「トレンドを追う」のは時代遅れ
明けましておめでとうございます。
凪です。
いよいよ2025になりましたね。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
本日は、「トレンドの追い方」について、読者の9割が納得せざるを得ない視点で解説します。特に今回は「モテ」を軸に据え、トレンドの捉え方や活用方法を深掘りし、その本質に迫ります。ファッションと「モテ」の関係を紐解きながら、実践的で役立つ考え方をお伝えします。
トレンドとは何か
「流行りを理解すること」とは
「対異性ウケファッション」を正しく噛み砕く
情報収集の方法
上記の項目は一見似ているようで、実際にはそれぞれ異なる視点を示しています。ただ、本noteをしっかりと読み込めば、流行についての基本的な理解はおおよそ掴めるはずです。一度でも「流行り」が気になったことがある方は、ぜひ最後まで読んでみることをお勧めします。
さらに、本noteを通じて理解を深めることで、今後「凪」含むファッション関連アカウントの投稿に対する見え方や解釈が変わり、情報の精査や収集も格段にしやすくなるはずです。ファッションに関する情報をより有益に活用したい方にとって、ぜひ押さえておきたい内容となっています。
※そもそも「トレンド」という言葉には市場傾向そのものを指す意味もありますが、今回は一般的に使われる「流行り」という意味で話を進めていきます。この前提を押さえた上でお読みいただければと思います。
前置きが長くなりましたが、さっそく結論をお伝えします。
「トレンドの追求」はモテにおいて無駄な努力
恐らく多くの方がピンと来ていないと思うのですが、結論はタイトルの通りです。最近の「モテファッション」において、正直「トレンド理解」を深く追求する必要はほとんどない。トレンドを追う努力が女性攻略に直結するわけではない、ということを理解していただければと思います。この事実を受け入れることが、ファッションを活用する上での第一歩です。
執筆しながら、このnoteを読んでいる皆さんの心を擬似的に読み取ってみたのですが、恐らく「トレンドを追うならインスタの○○アカウントをチェックして、このセレクトショップのこのコーナーを見れば流行が先取りできますよ」というような分かりやすい結論を期待していた方が多いのではないでしょうか。確かに、そういったアドバイスがあればスッキリするかもしれません。しかし、実際にはそんなに甘い話ではありません。ファッションの本質や「モテ」を意識したスタイルを考える上では、もう少し深掘りする必要があります。
ついでに厳しいことを言うと、「ファッショントレンドを理解したい」と思っている皆さん、本当にその本質を理解しようとしていますか?多くの人が「流行に遅れたくない」「流行の服でモテたい」といった表面的な安心感を求めているだけで、本質的な理解を目指していないのではないでしょうか。流行を追う理由をもう一度考えてみてください。
まあ、モテることだけを目的にしていて、ファッションをその一側面としか見ていないなら、それでも構わないと思います。でも、そうではない人もたくさんいるはずです。たとえば、モテを追求しつつも服そのものを好きになりたい人、既に興味を持ち始めた人、ファッションは好きだけれど何から始めていいかわからない人。そういう人たちに向けて、このnoteが少しでも役立つものになればと思っています。
俺の有料noteとツイート、全部読み込んだら?と言いたいところですが、多分そこまで暇な人はそうそういないと思うんで、↓だけまず覚えてください。
そもそも、去年執筆したファッションの有料noteでも述べているのですが根本的に理解していただくことが二つあり、それは
モテファッション理解と服好きは全くの別物
女性はメンズファッションに対する解像度が低い、そして逆も然り
ってこと。
簡単に言っちゃえば、「1」は
服垢の紹介した服≠モテる服
服に詳しい人≠モテる服を着ている人
詳しく話すと長くなるので、皆さんの想像力を信じて簡潔にお伝えしますが、結論、女性と接する機会やそれなりのサンプル数がないと「モテファッション」の本質を理解するのは難しいです。いくら服のブランドに詳しくても、来季の流行を予測できても、リアルタイムで異性からフィードバックを得ていないと意味がありません。
これは当然、読者だけでなく発信者側にも当てはまる話です。どれだけ有名なインフルエンサーや大手の発信者であっても、最終的に信頼できるのは、デートやアポのサンプル数が多い人の発信です。実体験に基づく情報は、理論や予測よりも現実的で実用的です。
つまり、「オシャレな服」=「モテる服」ではないのです。しかし、デート相手から「オシャレ」と褒められた服(それも複数回)こそが、実際に「モテる服」を示しているのです。この違いを理解することが重要です。
でもって、問題の「2」なのですが
皆さんが思っているほど、女性はメンズファッションに詳しくないんです。確かにハイブランドやラグジュアリー系になると知っている方も増えますが、トレンドを知らない相手に「ウケる」ために、そもそもトレンドを追い続ける必要があるのか?という話です。
