DxO PhotoLab 4のDeep Prime機能
DxOは項目毎にワンクリックで自動調整が反映されるが、それがとても写真らしい「利き方」をするので気に入っている。ver.4から加わったノイズリダクションのDeep Prime機能でもそれは同じで、細かい調整をする事無く最善の結果が得られる。最近流行りのAIによる処理なので、書き出し時間は掛かるが、10年ほど前のAPS-CセンサーのISO12800のraw画像で有っても、現行のフルサイズセンサーのISO12800の撮って出しjpegぐらいには綺麗に処理されるから本当に驚く。
SONY NEX-5 + E16/2.8 ISO12800。ノイズリダクションオフの出力。当時は非常用として割り切って撮っておいたrawデータ。
一般的なノイズリダクション結果。10年前のAPS-Cセンサーだし、まあ大体はこういう塗り絵調になる。撮って出しのjpegでも大差は無い。
Deep Prime機能を使っての出力はどうか。素晴らしいとしか言い様が無い。
塗り絵調である事には変わらないが、ここまで自然な利き方をしてくれるのなら全く問題は無い。暫くはAPS-Cやm4/3使用時のraw画像の入ったHDDに潜る事になりそうだ。