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北海道ファンファーレオルケストプロジェクト season3
シーズン3の楽譜
2023年7月8日にはシーズン3の楽譜が提供開始されました。To the ones we Love(愛する人に) とThe Cross & The Crown(十字架と王冠)の2曲はシーズン1から引き続きの配布です。
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第二組曲
ホルストが作曲した第二組曲ヘ長調 作品28bをファンファーレオルケスト用に編曲したモレナール社の楽譜を使用しました。指揮譜は全パートが書き込まれたフルスコアではなく、in B♭ のコンデンススコアです。
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第一楽章のコンデンススコアを見るとin B♭ で書かれていてフラットが一つなので、変ホ長調で書かれていることがわかります。わざわざ移調している理由がわかりませんが他の楽章も確認してみます。
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第二・第三楽章は原曲通り、第一・四楽章が変ホ長調に移調されていることがわかりました。
コンデンススコアでは練習に不都合ですのでフルスコアを作成しました。
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ちょっとした修正での原調演奏も可能かと考えましたが、指揮者の意向で販売譜のままで演奏をすることとしました。
練習日程
7月23日(日) 13時半〜16時 旭川市永山公民館音楽室
(旭川市永山3条19丁目4番15号)
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8月20日(日) 13時半〜16時 旭川勤労者福祉会館
(旭川市6条通4丁目2424-8)
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9月24日(日) 13時半〜16時 旭川市ときわ市民ホール
(旭川市5条通4丁目893-1)
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10月29日(日) 13時半〜16時 旭川市中央公民館
(旭川市5条通20丁目)
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11月26日(日) 13時半〜16時 旭川勤労者福祉会館
(旭川市6条通4丁目2424-8)
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12月16日(土) 13時半〜16時 旭川勤労者福祉会館
(旭川市6条通4丁目2424-8)
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season3演奏会
東川町農村環境改善センターホールでシーズン3コンサートは開催されました。
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当日メンバーはサックス8人、フリューゲル5人、ホルン4、、トランペット1人、トロンボーン6人、バリトン1人、ユーフォニアム2人、バス2人、パーカッション1人の計30人です。
A Farewell to Arms(武器よさらば)
作曲のハリー・ハンセン(Harrie Janssen 1960 - )はオランダの作曲家・指揮者です。オランダ・アーネム音楽院でトロンボーンと音楽理論を学びました。この曲はオランダ王立憲兵隊を離任する司令官(ディック・ファン・プッテン氏 Dick van Putten 1955 - )に捧げられました。
Valentin’s Chorale(バレンタインのコラール)
作曲のトーマス・ドス(Thomas Doss 1966 - )は、オーストリアの作曲家・指揮者です。オーストリア・ブルックナー音楽院でトロンボーン、作曲、指揮を学びました。この曲は、作曲者の末息子ヴァレンティンへのクリスマスプレゼントとして作られました。
Second Suite(第二組曲)
作曲のグスタフ・ホルスト( 1874 - 1934)は、イギリスの作曲家、編曲家、音楽教育者です。イギリスの王立音楽院で作曲を学びました。生活のためオーケストラでトロンボーンを演奏したり教会のオルガン奏者を務めたり、後にはジェームズ・アレン女子学校そしてセント・ポール女子学校には亡くなるまで勤務しました。 この第二組曲は1911 年に書かれ、1922 年に初版が発行されました。
The Cross & The Crown(王冠と十字架)
作曲のアッペルモント(Bert Appermont 1973 - )はベルギーの作曲家、編曲家、指揮者、音楽教育者です。ベルギーのレメンス音楽院で音楽教育と吹奏楽指揮法等を学びました。この曲は、十字架と王冠の両方が描かれている紋章を持つカナダ軍予備歩兵部隊創立 150 周年を記念して書かれました。
Troja(トロイ)
作曲のオットー・M・シュワルツ(Otto M. Schwarz 1967年 - )は、オーストリアの作曲家、指揮者、トランペット奏者です。ウィーン音楽大学でトランペットと作曲等を学びました。この曲は、ギリシャの詩人ホメロスが書いたトロイ戦争にインスピレーションを得て書かれました。
To the ones we Love(愛する人に)
作曲のトム・ズィクターマン(Thom Zigterman 1972 - )は、作曲家・編曲家です。オランダのグローニンゲンの音楽院で音楽教育と吹奏楽指揮を学びました。 なお現在、ゲルダース・ファンファーレ・オーケストラではE♭バスを演奏しています。この曲はフローニンゲンのファンファーレオーケストラCWOの50周年を記念してイギリスのソングライター デヴィッド J. エヴァンスが 1986 年に書いた現代賛美歌「 主の臨在のために静まってください」に基づいて書かれました。
In the Bleak Mid-winter(木枯らし寒く吹きすさび)
この曲は、イギリスの詩人クリスティーナ・ロセッティが1872年に発表した詩にホルストが曲をつけ(1906年)クリスマス キャロルとして広く知られています。
season1演奏会 2023年12月4日(日) 東川町地域交流センターゆめりん
season2演奏会 2023年6月11日(日) 東川町農村環境改善センターホール
season3演奏会 2023年12月11日(日) 東川町農村環境改善センターホール
season4演奏会 2024年5月19日(日)東川町農村環境改善センターホール
season 5 演奏会 2024年11月10日(日)旭川市永山公民館大ホール
writer Hiraide Hisashi