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美しいってなんだろう。

ふと、『美しい』ってなんだろう、と思った。

もちろん容姿的な意味合いならば、黄金比率だとか、理想体重だとか、色々基準はあるだろう。

でも、私が求める美しさとは少し違う気がする。

あくまでも私の好みの話になってしまうけど、美しさとは、身なりの清潔感と、年相応に熟した人間性だと思う。

身なりについては、当然ぱっと見てだらしなさすぎるとか、体臭がきつすぎるとか、そういったことが無ければいい。

人は見た目が100%とは思わないけど、人に良い印象を与える方法としては、物凄く有効だと思っている。

もちろん、恋愛についてはここに好みが加わるので話は少し違ってくる。

それから、年相応に熟した人間性については、私はこの年相応というのがネックだと思う。

ちなみに、早熟であることに越したことはない。

私が苦手なのは、歳の割に中身が育っていないタイプの人。

人を気遣えない、場に適した言葉遣いが出来ない、店員さんに対して横柄な態度をとる…などなど、例をあげると枚挙に暇がないけれど、25歳になって分かったのは、中身が年齢に追いついていない人は案外多い、ということ。

接客業をしていると、こちらが下手に出ているかつ、強く言えないことをわかっているのかいないのか、妙に強気で自分のわがままを通そうという人にたくさん出会う。

私はもちろん、自分がそういうことをされて日々嫌な思いをしているので、人と接する時は態度にかなり気を使っている。

少し話が逸れてしまったけど、つまり私が言いたいのは、それが例え刹那的な出会いだとしても、相手を敬い、当たり前に人間関係を構築出来る人こそ、人として成熟しているということなのかなと思う。

だから、私は八方美人が大好きだし、基本的にはいつもニコニコ機嫌がいい人や、はきはき喋る明るい人が好きだ。

私は、例えばすごく好みの見た目の人か、聖人並に中身が成熟した人なら、付き合うならどちらでもいいけど、一生一緒にいるなら圧倒的に後者に猛アタックする。

つまり、私は友達でも恋人でも、最低限の清潔感があって、熟した人間性を持つ人が大好きなのだ。

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