手づくりごはんの前にすること
■猫の食生活は(犬よりは)難しい
市販のフードから、いきなり手づくりごはんの切り替えは難しいです。
犬も、犬種や性格によって食べなかったりするので、
犬の飼い主様も、ゆっくり一緒にやってみましょう。
私が手づくりごはんをイベントで販売する時も、
ラインナップを見ていただき、
「うちの子にも食べさせたい」と
思っていただけるので、
とっても嬉しいのですが。
「今までドライフードで、あげたことがない」という猫飼い主様には
残念ながら販売はいたしません。
もちろん、食べてもらいたいですよ。
でもいくら、300円、500円のものでも
買って帰って、もりもり食べてくれるかな~と
わくわくドキドキしても
プイッとそっぽ向けられたら、悲しいいですよね。
その飼い主さんのガッカリは、
敏感に受け止めてしまうのです。
「ママが落ち込んでいるのは、僕の・私のせい?」ってね。
これは、アニマルコミュニケーターである私が、
セッションする子達から聞く話でもあります。
私も、せっかく作ったものが一口も食べてもらえず
破棄されるのはとても悲しいです。
■しっとりOK?チャレンジ
今までドライフードしか与えていない飼い主様にお伝えするのは
「試しにふやかしたフードを与えてみる」というチャレンジをしてもらいたい。
これ、少し根気がいりますが、試してほしい。
■いきなりしない
お伝えしているのですが
つい皆さん、いつものドライフードの量に直接バシャッとお水をかけてしまうようです。
これだと、基本警戒心の強い猫は、「いつもと同じご飯の匂いなのに、違うっ」と食べなくなります。
■2~3粒から始める
いつものお皿でも良いし、豆皿でもいいので、ドライフードを2~3粒から初めて見てください。
これで食べれるようなら、OK
食べない場合は、その日は諦めて、いつ戻りのドライフードをあげてください。
翌日、遊んだ後に、おなかを空かせた状態で再チャレンジしてみてください。
■だんだんと増やす
少量ずつふやかしたものを与えることで、水分量の摂取量も変わってきます。
ふやかしたものが食べれるようになれば、今度はウェットタイプのフードを与えてみてください。
もちろんそれだけでは足りないので、いつものようにドライフードもあげたらいいし、お水でふやかしたフードの量を多くしてもOK
まずは、カリカリ食感以外の食感も、食べ物だよと認識してもらうところから始めてみましょう。