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人の気持ちは、分からないものだ。

人の気持ちなんて、考えても分からない。
それなら、自分が幸せになれることを考えた方がいい。

〇〇(曲名)の歌詞の意味を解説!
というタイトルのコラムが目に留まった。

深い解釈ができるなんて
書いた人は人の気持ちを見透かせる超能力者なのかと思った。
すごいね、と感嘆した。

でも、あるシンガーソングライターが10代の頃に書いた歌詞を
自分でも意味が分からないと言っていた。

なのに、私はこの歌詞の意味はこうだと考える
と考察を述べるのは何と滑稽なことだろうとも思った。
本人でさえ、分からないと言っているのに・・・

そうなるも無理はないのかな?

高校や大学受験の国語の問題を思い出してみて。
ある小説の一部分を抜き取り
『ー線部「それら」とは何ですか。次の中から全て選び記号で答えなさい』
必ず出題されていた一問。
この問題を解くにはテクニックや法則さえ身に付ければ簡単なこと。

歌詞の意味も、このテクニックや法則に当てはめられるかも?

それから『この作者はどう思ったでしょうか?
4つの中からひとつ選びなさい』の問題も
人それぞれ考え方が違うし、私は作者ではないから
その人の考えが全て分かるはずない。
なのに、答えはひとつしかない。

だから、〇〇(曲名)の歌詞を考察してしまうのかな。
これも日本語教育の弊害のひとつ??

人の気持ちなんて、どんなに考えても分からない。
もしかしたら、こうかな?くらいは分かるけれど
全てを分かるなんて到底無理。
もちろん、分かろうと努力はしなければいけないよね。

もしかしたら、私はあの人にこんな風に思われている?
嫌われたのかもしれない、どうしよう?どうしよう?
絶縁されるのかもしれない・・・

分からないことを考えて、起こってもいないことで思い悩むのはやめよう。
考えたって分からないのだから。

それよりも、自分が幸せになれることをしよう。
例えば、、
美味しいものを美味しいと言って食べるとか
観たい映画を映画館で観るとか、行きたい場所に出かけるとか
日常の小さな幸せを感じることで、幸せと思えるのが重要だね。

楽しそうに笑っている人がいたら、その隣にいる人も
ものすごく元気になって楽しく幸せになる・・・

分かってよ、察してよ。
自分が不機嫌になると、隣の人にも不機嫌が連鎖するから。
自分の機嫌は自分で取る。
そのためにも、自分で自分を幸せにしてあげなきゃね。

私の隣にいる人が、幸せと思ってくれたら、いいよね。
まずは、自分が幸せにならなきゃ。



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