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【事件】妻が鶏肉投げ入れ火事

あつあつ新婚夫婦に近隣区民から苦情も

 11月15日、名古屋市南区の2階建て一軒家が半焼する火災事故が起こった。住人である夫婦に命の別条はなく、隣接する家屋の燃え移りもなかった。同日18時頃、同家の調理中に火事は起きた。スーパーから戻った妻は若鶏の唐揚げを作るため、鍋いっぱいにサラダ油を入れた。

「普段から油の飛び跳ねが怖かった」

あつあつからぼおぼおへ

 衣をまぶした鶏肉を揚げる際、30cmの高さから鍋へ落とした。コンロに飛び散った油を見て、困惑したため、少し離れた距離から投入。さらに飛沫が上がり、火口の引火に繋がった。近くにあったキッチンペーパーにも燃え移り、5分も経たないうちに炎が広がったという。

 18時50分、妻の通報により消防が到着。すぐに火は消し止めたが、キッチン、リビング、水回りなどがある1階部分が全滅した。2階は無事である。

消防員、近所の声は深刻

「揚げ油に投擲することは言語道断。それが火災の原因に繋がったのは明白で、料理の際には十分気をつけてほしい」

消防員

 近隣住民からは苦情も。
 夫婦は、4月に入籍したばかりの新婚であり、普段から仲睦まじい様子だった。「いくら二人がお熱いからって火事を起こされちゃたまらない」、「星の数ほどあるYouTubeの料理動画で学んだ方がいい」、「投げる工程のある料理なんて聞いたことがない」など。
 これに対し、夫婦は「申し訳ない」と謝罪している。

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