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VF3tbOnline入門〔システム・小技篇〕

2024/7/31更新

VF3tbにはいろいろな小技があるが、今となってはネットにも転がっていない情報も多々あるので思い出せる限りでまとめていく。
随時追記していくので、気付いた点はコメントか私のXアカウント(投げハメ友の会 会長)まで連絡をもらえると嬉しいです。


入力コマンド表示

下2行が独歩頂膝のコマンド。K+Gの後1FでKだけになっている(Gを離した)。

モード(チームバトルとノーマルバトル)を選んでボタンを押したら、画面が切り替わってキャラクターセレクト画面が表示されるまで
「P+K+G+E押しっぱなし」

オフライン(いわゆる実機)の場合は、
スタートを押す前から「P+K+G+E押しっぱなし」
で同様のことができる。

自分が入力したコマンドを画面に表示させる。ただしCPUとの対戦時のみで、対人戦では表示されない。

出したい技が出ないときなどに、入力の確認をするなど非常に有益なので、常にやっておいても良いレベル。

読み解き方

1行目 ↓入力が2フレーム
2行目 Pが押され、↓Pという入力が完成(下段パンチ)
3行目 何も入らないニュートラル状態が12フレーム
4行目 →とEが完全同時に入力された(前ダッシュ)
5行目 →とEが完全同時に離されニュートラルが6フレーム
6行目 ↓のみの入力が1フレーム
7行目 Pが押され、↓Pという入力が完成(下段パンチ)
8行目 Pが押されたままレバーが左下に入った(技は出ない)
 ※↓P↙Pと入れたのではないので注意
9行目 ↙だけの入力が46フレーム
10行目 そのままレバーが↓に1フレーム入った

使用例1 入力ミスの確認

先ほどの入力はジャッキーのニーキックの後のコンボ練習のもの。

ニーキック後に下段パンチ⇒硬直中に→Eで立ち状態を作ってスラントロースピンキック(↙PK)というコンボがあるのだが、下段パンチ⇒スラントを出しているつもりが下段パンチ⇒下段パンチになることが多いので確認をしたところ。

下から4行目を見ると、レバー↓の時点でPを入れてしまっているせいでスラントではなく下段パンチになっていることが分析できる。しっかり↙まで入れてからPを押すことを意識したら安定するようになった。

使用例2 歩きジャイアントスイングの練習

遠目の相手に対してジャイアントスイングを狙う場合、できる限り歩いてから決めたいところ。

2P側からなので逆コマンドになっているが、最後の←を入れっぱなしで10フレーム引っ張ってからP+Gでジャイアントスイングが成功している。
これだけ引っ張れるとかなり遠くから仕掛けられるので相手にとっては脅威になるはずだ。
このように、最後の入力をどれぐらい引っ張れるのかの確認としても有効。
ウルフのジャイアントスイング、ウルフ・ジェフリー・ジャッキーの↘↘P+Gなど、移動を兼ねた投げの練習で使ってみて欲しい。


アルファベット君

アルファベットスプラッシュマウンテン

CPU戦をクリアしたスピードが速かったときに自分のリングネームを残すための木偶として登場するアルファベット君を登場させる方法。
とてもシュールなので一度試して欲しい。これもCPU戦限定。

自分がアルファベット君

キャラクターセレクト時に
アキラに合わせスタートボタン ⇒ リオンでスタートボタン ⇒ パイでスタートボタン
と押し、その後使いたいキャラを選ぶ

ちなみにクリア後と同様、レバーでアルファベットを変える事ができる。ただし入力した時点では変わらず、その後にダメージを喰らうかダウンした時点で変更される。これも見た目が面白いのでお試しあれ。

CPUがアルファベット君

キャラクターセレクト時に
アキラに合わせスタートボタン ⇒ ラウでスタートボタン ⇒ パイでスタートボタン
と押し、その後使いたいキャラを選ぶ


スローリプレイ関係

スローリプレイ

〔入力〕KOやリングアウト後にリプレイが始まるまでE押しっぱなし
ラウンド終了時のリプレイをスロー再生する。ラウンドを取った側のみ可能。
勝ったことにドヤりたいときや決まり手を確認したい時などに使う。またラウンドの合間を長く取って落ち着きたいときなど、用途は様々。

