死せるお豆腐

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  • コラム・エッセイ 『あの子のおはなし』

    私という人間だったり知らない誰かだったりのおはなし

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    小説や漫画、映画のレビュー・感想文

  • ''note''ななのかかん

    8/1〜8/7のなのかかんに渡る毎日一記事投稿プロジェクト。文字に救われる気持ちがあること、文字に触れる楽しさを知ってほしい、私の言葉をもっと沢山の人に読んでもらいたい、という想いで ''note'' な1週間を作り上げました。

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    『ホテル 冷たい熱帯魚』オリジナルライター

    オリジナル曲『冷たい熱帯魚』をライターにしました。 煙草のお供にしてもよし、 ビューラーを炙ってもよし、 持ってるだけでもよし。 架空のラブホテルライターを持ち歩いちゃってください。
    500円
    なんでもぱんぱんだ屋さん
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    1st album『セーラー服を脱ぐ時には』

    収録曲 01. 青春ロック 02. 知らないあなた 03. 汗 04. フユノアカ 05. 私のためのうた 06. 君は猫、僕はネオン 07. 冷たい熱帯魚 08. おやすみ弱虫 09.もういない春 10. 前髪ッドナイト 11. 19歳よ
    1,000円
    なんでもぱんぱんだ屋さん
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    『ホテル 冷たい熱帯魚』オリジナルライター

    オリジナル曲『冷たい熱帯魚』をライターにしました。 煙草のお供にしてもよし、 ビューラーを炙ってもよし、 持ってるだけでもよし。 架空のラブホテルライターを持ち歩いちゃってください。
    500円
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    1st album『セーラー服を脱ぐ時には』

    収録曲 01. 青春ロック 02. 知らないあなた 03. 汗 04. フユノアカ 05. 私のためのうた 06. 君は猫、僕はネオン 07. 冷たい熱帯魚 08. おやすみ弱虫 09.もういない春 10. 前髪ッドナイト 11. 19歳よ
    1,000円
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    1st E.P『あの子のおはなし』

    1. 枯れた花 2. 赤面症のあの子が言った 3. プールサイド 4. パンダ
    500円
    なんでもぱんぱんだ屋さん

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気怠い夏に観たい映画 6選

8月も半ばいよいよ夏も真っ盛りということで、季節に便乗し'' 夏に観たい映画 '' を紹介していきたいと思います ☀︎  個人的に夏は苦手なので、そんなボーッとしてしまう暑苦しい気怠さを、映画で少しでもキラキラしたものに出来ればいいなと思いながら選びました。 よければ参考にしてみてください。 はじまりはじまり​ スイートプールサイド (2014) (見放題 - U-NEXT・TSUTAYAプレミアム・huluなど) あらすじ:男子なのに毛が生えないことに悩む高校1

    • 2021・上半期に観た映画の中で好きだった作品 (邦画編)

      邦画編 (見放題 - TSUTAYAプレミアム・Amazon prime・TSUTAYA TV・FOD・U-NEXT・d TV・hulu) ポスターが一見洋画っぽくて、なんだこれ?と気になっちゃう不穏さがあってまずそこに惹かれた。 次に銭湯というシチュエーションに惹かれて、そしてそこで人を殺している『殺人 × 銭湯』という設定に最高!となる。 身近に潜むJホラーみたいな怖さや水場のジメジメと青々しい陰湿感がありつつも、和彦のモサっとしたキャラが深刻さを伴わずなんなら非

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        2021年、あっという間に半年が過ぎていてびびり散らかしてる。 ということで私的、待ってました!な企画。 2021年上半期に観た映画 174本 の中から、これは好きだったなと思った作品を個人的嗜好、目線、見解で紹介していきたいと思います。 少しでも誰かが観てみたくなってくれるようなレビューを意識して紹介していくので、気になる作品を見つけて参考にしてもらえたら嬉しいです。 今回は洋画編から。 洋画編​ (見放題 - U-NEXT) 何がいいって、法で裁けない悪人ど

        • 三つの夜に溺れる

          第一夜   『 音楽に溺れる 』 曲を作る。やめる。歌詞を書く。やめる。好きな曲を歌ってみる。やめる。目的なくギターを触る。やめる。好きな曲を聴く。やめる。 今日この夜が音楽を消費する夜なのか、もしくは生産する夜なのか。はたまた美味しいご飯を求め、夢現ふらふらと理想を彷徨うだけの夜なのか。そんなの知ったこっちゃない。今夜に適した最善策などもっと分からない。 好きなもの、憧れてやまないものに、今在る自分の存在を脅かされている。 とりあえず思い立ったことからやっていると、

