"未経験 文系"でエンジニアになって2年、自分に【足りていない】と感じたスキル
「30代 未経験 文系 独学」でエンジニアになって2年経ちました。
「この年齢で、しかも独学でエンジニアになるなんて無理!」というふうにネットでは結構言われていますが、実際はなんとか仕事ができているし、「エンジニアになってよかった!」といつも思ってます!
何より、ITに関することを勉強していて面白いし、「努力が報われやすい業界」というふうにもよく聞くので、勉強のモチベーションも高いです。
そんな中、仕事をしていて「この能力がまだまだ足りない!」というふうに感じたスキルがあります。
今後はこの能力を高めていきたいし、すでに身についている場合、「これからエンジニアになりたい!」と思った人にとっては武器になると思います!
自分に足りていないと思った能力とは?
結論から言うと、「問題を論理的に、一つ一つ解決していく力」です。
自分にとっては、この能力がすごく足りていないな…と感じました。
なぜこの能力が必要と感じたのか
例えば、プログラムのテスト中にバグが出たとします(あんまり出て欲しくないですが)
そのバグを修正するためには、
変数に値を格納する時に上手くいっていないのかな?
どの関数に問題があるのかな?
そもそもプログラムに問題がある?それともテストデータに問題がある?
などなど、色々なことを考えて、仮説を立てて検証をしていきます。
そこで、「この処理ではここまでは間違いなく問題がないはず。そうしたら、これより上の処理に問題があるはずだから…」という形で考えていくと思います。
この手順でバグを修正する時に、自分は修正までにかかる時間が、まだまだ多くかかると思っています。
実際にバグを修正した後に振り返り、「もっと早く改善できたな…」と感じることが多いです。論理的思考力がある人なら、バグ修正やプログラムの処理を考える時に、よりシンプルにより早く考えることができるだろうなと思いました。
文系だって、論理的に考えるのでは?
「でも、文系も論理的に考える時って多くあるはずでは?」と自分でも考えてみました。
ただ個人的に、文系と理系の論理的な思考力については、論理的に考える回数が圧倒的に違うと思っています。
例えば文系で国語の問題を解く場合などを考えた時に、「この段落にこのように書いてあることが根拠だから、答えはこう!」というふうに考えると思います。
その時は根拠1に対して、答えが1というふうに、1つの根拠を探して回答を導くという形になると思います。
しかし、数学の問題を解く場合、「この答えを導き出すためには、この式が必要で、この式を求めるためにはこの値を求めて…この式を求めるためには多分ここを求める必要があって…」というふうに、1つの答えを導き出すために逆算する回数がかなり多いと思います。
この数学の問題を解くプロセスが、プログラミングの考え方に近いと感じているので、一生懸命数学を勉強してきた人とは、現時点の自分はかなりスキルの差がある…と感じています。
数学をずっと勉強してきた方…尊敬します!
だからこそ、今数学を勉強しよう
文系でもプログラマーとして仕事はなんとかこなせますが、論理的思考力を身に着けるためには、やはり数学を勉強する必要があると思いました!
高校時代から数学を避けてきた自分としては、過去に戻れるなら「数学は頑張って勉強しておけ!将来役に立つから!」とメッセージを送りたいです。
これからも日々スキルをつけるために勉強していきますが、数学力も高めたいと思いました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?