天長節・明治節或いは文化の日
今日は天長節、明治天皇の誕生日。
明治節とも言われていた。
文化の日、日本国憲法の公布日でもある。
特に政治的な主張は無くとも、
戦前の文学を読むに当たっては、
○○節などの祭日は覚えることになる。
この時期になると秋も深まったと思えるのだが、
今日の東京は、昼は半袖でも丁度良いくらいであった。
旧暦9月20日というので、小春日にはまだ早く、
夏の暑さがまだ残っているような感じもする。
10月半ばに上の公園を訪れた際には桜の花がちらほら咲いていた。
近所では、どうみても朝顔に見える花が咲いている。
世の中の歯車の全てが、何かずれているような感じがする。
面倒くさがりの私は、どう贔屓目に見てもアウトドア派ではない。
かと言って落ち着きも無いので、インドア派という程でもない。
趣味としては、美術館・博物館巡りぐらいでちょうど良い。
学生時代、友人と「文化の日に文化的なことをしよう」と、
美術館・博物館を3軒くらい梯子したことがあった。
今ならば感想は「疲れた」であろうが、
当時は「文化的なことには金がかかる」というのが
友人との共通した感想であった。
高校生・大学生は更に更に安くても安くても良いような気がする。
文化の豊かさと社会経済の関係などを考えると、きりが無くなる。
然しながら、文化の日を、天長節・明治節と言い換えるだけで
文化のイメージは広がる。
言葉遊びかもしれないが、少し面白いと思った。