徒然なるままになんとやら。

※「ひぐらしのなく頃に」全般のネタバレがあるのでわからない人はまず閉じた方がいいです。知ってる前提で書くのでまずわからないと思います。



 ということで「ひぐらしのなく頃に業」が始まってしまいました。
 今これを書いているときは三話まで放送しているところです。
 まあ端折りながら鬼隠し編から順にやってったりするのかなーなんて高をくくっていたわけですが、鬼騙し編ってなんやねーんとなって多くの視聴者共々頭を抱えているところでございます。
 今後どうなるかさっぱりなので、あえて今のうちに予想だけ立てといたら後で見て面白そうだなーと思ったので置いておくことにします。めざせ預言者。
 またこの前置きからもわかるように、ノリと勢い全振りなのですっごく読みにくいと思います。嫌になりそうだったので校閲してません。雰囲気で読んでほしい。

薄ぼんやりとした気になったところ

 一話などを見るとぱっと見鬼隠し編のように見える、というか多分ほとんどがそう思ったはず。
 とはいえ鬼隠し編の冒頭なんてどんな展開になろうが同じようなもんな気もする。あえて完璧に合わせていそうな気もする。

 二話冒頭に入って本当に唐突に「すまん再走して」みたいなことを羽入の思念みたいなのに言われて新規ってマジかよみたいな気持ちになりました。
 会話内容をざっくり聞き流した感じ、全部終わった後に何らかの原因で戻ってきた(死んだのかは不明)梨花がもう一回六月脱出する話っぽくはあるんですが、それに伴って気になった点が何個か。

・記憶のフラッシュバック
 多分なかったし、今まで殺した記憶が戻った例あったっけみたいなのも朧げな記憶。なんにせよ鬼隠し編の後であることは確かっぽい。

・そもそもタイトル
 鬼隠しに対して鬼騙し。どう考えても「鬼隠しっぽい」の意味だけではないような気がする。竜騎士07そういうの好きだった気がする。

・羽入
 「そろそろ戻せんわ」みたいなことを言ってた気がするんですけど。なんでまた戻ってるねん。

 とまあいろいろあるがそもそもの私の記憶がやばい。遠い記憶であることに加え、速さが大事と確認作業ぶっ飛ばしてるのが全部。
 とにかく、鬼騙し編からは知ってるようで知らない話をされている感じがやはり全体としてあります。違う気はするけど細かくは覚えとらんというやつ。

大胆予想! 鬼騙し編の今後はこうだ!

 ……でっかく打ち立てたけど妄想書きなぐりです。あとで見返して「全然違うじゃねーかタコ!!!!」って自分で言おうと思います。

 前章で述べたように今作は既視感はあるけど違う話となっている。で、わざわざ現代においてリメイクではなくオリジナルにした上で、結末を知った人向けに2話にして羽入を出すような構成にする理由なんてそれくらいだと思う。
 つまり、鬼騙し編は鬼隠し編に似せることで僕ら視聴者を騙すアニメということだ。それは一話だけにとどまらず、おそらくこれからも続くはずだ。
 とするとやはり最初は富竹の行方が重要だろう。我々は時報こと富竹ジロウがとにかく必ず真っ先に死ぬと思っているので、まあ死んでいるだろうなと思いやすい。しかし明確に二人とも行方不明と言及されている。朧げな記憶を辿ると、鷹野はここで死んでいる偽装などを施すことが多かったので、二人とも行方不明なのは妙な話である。意味もなくそういう状況になっているとは思えないので、何かしらが起きているのは間違いないだろう。
 既にいろんな人々が動いているだろうというのは想像に難くない。では視点を変えて「なぜ動いているか」にしたときに一つ思い付いたことがある。

「もし部活のメンバーが記憶を断片的に思い出していた場合どうなるか?」

 実際に圭一はフラッシュバックしていたことが描写されている。また、びっくり箱にやられる沙都子を見てぼうっとしているレナのシーンも不可解である。今までの何かがフラッシュバックした瞬間であるなら納得がいく。
 仮にそれが正しいとして、もしも殺し殺された記憶だけがフラッシュバックしたとしよう。その場合、通常であれば予想できる事象に対処しようとするはずだ。しかしすべてを知っている状態でない彼らにとって、殺し合いになるかもしれない仲間を信用することは難しい。誰が敵なのかすらわからない状況の中、全員が個別で動いていれば、表面的に鬼隠し編でありながら異なる状況が発生するのではないだろうか。
 これに重ねて、梨花が記憶をちゃんと引き継いでいない可能性は高い。もしも引き継いでいたらまず協力を持ち掛けるはずだからだ。わざわざ鬼隠し編からやり直す必要はない。さっさと赤坂に連絡を取り付けろ。祭囃しでも忘れてたので、そもそも羽入がもうポンコツなのかもしれない。あるいは、そもそもこの時間遡行は羽入の力ではない可能性もある。故に羽入はいないし、不可解なことが起きているというわけだ。

 そして、2話冒頭ですべてわかっている人向けの話を振ってきたことで、想像される可能性が一つある。
 それが「そもそも世界設定に当たるものがずれている」ということだ。
 読者を騙す上で、これだけではどんでん返しには足りない。今までと違う点は他にないか考えていたところ、悟志への言及にたどり着いた。
 鬼隠し編においては、圭一は悟志という謎の人物がいたことから猜疑心に駆られるわけだが、現状これがない。過去の事件において語られた際にそれらしき姿だけ映されていたが、そこまでしながら悟志のことを知るフェイズがないのは不可解だ。とするとおそらくこれを曲げる必要があったのだ。それがなぜか。
 私はこの世界において悟志の犯行ではないのではないか、と考えた。
 このままではなおさらわからない。私が考えたのはもっと先だ。

 今回の鬼騙し編、雛見沢症候群がそもそもない可能性はないか。

 であれば成り立つ、というわけではない。現状出ている情報がほとんどないからである。そんな無茶苦茶な。
 しかし、「雛見沢症候群が存在しないのに、殺しあった記憶だけフラッシュバックしている」という状況はまさに「鬼騙し」という名にふさわしい状況ではないだろうか。
 また、富竹周りとかを振り返ってたあたりで出てきた「ルールX・Y・Z」のことを見て、我々のような既知の人間はこれにのっとってひぐらしのことを考えているなと思ったため、逆に全部ない方が我々にとって異常に映るのではというのが私の考えである。

まとめ

 ということで私が考える鬼騙し編はこんな感じです。

・部員が別世界の記憶を持っている
・雛見沢症候群がない
・羽入の力ではない時間遡行→ラムダデルタ等うみねこ絡みか

 最後の項について全然書いてないのは、うみねこがさらにあやふやだからです。そこの関係が整理できてないのですが、どうやら六軒島っぽい絵が映ってたりしたそうなのでいくらか関係あるんじゃないでしょうか。
 ラムダデルタあたりが準備したゲーム盤が今回というのはそれっぽくないですか。とはいえあんまり絡みすぎると初見さん本当にさよならしちゃうので多分知ってると楽しめるくらいにするんじゃないかな。

 このうち何個か次放送でもう破壊されたりしそうですが、今のところこんな感じにしておこうと思います。全部終わったら見返して「校閲はしろって言ったろバカ!!!!」って言おうと思います。

 そんなこんなでこんなところまでお読みいただきありがとうございました。

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