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梅シロップと山椒

平日の自由時間がないに等しいので、休日くらいは有意義なものにしたい、
という強い思いで週末を迎えたのだが、昨日は見事なまでにとっ散らかり、買い物とオイル交換しか出来なかった。

しかし、今日はちゃんと的(マト)を絞る、と決意する。
今日こそ梅シロップ造りと山椒の醤油漬けをする。それから本番前の練習を兼ねて、引っ越す前に買ったソロキャン専用のテントを近くの公園で設営する。それから引っ越し前に描いていた途中かけの絵を描く。

というわけで、朝、洗濯を終えてから、YouTubeのハードロック【作業用BGM】を聴きながら山椒の処理をした。窓から入る初夏の風と山椒の香りとハードロックの組み合わせが、私的に心地よい。山椒の香りがあまりにも良いので、山椒の香水があったら買いたいなと思った。

山椒の茎を取り外したところで、娘のムコ殿が「生の山椒を食べてみたい」と言った。どんな味か気になったらしい。
私も気になってしまったので、二人で食べてみた。
最初はミカンの皮?みたいな味がしたが、どんどん爽やかなミントのような味になり、そのうち舌が痺れてきた。強炭酸のようなシュワシュワ感を感じた。5分ほど舌が痺れたが、イヤな痺れではなかった。
たった一粒でこの威力とは…山椒恐るべし。

処理が終わったところで、お昼になっていたので、子供らに誘われ、近くの食べ放題で有名な洋食屋へ行く。久しぶりにお腹いっぱい食べてしまった。
最近、食欲が出てきたのは喜ばしいことだが、太るのはイヤだ。
食後に運動(テント張り)しようと思ったが、睡魔に呆気なく負けた。
結局、夕方まで死亡。(昼寝ともいう)

でもいい。昼寝が気持ち良かったから。

夕方、藤井風の歌を聴きながら、梅の瓶をアルコールで消毒する。
梅の瓶は大きいから、煮沸消毒ができないのだ。
梅は予め洗っておいたので、消毒し終えた瓶に氷砂糖と交互に入れる。
梅と砂糖は一対一。いつ梅シロップを楽しめるんだろう。楽しみだ。

茎を取り外した山椒を綺麗に洗って、五分ほど茹でてから氷水に浸す。これで辛味がなくなるらしい。煮沸消毒した瓶に入れ醤油を入れて完成。
素麺と相性がいいらしい。夏の楽しみができた。