スローリプレイキャンセル

〔入力〕スローリプレイ中にスタートボタン
スローリプレイ中もスタートボダンでリプレイはキャンセルできるので、相手に飛ばされることもある。
これはラウンドを取った側取られた側両方が可能。

スローリプレイキャンセル阻止

〔入力〕スローリプレイ中にGボタン
スローリプレイをスタートボタンでキャンセルしようとしても、相手がGボタンを押している間はキャンセルできない。
これもラウンドを取った側取られた側両方が可能。


先行入力ダッシュによる強制立ち

VF3tbには「立ち状態からしか出せない技」というものが少なからず存在する。代表的な物としては
・リオンの盤肘(→P)
・ジャッキーのスラントバックナックル(↙P)
などがある。

これらの技をしゃがみ状態から最速で出すためのテクニックが「先行入力立ち」である。これができると、
・下段技からコンボとして使う
・相手の下段技ガード後の確定反撃として使う
などができるようになり、戦略の幅が広がる。

入力方法

入力方法は
しゃがみ状態の硬直(技硬直・ガード硬直)が解ける7フレーム(自分調べ)前以降にダッシュ入力(→E or ←E or →→ or ←←)を入力する
こうすると内部的には立ち状態に移行するので、あとは出したい技を硬直が切れる前に入力するというもの。

コンボや連携としての活用

「入力コマンドの表示」項目で少し触れたが、ジャッキーは足位置ハの字でニーキック(→K)がヒットしたとき、下段パンチ(↓P)からのスラントロースピンキック(↙PK)が最大コンボとなる場合がある。このとき下段パンチからスラントを出すときにこのテクニックを使わないとコンボとして繋がらない。
コマンドとしては
ニーキック(→K)⇒下段パンチ(↓P)⇒先行入力ダッシュ(→Eなど)⇒スラントロースピンキック(↙PK)
となる。
まずは「下段パンチ⇒先行入力ダッシュ⇒スラント」部分の練習になると思うが、下段パンチは立ち状態としゃがみ状態のどちらから出すかで全体フレームが変わってしまう。コンボで使う「立ち状態からの下段パンチ」で練習しよう。

またコンボではないが、ウルフのコメットフック(↙P)を使った連携として、「下段パンチからコメットフックで相手をよろめかせたりカウンターを取ってジャイアントスイングに繋ぐ」という場合も同じ要領で行う。
下段パンチ(↓P)先行入力ダッシュ(→Eなど)⇒コメットフック(↙P)⇒ジャイアントスイング(←↙↓↘→P+G)
ウルフの打撃技の中では最速クラスなのでかなり強力な連携になる。

確定反撃としての活用

ローキックや下段蹴り起きなどをガードした後にこのテクニックを使うことで、本来出せない技で確定反撃を取れる場合がある。
代表的なものはリオンの盤肘連環手(→PP)で、
下段技ガード⇒先行入力ダッシュ(→Eなど)⇒盤肘連環手(→PP)⇒前掃太腿(↓KK)
という入力になる。ダメージもそこそこあり、何より運びが大きいのでリオン使いの必須テクニックと言える。

先述のウルフのコメットフックでも同様のことができる。
下段技ガード⇒先行入力ダッシュ(→Eなど)⇒コメットフック(↙P)⇒ジャイアントスイング(←↙↓↘→P+G)
コメットフックが反撃として間に合うフレームならば基本的に下段投げも確定するが、連携で一気に攻め込みたい時などに使用する。


斜上掌に関するテクニック

先行入力斜上掌(立ち斜上掌)

VF2時代には、先述の「先行入力立ち」と同様の論法でしゃがみダッシュを入力することで「先行入力しゃがみ」が可能だった。
斜上P(⬇↘PP)で有利を取り、さらに立ち斜上入力でもう一度斜上Pを入力すると10フレーム発生の下段パンチすらカウンターで浮かせて半分減らすことができ、最後まで猛威を振るっていた。

