MUSICの力が世界を変える。初めてシクラメンを観に行ったお話
そのグループを知ったきっかけは2012年のJ1最終節だった。この日残留が掛かっていたガンバ大阪はアウェイでジュビロ磐田と対戦。しかし1-2で敗戦してクラブ史上初のJ2降格が決まった。
そんな重苦しい雰囲気の中、スタジアムでは明るいBGMが流れていた。その曲は2012年シーズンのジュビロ磐田の応援ソング「必死マン」であった。
この曲を歌っていたアーティストこそが今回の記事で取り上げる「シクラメン」である。シクラメンは東京都蒲田で結成された3人組のポップアーティストである。
ジュビロ磐田の他にも宇都宮ブレックスの応援ソングである「ハートビート」を歌っていたりしているため、スポーツファンとしては少なからず存在は知っていた。
2022年10月2日、シクラメンが数年ぶりにアスナル金山でフリーライブを開催するとの情報を入手したので私も会場に向かった。
するとリハーサルの時点で既にたくさんの人が!
リハーサルの盛り上がりを見て「もう少し近くで見たい」と思い2階から1階へ。全然曲も知らないのに検温・消毒をした上で優先エリアに入っていった。
ほとんどが知らない曲であったが、最後に歌った「MUSIC」だけは知っていた。何故ならyoutubeにMVがアップされていたからだ。初見はまずはyoutubeで曲を覚えるのだ。
正直に言って今回のライブはめちゃくちゃ楽しかった。今社会が失いつつあるライブがそこにはあったような気がする。初見で知らない曲ばかりではあったが、自然と振り付けはできていた。
撮影は禁止だったため写真等は撮っていないが、メンバーのTwitterを見ると様子が伝わってくるだろうか。
MCも上手で次も機会があれば観に行こう!と思わせてくれるアーティストだった。