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        • コラム・エッセイ 『あの子のおはなし』
          7本
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          おせんべいは退屈の合図

          おせんべいを自ら食べたいと思うことがない。嫌いでもなく好きでもない。ただ自ら手を伸ばさない。どっちでもいい。どうでもいい。なくても生活に支障はない。 ここで言うおせんべいのような存在がこの世には溢れていて、そんなこんなで苦手なネギを克服しようとふと思い立ち、美味しいものだけで満たしていたい口の中にわざわざ放り込んでみたりもする。そして数日後には、不本意に添えられたネギを一瞥するや否や顔色ひとつ変えず端っこに避けて満足しているのだ。 そんなことの繰り返し、人生。無意味と惰性

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          「すし屋の隣が思い出せない」

          自由律俳句とは、 五七五の定型俳句に対し、定型に縛られずに作られる俳句を言う。季題にとらわれず、感情の自由な律動を表現することに重きが置かれる。 最近「自由律俳句」とやらにはまっている。 きっかけは、かが屋というお笑いコンビの加賀さんと放送作家の白武ときおさんが、エロと自由律俳句を掛け合わせた「エロ自由律俳句」なるものを詠み、講評しあっている連載記事を見たこと。 それが以下の記事である。 「自由律俳句」がよく分からないという方、この記事を読んでいただければ多少どうい

          「すし屋の隣が思い出せない」

          日記 2020/08/07

          今日はちょっとだけソワソワしている。 その理由は二つ。 ① 私の誕生日である ②ばあちゃん(おばあちゃんのこと)の命日である しかし特別、何かをやりたい、何処かに行きたいという気持ちもなく案の定ダラダラと一人で映画を観ていた。(観た映画:『新感染』『キャビン』) 私にはばあちゃんとの記憶があまりない。それは関わりがなかったとかではなくて自分がまだ幼かったせいだからだと思う。顔も声もどんな人柄だったのかも、あまり思い出せない。たくさん遊んでもらっただろうにとことん淡白

          日記 2020/08/07

          07 何もしないという罪から私たちは逃げている

          ・チョコバリのないコンビニなんて金魚のいない水槽だ ・このあいだ  を  こないだ  って言うの可愛い ・海洋の覇者を見る夜 ニシオンデンザメが愛おしい 北極の深海で時速1キロで泳ぎながら生きるらしい 盲目なのに どうして生き続けるんだろう その孤独さは底知れぬ深海のよう ・雌に自分をアピールするために水面から高く飛び上がり大きな音を立てるイトマキエイの姿が私の好きなセブンのイカ焼きに見えて美味しそうになっちゃった ・食べることが好きな万年ダイエッター ・口を開くた

          07 何もしないという罪から私たちは逃げている

          06 お気に入りの小説たち

          本日は、お気に入りの小説たちを紹介していきたいと思います。 お気に入りの漫画、お気に入りの映画、と書いてきましたが、やっぱり好きなものを語る時間は幸せで楽しいし何よりその瞬間に救われた気持ちになれます。 そして最後の''お気に入り''シリーズとなりました。今回も決めきれなかったので四冊のみ!と制限をつけ、死闘に死闘を繰り広げた脳内会議によって決定した作品を紹介します。これは涙無くしては語れないドラマがあります。(ないです) ぜひ最後までお付き合いくださいませ。 ---

          06 お気に入りの小説たち

          05 住む場所の音に対する執着のこと

          最近、引っ越しをした。 鮮明な生活の記憶があるのはさよならしたその一軒家だけ。二階建てで部屋数も多くとても広くて快適。生まれてからずっと住んでいたわけではないけれど、当たり前に帰ってこれる場所、安心の場所だった。さよならはちょっぴり寂しい。 住む場所が変わる経験は記憶上だけではほぼ初めてで(実際はアパートや団地にも住んだりしていた)よく分からないけど不思議な感覚だった。心の準備も出来ぬままそそくさと引っ越して早一ヶ月。未だに実感が湧かない。お泊まりしている感じ。いつかどこ

