ママとこどもの特別な関係
今日のテーマは「親子の数秘」です。
数秘術は、私たちの生まれ持った性質や学びを数字で読み解く方法ですが、ママの数字とお子さんの数字には、それぞれ意味があり、実はお互いにとても大切なことを教え合う関係にあるんだ、というお話をしていきますね。
ママとお子さんが互いにどんな学びを持っているか、実際の例を見てみましょう。
1)Aさんのケース:数秘⑤のお母さんと数秘③のお子さん
Aさんは、数秘⑤を持つママ。
⑤を持つ人は「自由を愛する冒険家タイプ」。新しいことにチャレンジするのが大好きで、じっとしているよりも外に出て様々な経験をするのが得意な方。
そんなAさんのお子さんは数秘③。感性豊かで表現が大好きなクリエイタータイプです。
少し恥ずかしがり屋な部分もありますが、ユーモアや遊び心が豊かで、自由にのびのびと表現することが得意な子です。
Aさんは最初、「挨拶ができない。もっと自分の気持ちをはっきり表現してもいいんだよ」と思うことが多かったそう。
でも数秘を知って、はずかしがりやなのもまたこの子の持つ性質の1つ。無邪気で素直でお絵描きが好きな元気いっぱいの子です、とその子のできていた面にも改めて気付けて、育児に寛大になれそうとおっしゃっていました。
③の子のシャイな部分を「ありのままの姿」と受け入れることで、人の目を気にしていた自分や、ルールや常識を守ろうとしてそこに沿わせようとしてしまう自分の価値観に気付けたことは、ママ側の学びでもありますね。
2)Bさんのケース:数秘⑥のお母さんと数秘⑦のお子さん
Bさんは数秘⑥を持つお母さんで、⑥は「愛情深いサポータータイプ」です。家族や身近な人に対する愛情が深く、いつも周りの幸せを考えることが自然とできる方です。
一方、Bさんのお子さんは数秘⑦で、「内省を好む探求者タイプ」。一人でじっくり考える時間が大好きで、感受性が豊かです。人と群れるよりも、じっと観察したり考えたりすることが多い傾向にあります。
ある日、Bさんは「どうしてこの子は一人で遊びたがるのだろう?」と心配になりました。でも、子どもがじっと真剣に考え込んでいる姿を見て、「この子には、自分の世界を持つことが大切なんだ」と理解しておられました。
お世話好きな⑥のママが干渉しすぎない、良い距離感を保つことって大きな学びですよね。それを⑦のお子さんが教えてくれています。
隣り合わせの数字はぶつかりやすい傾向があります。
だからこそ【私たちはそうなんだ】と知ることと、
「じゃあどうしよっか」という視点で、数秘で知ったお互いの個性を調理する。
これが自己分析ツールでもある数秘のいい使い方ですね。
どんな子なのかを知って、受け入れて、以前より理解して肩の力を抜きながら育児と向き合う。
文字で描いたら簡単そうですけど、実際は毎日毎時間毎分様々なことが起こるので、大変なこと。
親子である意味、親子だからこその学びとともに、親はこどもをコントロールしようとしなくていい理由が見えてきたかと思います。
「ありのままでいようね」っていう気持ちをいつも心に持ちながら、楽しく親子での人生の旅を楽しんでいきましょう。