特に、昨年のように予想外のアイテムが流行ったり、突然謎の組み合わせが話題になる年もありました。そう考えると、必死にトレンドを追わなくても、その時々で注目されているアイテムを押さえたり、女性が好きそうなメインストリームのスタイルを理解しているだけで十分です。大事なのは、相手がどう感じるかを意識し、流行を道具として使いこなすことです。
というか、正直なところ、読者の皆さんが「トレンドを追わなければならない」なんてプレッシャーを感じる必要は全くありません。それはプロや発信者の役割です。もし単純に「モテたい」だけなら、上記のようなマインドセットを持っていれば十分事足ります。
ただし、ある程度の情報感度は持っておいた方がいいのも事実です。そこで、最低限の前提知識と、流行に乗り遅れないための具体的な案を以下にご紹介します。これを押さえておくだけでも、日々のファッション選びがぐっと楽になるはずです。
ハイブランド、ファストファッション、身近なブランドから覚える
ネット通販をチェック
ラグジュアリーブランドを百貨店経由でチェック
ここで漸くXの発信、インスタなどを見る
とんでもなくざっくりとした手順なので文句がある方がいれば解説込みでスペースくらいはしますが、この程度でも異性ウケに置いていかれない知識を身につけることは容易です。
1. ハイブランド、ファストファッションなど、身近なブランドから覚える
まず押さえておくべきは、ファストファッションとハイブランドです。具体的には、ファストファッションならUNIQLO、GU、ZARA、H&M、ハイブランドならLouis Vuitton、FENDI、PRADAなど。この二つのカテゴリを知っておくべき理由は、街中で店舗やユーザーを頻繁に見かけるほど認知度が高いからです。
特に、カバンやアクセサリーに関しては、ハイブランド率が男女問わず非常に高いので覚えておいて損はありません。ファストファッションはアイコニックなアイテムが少ないため、目視で「それZARA?」なんて言い当てる必要はありませんが、ハイブランドに関してはそのくらいの目利きができるようになるといいです。
例えば、お互いがつけているアクセサリーがLouis Vuittonだった場合、それが自然な会話のフックになることもあります。もちろん、「それテンダーロイン?」なんてレアブランドから始まる会話はほとんどないと思いますが(笑)。こうした前提知識を持っておくだけでも、話題の幅が広がり、人との繋がりが生まれるきっかけになります。
2. ネット通販をチェック
ネット通販と言っても
BUYMA
ZOZOTOWN
メルカリ、ラクマなどの中古市場
StockX
スニダン
SSENSE
FARFETCH
と、メインストリームなものだけでもこんなにあるんですけど、個人的に最速で知識を吸収したい時にオススメなのはBUYMAのコラムを読むことです。
ZOZOのランキングについては、正直なところあまり参考にはなりません。もちろん、ZOZO自体は非常に有能なサイトで、特にドメスティックブランドを購入する際には便利ですし、私自身もヘビーユーザーです。ただし、ランキングに関しては全く信用しなくていいと思います。
なぜランキングが参考にならないのか?
1. 売上重視で偏りがある
ランキングは「誰でも買いやすい」「流行りを押さえた無難なアイテム」が上位に来やすいため、個人のスタイルや目的に直結するとは限りません。しかもその「コスパ」は、費用対効果ではなく素人目線のコスパ、つまり安くて「見栄えが良さげ」なものばかり
2. 対象層が広すぎる
ZOZOの利用者は多岐にわたるため、ランキングはあくまで大衆向けのデータ。モテや個性を意識したファッションには合わない場合が多い
3. そもそもインフルエンサーブランドが多い
どう活用するべきか?
• ZOZO自体は活用する
ZOZOは商品の比較や購入のスピード感では優れているので、ドメブラを探す際や具体的なアイテム購入には非常に有効です。
• ランキングではなく「商品ページのレビュー」を見る
ランキングではなく、レビューや実際の商品ページで素材感やデザインをチェックする方が参考になります。
結論として、ZOZOのランキングはあくまで「こういうのが売れているんだな」くらいの参考に留め、重要視しないのが賢明です。それよりも、自分のスタイルや目的に合ったアイテムを選ぶことが大切です。
みたいな具合に、最初に羅列したネットショッピング媒体にはそれぞれ色や使い方というのがあるので、どんどんその理解度が上がっていくとショッピングも情報収集も非常に楽になります。
3. ラグジュアリーブランドを百貨店経由でチェック
これは正直ズルに近い方法です。なぜかというと、百貨店(例: 伊勢丹や阪急)のラグジュアリーブランドカテゴリーで展開されているブランドは、モテにおいて異性から「遅れている」と思われることがまずないからです。
なぜ百貨店ブランドは「ズル」なのか?