          05 住む場所の音に対する執着のこと

          04 お気に入りの映画たち

          本日は、お気に入りの映画たちを【洋画編・邦画編】に分けて紹介していきたいと思います 本数縛りをしないと決めきれなかったので2本ずつだけということにします 洋画編​ 『LEON(レオン)』 1994年製作 あらすじ:ある日、少女・マチルダの一家が惨殺される事件が起きる。孤独と復讐心に苛まれたマチルダは、殺された弟の仇を取るべくとなりに住む殺し屋・レオンに殺しの特訓を受けるようになる。奇妙な生活の中で2人の仲は徐々に深まり、ついにはマチルダがレオンに恋心を抱いてしまう。

          04 お気に入りの映画たち

          03 「夕焼けに触れるとき、」

          私、もちろん夜が一番好きなんだけれど、陽が沈む瞬間にはとても悲しくなるの。まだ行かないで、ってお願いするの。 燃えるような夕焼けがクリーム色の褪せたシーツに映し出すレースカーテンの模様なんてとても綺麗なの。ずっと見ていたいし撫でていたい。夕焼けに触ったよって自慢したい。 薄汚れた窓に打ち付ける雨の音。そんな日は雨粒模様のシーツになる。映像みたいに模様が動いたりなんかしちゃうんだよ。可愛いでしょ。 そして今度は、真っ白なパジャマに着替えて窓辺に立つの。ほら、私だけの雨粒柄

          03 「夕焼けに触れるとき、」

          02 お気に入りの漫画たち feat 独断と偏見

          本日は、お気に入り漫画の紹介をしていきたいと思います。2日目にして趣味丸出しですが、どうぞ最後までお付き合いくださいませ... 少女漫画編 『センセイ君主』 幸田もも子 これは有無を言わさずのランクイン。簡潔に言うと、先生と生徒の禁断の恋的なお話。大体の女の子が一度は憧れる設定...。 実写映画化もされているので知っている人も多いと思うのだけど、本当にキュン度がやばいです。少女漫画として完璧拍手喝采なのです。実写化されてから世間で王道漫画化しちゃっていて少し嫌なのだけ

          02 お気に入りの漫画たち feat 独断と偏見

          01 イントロダクション

          小沢健二の言葉と眠る街明かりの中のヤングたちよ  東京は明るいか 東京は五月蠅いか 東京は空気が不味いのか 憧れたものには追い付けたか 断片的な希望を集めそれでも夢は叶いそうか 僕らが住む街には喜びと悲しみが時に訪ねる そしてみなは手を振ってしばしの別れを告げるのだ いちょう並木を通るときそれは確かなものになる 街の光に眩んだとききっとあいつが恋しくなる  東京タワーへと続く道が言葉を飲み込み生活の海を掻き分ける  そして僕らは溶け合うように眠りにつく 日曜の昼下

          01 イントロダクション

          死せる孔明、生ける仲達を走らす

          『優れた人間は死んでも尚、生前の威風を備え生きている者を脅やかす』 私が『死せるお豆腐』という名で文を連ねるのは、この ''優れた人間'' で在りたいのかもしれない。 18歳を迎えた時、私は全てを手に入れてしまったような気がした。遠いと思っていたものはあっという間に通り過ぎ、そして虚無だけが残った。 このまま死んでもいい。 執着とか雑音とか生活とか人間とか、空っぽで薄っぺらい繋ぎを作る不器用で不格好な自分とか、そんなものからここで解放されるなら清々しいとさえ思った。

          死せる孔明、生ける仲達を走らす

          いつもより眼鏡をかける回数が多くなった気がする私はまた少し目が悪くなった、気がする

          いつも通り過ぎ去る季節にいつもと違うこのご時世、みんなが同じことを呟き、意味もなくバナナケーキを作り、お家に篭って浦島太郎 ・みんな空の下〜なんだなとちょっと安心した ・バーチャルもAIも馬鹿に出来ないな ・ZOOMで背景画像を生肉にしてオンライン飲み会をしてみたかったな 見えない敵が一番怖い そう、俺らの敵は『ブルーライト』 こいつに怯えブルーライトカット眼鏡をネットで買った輩も少なくはないだろう 実際に、いつもより眼鏡をかける回数が多くなった気がする私はまた少

          いつもより眼鏡をかける回数が多くなった気がする私はまた少し目が悪くなった、気がする