さすがにVF3になって全キャラ「先行入力しゃがみ」自体が廃止されたのだが、ラウに関しては「相手が空中吹き飛びかダウン中のみ」立ち斜上が可能になっている。

入力は相手がダウン中に
しゃがみダッシュ(↘↘ or ↘↓↘)⇒斜上掌(しゃがみ状態から↘P)
となる。実際はしゃがみダッシュを入力してPを押すだけで出る。

この効果で、本来繋がらないコンボが可能。
双虎烈把(↘P+K)ノーマルヒット⇒斜上掌連環転身掃脚(しゃがみ状態から↘PPPP↓K)などが繋がるため、相手の投げをスカして狙うなど、逆転を狙って使うことなどができる。

自動斜上掌

立ち斜上が無くなった代わりという訳ではないが、ラウの一部の技を当てるかガードさせたあとは、ただPを押すだけで勝手に斜上掌が出てくれる。

・連拳腿(PK)
・双拳旋風腿(PPK)
・連掌旋風腿(↘PPK)
・括面腿(K)
・腿登裏旋脚(しゃがみ状態から立つ途中でK)
・騰空虎穿脚(↗K)
・空虎脚(↗K+G)
・烈火虎尖脚(小ジャンプ中にK)
・騰空中脚(小ジャンプ着地直前にK)
・転身掃脚(小ジャンプ着地直前に↓K)
・背沖腿(敵背後でK)

特に烈火虎尖脚(小ジャンプ中にK)の後が強く、烈火虎尖脚がガードされても±0、そして斜上掌が発生13フレームなので、相手の少しでも反応が遅れるとカウンターで浮かせて大ダメージコンボを決める事ができる。

他にも双拳旋風腿(PPK)や連掌旋風腿(↘PPK)の最後のKをディレイかけるなどしてカウンターを取り、相手を浮かせることができれば連環虎燕掌(⬇↘P↘P+K)で追い打ちができたりと、いろいろな広がりを見せる。

自動斜上掌保存

自動斜上掌がでる技を出し、その硬直中に
P ⇒ P+G ⇒ Gのみ離す
という入力をすると
「その時点では技が出ずにGを離したときに斜上掌が出る」
という状態になる。

実用性は低いが、一応相手の硬直中に硬化カウンターで連環虎燕掌(⬇↘P↘P+K)を入れるという大道芸も可能。
立ち斜上も組み合わせれば半分以上減るコンボが可能。

ちなみに保存の時の
P ⇒ P+G ⇒ Gのみ離す
という入力は
Gを含む2つ以上のボタンを押してGだけ残す
で良いのでK+GでもP+K+Gでも良いが、ガード投げ抜けで慣れているのでP+Gでやるのが無難。


特殊右端脚保存

ラウの自動斜上掌保存に似たテクニックがアキラにも存在する。

アキラの右端脚(→→K)は、
開胯(→P+G)・撃歩翻胯(↓P+G)・順歩翻胯(←↓P+G)の直後に出した場合のみ高く浮く
という性質がある。

この性質のおかげで
開胯(→P+G)⇒右端脚(→→K)⇒修羅覇王靠華山(↘K+G→P←→→P+K)
などといったコンボが決まる。

この中で順歩翻胯の後のみ、
2つ以上のボタン同時押し技⇒右端脚と出した場合は高く浮く性能が保存される
という状態になる。

ちなみにボタン同時押しで出る技なら何でも良いので、貼山靠(←→P+K+E)や側中太腿(↘P+E)でも同じ事ができる。また沖捶(P)をP+Kの入力で出しても同じことができる。

コツとしては間に挟む技を出したら即右端脚の入力をすること。→→Kまでが一連のコマンドのつもりで出すと良い。

これを利用しても実用性のあるコンボはあまりないが、
順歩翻胯(←↓P+G)→独歩頂膝(K+GG離す)⇒保存右端脚(→→K)⇒修羅覇王靠華山(↘K+G→P←→→P+K)
などがある。

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