1. 信頼感が圧倒的
百貨店に出店している時点で、そのブランドの品位や品質が保証されています。そのため、着ている人に対して「センスがない」や「時代遅れ」と評価されることはほとんどありません。
2. 異性からの評価が安定
ラグジュアリーブランドに対して否定的な意見を持つ人は少なく、むしろ好意的に捉えられることが多いです。万が一「そのブランド古くない?」と言われたとしても、相手が相当感度が高いので、むしろその意見を素直に受け入れて学び直すチャンスだと考えるべきです。
3. 「ハイブランド」以上の多様性
百貨店にはいわゆる「ハイブランド」だけでなく、ラグジュアリーブランドやファッショナブルなブランドが揃っています。これらはネットショッピングでもよく見かけるため、知っておくだけでも選択肢が広がります。
どう活用するべきか?
• 百貨店を「学びの場」として使う
百貨店では実際に商品に触れることで、素材やデザインの違いを学ぶことができます。また、トレンドを踏まえた新作が揃うので、流行の方向性も掴みやすいです。
• 定番ブランドを押さえつつ、新鋭ブランドをチェック
百貨店ではLouis VuittonやCELINEなどといった定番ブランドだけでなく、新鋭のラグジュアリーブランドも取り扱っています。これらをリサーチすることで、ファッション感度を高めることができます。
• ネットショッピングと併用する
店舗で試着や確認をした後、ネットショッピングで価格やアイテムを比較するのも賢い方法です。
百貨店ブランドを取り入れることは、トレンドやモテファッションにおいてほぼ間違いのない選択です。特に、ラグジュアリーブランドに精通しておくことで、異性からの評価を確実に上げることができます。百貨店を上手に活用しながら、自分に合ったブランドを選びましょう。(まあ実際はウケ目線で楽ってだけで、別にラグジュアリーブランドも普通に高いので、予算的に厳しい人はやめた方がいいです。単純に知識の幅を広げるために覚えておくべきではあるとは思いますが)
4. X、インスタ等のSNS情報を活用する
セオリー通りに考えると、これは最後のステップなんですよね。SNS投稿の人気度や話題性は数字として可視化されることで、「これが正解だ!」と思いがちなのも理解できます(万バズはいい例)。しかし、個人的にはそれを**「自分のセンスに合う、最後のパズルピース探し」**くらいの感覚でいてほしいと思っています。
通販サイトのランキングに頼り切るよりも、SNSや発信者の情報を参考にする方が、よりトレンドに近い感覚を得られるのは確かです。ただし、ここで重要なのは、「自分のセンスや感覚に基づいて選ぶこと」。一から十まで一人の発信者のスタイルを真似るのも悪くはありませんが、今回のテーマは**「自走力」と「情報感度の向上」**なので、完全コピーではなく、自分の視点で選び取る力を養ってほしいのです。
SNS情報をどう活用するか
1. 数値に惑わされない
いいね数やフォロワー数だけで「正解」を判断せず、あくまで参考程度に。
2. 自分のスタイルとの相性を意識する
話題になっているものが必ずしも自分に合うわけではない。自分の感覚を基準に取捨選択を。
3. 「自分らしさ」を最後に取り入れる
最終的には、自分のセンスに合う要素を加えることで、トレンドに流されすぎず、個性を保てる。
今回のゴールは、他人の意見をただ受け入れるのではなく、自分で考え、選び取れる力を養うこと。SNS情報は、そのプロセスを助けるツールに過ぎないと考えてください。
最後に
当初の問いに対する私の回答について、それなりに納得いただけたでしょうか。今回は、言わば私自身のアウトプットも兼ねた内容なので、特典や個別コンサルのようなものは特に用意していません(まあ無料ですしね)。
とはいえ、このnoteの情報だけでも、それぞれにとって何かしらのヒントや気づきが得られたのではないでしょうか。ぜひ、ここで得た知識や考え方を自分なりに活用して、次の一歩につなげてもらえたら嬉しいです。
このnoteの内容をしっかり噛み砕き、段階を踏んで実践していけば、まずファッションの知識で異性に遅れをとることはないはずです。ただし、最も肝心なコーディネートの組み方やセンスについては、簡単に身につくものではありません。そういう時は、時間をかけて経験を積むも良し、足りない部分をコンサルで補うも良し。
※私のコンサルに興味を持っていただいている方は、もう少々お待ちください。今年の募集に向けて現在準備を進めています。募集が開始され次第、お知らせしますので、引き続きご注目いただけると嬉しいです。
ファッションは「正解」が一つではないからこそ、時間と努力をかけて自分らしい答えを見つけていくものです。このnoteをきっかけに、自分のスタイルを作り上げていくプロセスを楽しんでください。
それでは、またどこかで。