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聖地巡礼、和歌山旅行記|サマータイムレンダを理系オタクがフカンしてみた #06

こんにちは。
理系オタクのフナギと申します。
少年ジャンプ+の作品、「サマータイムレンダ(以下、サマレン)」を少しでも応援するために記事を書いています。

年末年始は記事執筆をサボり、堕落した生活を送っていましたが、今日から頑張りたいと思います!(投稿頻度は1~3週間に1回のペースを予定しています。)

さて今回の記事では、先日、サマレンの聖地である和歌山県の加太・友ヶ島を巡礼しましたので、その旅の様子を紹介したいと思います。

実は昨年の夏にも同じ場所の聖地巡礼を行い、作中の描写と実際の風景を比較した記事を書きましたので、ぜひこちらも併せてご覧ください。

記事の情報
難易度:易(サマータイムレンダ未読者と既読者の両方が対象、作品関連の情報発信が目的)
※本記事は、原作を未読の方でもお楽しみいただけますが、多少のネタバレが含まれますので、ご覧いただく場合はくれぐれもご注意ください。

旅の目的

昨年の夏、サマレンの舞台・日都ヶ島のモデルである、友ヶ島に行ったばかりですが、今年も年始早々、再び友ヶ島の土を踏むことになりました。

その理由は、和歌山とサマレンのコラボ事業が実施されることが発表され、コラボ事業でもらえるグッズを何としてでも手に入れたいと思ったからです。

同じ場所に何度も旅行するなんて、物好きだと思われるかもしれませんが、南雲先生風に言うと、
"だがそのコラボ事業の内容は半年ぶりの帰郷の為の旅支度を僕にさせるのに十分なものだったのだ"
ということです笑(コミックス3巻参照)

ただ、せっかく加太・友ヶ島に行くので、前回行けなかった場所に行き、食べられなかったものを食べ、撮れなかった写真を撮る、といった目標を立て、旅に出かけました。

めでたいでんしゃ

早朝、和歌山城横の和歌山市観光案内所にて、早速、コラボ事業のアクリルスタンドを無料で入手しました。

和歌山市とのコラボ事業でもらえるアクリルスタンド.

慎平と潮2人(片方がウシオ?)の3人が入っていました。3人に立ってもらった写真は後ほど掲載します。
この手のアクリルスタンドの販売額は、1500円くらいですので、4500円分は得した気分になりました。和歌山市さん、太っ腹です。

そして友ヶ島に行くため、南海電鉄和歌山市駅からめでたいでんしゃに乗って、加太駅に向かいます。
前回の記事では詳しく述べませんでしたが、めでたいでんしゃは、南海電鉄加太線(通称「加太さかな線」)を走る観光電車で、4車種(魚種)あります。
さらに、外装だけでなく、内装も車種(魚種)によって異なり、童心がくすぐられる、かわいいデザインとなっています。
友ヶ島に向かう道中すら、楽しませてくれます。

めでたいでんしゃ「さち」加太駅にて.
「さち」の内装。鯛柄のシートと魚型のつり輪が特徴的.
めでたいでんしゃ「かしら」八幡前駅にて.
「かしら」の内装。冒険船がテーマで、迷路で遊べるシートや船の甲板を模した床が特徴的.

友ヶ島汽船

加太駅に到着後、友ヶ島行きフェリーが出発する加太港に向かいます。
フェリーは2種類あるのですが、今回乗ったフェリーも前回同様、作中の「ひとがしま号」のモデルとなった「ともがしま号」です。

友ヶ島行きのフェリー「ともがしま号」.

乗船後、前回の旅で撮影し忘れていた風景を写真におさめました。
下の写真は、本作の第1話、1コマ目に写っている、船内の風景です。

フェリー「ともがしま号」の船内風景.

また、作中で慎平と南雲先生が座っていた座席はこのように、全て前向きに配置されています。
作中では、この座席が向かい合って配置されており、慎平が南雲先生の胸にダイブするわけですが、現実世界の座席配置では、そのような事象は起こらないようです。

フェリー「ともがしま号」後方部の座席.

友ヶ島

友ヶ島に到着しました。今回も、ミオと一緒に島内を散策します。

友ヶ島上陸後にミオと記念撮影.

以下に、前回の旅の散策ルートと、今回の散策ルートの両方を示します。

前回の友ヶ島の散策ルート.
今回の友ヶ島の散策ルート.

前回の旅では、作中に出てくる聖地を中心に散策しました。今回は、前回行かなかった探照灯跡や旧海軍聴音所跡など、作中には出てこない場所も含めて散策します。

まず、こちらは港のすぐ側にある、友ヶ島案内センターです。
和歌山市とのコラボ事業の一環で配布されている「聖地巡礼マップ」を見て初めて気づいたのですが、作中では、凸村がいる駐在所のモデルになっています。

友ヶ島案内センター.

