、必要に迫られたこともあるのですが、

① 対個人だったから
② LPライティングもサイト制作も好きだから
③ 私の得意なところで努力の余地があったから

というのが大きいかなと。

③について、お客様に動いてもらうために行った、音声収録もマニュアル作成も、これだけをピックアップしたら私の得意分野ですし、大変ではあるけれど苦ではなかったです。

恐らく、受け身を貫くことは無理なのだと思います…。
だからもう、「受け身な人に向いている仕事」とかググるのやめようと(笑)

戦う場所を変えたら、自分を変えられる可能性がある。

そう気づくことができた初案件でした。

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