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次は『古事記・十神』内で「海(わた)の神」と命名された「華奴蘇奴国、鬼国、爲吾国、鬼奴国」範囲です

本文は、「永瀬淳幸」著「邪馬台国・倭国三十国」比定の「音形読み」によります。本文中の マ行音・ン音 の音形に使われた ,区切り内、 を ・容積内、 と変更してあります。


おもしろい事にこの四ヶ国は、全部「菊池川」に面しています。

〇「菊池川」河口面の南には、「金峰山、熊ノ岳」を国内とする盟主王国の「(※)鬼国」があります
〇「菊池川」河口の北面には、「観音岳」を国内にする「鬼奴国」があります。
〇「菊池川」が右湾曲した湾曲内に「米野山、国見山」等を国内にした「爲吾国」が有ります。
〇「菊池川」上流となって「合志川」上流域が「華奴蘇奴国」になります。

※「倭国」誕生に於ける「九州島」内「狗邪韓国渡来人国」と「九州人国」連合統一は、「華奴蘇奴国、鬼国、爲吾国、鬼奴国」盟主王の「鬼国王」が「大村湾、佐世保湾」に面した「弥奴国、已百支国、都支国」盟主王の「弥奴国王」内に連合し、

七ヶ国盟主王となった「弥奴国王」が七ヶ国同盟国(好古都国、不呼国、姐奴国、投馬国、対蘇国、蘇奴国、呼邑国)盟主王の「好古都国王」を同盟しました。

十四ヶ国同盟国となった「九州人国」は、筑紫平野内から以北面を領内とした
「狗邪韓国渡来人国」を制圧し、盟主王である「斯馬国・北九十九島地区王」を「九州人国」盟主王である「弥奴国王、好古都国王」内に連合して三盟主王による「倭国(和、連合)」を誕生して三盟主王による倭王権を確立しました。


ここで「菊池川」と古代に「菊池川」面にあった「茂賀の浦(湖)」を「音形」読みします。

菊池川 … 音形読み結果
キ 熊本平野をつなげきった
ク 山岳地内になり
チ 溢れ水が立体的になって
ガ 熊本平野の立体内になる
……(盆地内)窪地筋道内になり
ハ 「有明海」の湾水内になる

菊池川 … 音形読み 
キ x・立体形が 立体内に つながりきる
  熊本平野・立体形を 立体内に つなげきった
ク x・集合一体形が 立体内に 分かれる
 (熊本平野周囲面;)山岳地・集合一体形の 立体内に なる
チ x・集合一体形が 立体内に つながりきる
 (山岳地内;)溢れ水・集合一体形が 立体的に つながりきり
ガ 二回読み、x・立体形が 立体内に 分かれる
 (溢れ水内;)盆地・立体形の 立体内に なった
 (盆地内;)窪地筋道・立体形の 立体内に なり
ハ x・形状内、別体形が 立体内に 分かれる
 (窪地筋道内;)有明海・形状内、湾水の 立体内に なる

           茂賀の浦(湖)
熊本県古代湖、茂賀の浦(湖)… 音形読み結果

モ 菊池川(熊本平野)盆地内に集まる
ガ 盆地周囲の山岳地になった
……山岳地内溢れ水が立体的になり
ノ 低地である「菊池川」面に集まって
ウ 菊池川の低地大地内に交わり
ラ 大地面に溜まり水(茂賀の浦)を立体的にした

熊本県古代湖、茂賀の浦(湖)… 音形読み
モ x・容積内、y・複合立体形が 立体内に 集まる
  菊池川・容積内、盆地・複合立体形を 立体内に 集めた
ガ 二回読み、x・立体形が 立体内に 分かれる
 (盆地面;)山岳地・立体形の 立体内に なる
 (山岳地内;)溢れ水・立体形が 立体内に なり
ノ x・集合内、y・接合広がりが 立体内に 集まる
 (溢れ水内;)低地・集合内、菊池川面・接合広がりの 立体内に 集ま        って
ウ x・接続形が 立体内に 交わる
 (菊池川低地内;)大地・接続形の 立体内に 交わり
ラ x・(※)離れ形が 立体内に 分かれる
 (大地面;)溜まり水(湖)・離れ形が 立体的に なった

※「離れ形」=「溜まり水(湖)」… 「離れ形」の解釈は、「普通では無い、非常に変わっている」やいろいろな色に変わる「紅葉色」。また木でも無い草でも無い「苔全体」等に対して使われます。


        「海(わた)、水戸(みなと)の神
『古事記』内「大八島国、六島、十神」内の「十神」内「海(わた)の神、水戸(みなと)の神」
『古事記・大八島国、六島、十神』内の「十神」内で,この四ヶ国範囲を「海神(わたのかみ)、みなは「綿津見神(おほわたつみのかみ)」と表現しています。

これには、『古事記・大倭豊秋津島(狗奴国内)』で「狗奴国王、倭国倭王権者、台与」が(※)連合統一王権を構えましたが、その統一王権を「台与」が略奪し単独統一王権を構えた時に、「好古都国」同盟国である七ヶ国が「狗奴国」内の「台与」王権体制内に征服されました。

※「魏志倭人伝」内で「投馬国」の官「弥弥、弥弥那利」と書かれた内の
〇弥弥 … 「倭女王国」との戦争で勝利の都度「狗古智卑狗、卑弥弓呼、弥弥」と名前を変えた「狗奴国王」です。
〇弥弥那利 … 「倭女王国・邪馬壱国」が「倭国」から倭王権を獲った際に、「倭国」倭王権者を「邪馬壱国」内に拘束監禁し、「倭国」倭王権を「邪馬壱国」が代行して「倭国」を治めましたが、

今度は、「邪馬壱国」を征服した「狗奴国王(弥弥)」が「邪馬壱国」内に監禁されていた「倭国」倭王権者を収容して連合した「倭国」倭王権者です。

〇台与 … 「邪馬壱国」の滅亡と共に「卑弥呼」が死にましたが、「邪馬壱国」体制を「台与」が受け継ぎ「倭国」倭王権者内に従って「狗奴国」内の「子淡道之穂之狭別島」統一王権内に参加していました。

単独統一王権を獲り「好古都国」同盟国範囲を支配下にした「台与」は、「宇土半島、大矢野島、維和島、戸馳島」に囲まれて時化に強く良好な「三角港」を主体の大表題として

「水戸神(みなとのかみ)、みなは「速秋津日子神(はやあきずひこのかみ)」を生み、「好古都国」同盟国で現在の鹿児島県薩摩地区を国内とした「不呼国」を「妹(いも)速秋津比賣神(はやあきづひめのかみ)」と命名しました。

ここに於いて、「島原湾」の白川面までが「台与」体制領土となり,
筑紫平野と「有明海」を「台与」体制の統一王権復帰で取り戻しています。

「有明海」と「島原湾」の中間となる「菊池川」に面した四ヶ国は、「台与」体制領土の中間内になってしまいました。

私の理解した「わた(海、魚の内臓、植物の花から)」という表現の共通点は、何かの中間内になっているということです。ですから「海(わた)」は、「有明海」と「八代海」の中になっている四ヶ国と解釈します。

したがって、この四ヶ国範囲を「海神(わたのかみ)、みなは綿津見神(おほわたつみのかみ)と理解します。

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