続いて、探照灯跡。ここは、散策ルートから外れた遠い場所にあるので、立ち寄る観光客は少ないようです。実際、道中は誰も見かけず、ひとりぼっちでこのような廃墟を訪れたので、急に幽霊あるいは影に襲われてもおかしくないような不気味さがありました。

探照灯跡.

訪れる人が少ないため、逆に、鳥やリスといった野生動物が多く住みついているようです。道中、何度もそれらの動物を見ることができたので、自然を満喫したい人にはおすすめかもしれません。

探照灯跡の後は、前回も訪れた第三砲台跡にやってきました。言わずもがな、ノスタルジックで良い場所です。

第三砲台跡.

次に、旧海軍聴音所跡です。戦時中この場所は、海中を進む潜水艦のスクリュー音を聴き取り、海底に引かれたケーブルに繋いだ機雷で迎撃する施設だったそうです。
行く前は、ただの古びた建物だろうとあまり期待していなかったのですが、思いのほかフォトジェニックで、満足しました。

旧海軍聴音所跡.

その後、第五砲台跡を訪れたのち、最初の港に帰り、友ヶ島を後にしました。

加太

フェリーで友ヶ島から加太港に戻り、加太を散策します。
サマレンの舞台である日都ヶ島とは違い、友ヶ島は無人島であるため、作中ではこの加太の街を参考にして、日都ヶ島を描いているそうです。
例えば、夏の旅の記事でご紹介したように、コバマートのモデルとなった小嶋一商店もこの加太の街にあります。
そして、加太の魅力は何といっても、昭和レトロな街並みです。古い建物や看板も多く、昭和にタイムトラベルしたような、素敵な場所です。

昭和レトロな加太の街並み.

お昼ご飯は、満幸商店で食べることにしました。この店では海産物も売っていますし、食事もできます。

満幸商店の外観.

僕が注文したのは、「ミニしらす丼」と、店の名物である「わさびスープ」です。

ミニしらす丼と名物のわさびスープ.

まず、しらす丼は、ミニサイズであっても、このボリューム。お椀から溢れんばかりのしらすを堪能できます。
また、わさびスープは、真鯛の骨を煮込んで作られたスープに、刻みわさびを入れていただきます。わさびを入れなくても、深みのあるダシで十分美味しいのですが、わさびを入れることで味と風味にアクセントがきき、スプーンが止まらなくなります。写真のように鍋一杯分のスープがあったのですが、あっさり完食してしまいました。
ごちそうさまでした。

そして、お昼ご飯を食べた後、道草を食いながら、のんびり帰宅しました。

戦利品

今回の旅の戦利品は、友ヶ島内のサマレン聖地が紹介された「聖地巡礼マップ」、和歌山市観光案内所でもらえる「アクリルスタンド」、そして対象の書店に立ち寄り手に入れた「イラストペーパー」です。

戦利品である、聖地巡礼マップ、アクリルスタンド、イラストペーパー.

特にアクリルスタンドに関しては、机に飾ることで、いつでも慎平と潮に側にいてもらえるので、大変気に入っています。(本記事も、慎平と潮に囲まれながら執筆しています笑)

こんなに楽しいコラボ企画を実施してくださった、集英社さん、サマータイムレンダ製作委員会さん、和歌山市さん、本当にありがとうございました!

まとめ

今回は、サマレンの聖地である、和歌山県加太・友ヶ島の旅の様子をご紹介しました。
夏の旅の記事では作中と現実世界の風景の比較をメインに書きましたが、今回の記事では聖地の調査だけでなく、加太・友ヶ島の旅行中に楽しめる乗り物、観光地、食べ物についてもご紹介しました。
加太・友ヶ島に旅行される方は、ぜひ本記事をご参考にしていただけると幸いです!

それと、今後の記事について。今までは、サマレン既読の方も未読の方も両方に読んでいただける記事を書いてきたが、今後は、作品ファン向けの解説記事も書いてみたいと思います。
まだ解説記事が無いことで理系の分析力を発揮できず、本マガジンのタイトル「サマータイムレンダを理系オタクがフカンしてみた」をあまり実行できていない点は申し訳ありません笑
ただ、4月のアニメ化の前に、ネタバレを含む記事を書きすぎるのもどうかと思うので、そのあたりはバランスを考えながら、執筆していこうと思います。(あくまで僕の記事執筆の目的は、作品の応援です。)

次回の記事もぜひ、ご覧ください!

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フナギナギ
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