3rd4thセクションのコンテストで課題曲とされた曲 その4
4大会で課題曲
バレエ小組曲(エリック・ボール)
Petite Suite de Ballet (Eric Ball 1903-1989)
1949年第3セクションの課題曲として書かれた4楽章形式の曲です。
アングリアン・ダンス(アラン・ファーニー)
Anglian Dances (Alan Fernie 1960-)
ブライアン・ヘイスティングスとイースト・アングリア・ブラスバンド協会の委嘱で1999年スプリングフェスティパルのために委嘱された5楽章形式の曲です。
ネバーランド(クリストファー・ボンド)
Neverland (Christopher Bond 1992-)
2020年全英ブラスバンド選手権第4セクション課題曲として委嘱されました。
パルティータ (エドワード・グレグソン)
Partita (Edward Gregson 1945-)
1971年に書かれたイントラーダ・コラール・マーチの3楽章形式の曲です。
ビスカヤ(ギルバート・ビンター)
Vizcaya (Gilbert Vinter 1909-1969)
1967年にバスク地方の3つのメロディーを題材に作曲されました。
プレリュード・ソング・アンド・ダンス(ジョン・ゴランド)
Prelude, Song & Dance (John Golland 1942-1993)
マンチェスターのモンストンにあるセント・ジョンボスコ・ジュニアスクールのバンドのために作曲されました。当初は4楽章形式の組曲を想定していましたが、第4セクションやユースバンドを対象とした3楽章の曲として出版されました。
労働と愛 (パーシー・フレッチャー)
Labour and Love (Percy Fletcher 1879-1932)
1913年にアーウェル・スプリング・バンド(Irwell Springs Band)が委嘱したこの曲でクリスタルパレスで開催された全英選手権で優勝したことにより、以後ホルスト(Holst)、エルガー(Elgar)、ジョン・アイランド(John Ireland)、バントック(Bantoch)、ホウェルズ(Howells)、ホルブロック(Holbrook)、ブリス(Bliss)、ヴォーン・ウィリアムズ(Vaughan Williams)、ルブラ(Rubbra)、ゴードン・ジェイコブ(Gordon Jacob)らがブラスバンドの曲を書くようになったと言われています。1926年には課題曲を委嘱され「エピック・シンフォニー」が書かれました。
オリンパス (フィリップ・ハーパー)
Olympus (Philip Harper 1973-)
2011年に作曲された2012年全英ブラスバンド選手権第3セクションの課題曲で、古代ギリシャ神話、女神、伝統的な祭りからインスピレーションを得た3楽章の曲です。
マルバーン組曲(フィリップ・スパーク)
A Malvern Suite (Philip Sparke 1951-)
1984年にヘレフォードとウスター訪問の後書かれ1.ウスター大聖堂 2.ヘレフオードのワイ 3.グロスター市場の3楽章の曲です。
「3rd4thセクションのコンテストで課題曲とされた曲 その0」
・筆者がコンクールで選んだ曲
「3rd4thセクションのコンテストで課題曲とされた曲 その1」
・全英・オランダ・ドイツ・ノルウェーのブラスバンド選手権課題曲
「3rd4thセクションのコンテストで課題曲とされた曲 その 2」
・スイス・フランス・ベルギー・オーストラリア・オーストリア・デンマーク・スウェーデン・北アイルランド・北アメリカ・ニュージーランド・イタリアのブラスバンド選手権課題曲
「3rd4thセクションのコンテストで課題曲とされた曲 その3」
・各国コンテスト課題曲の3th4thセクションをそれぞれ過去に辿り、課題曲になったトータル回数を数えました。10大会〜5大会で課題曲となった曲
「3rd4thセクションのコンテストで課題曲とされた曲その4」
・4大会で課題曲となった9曲
「3rd4thセクションのコンテストで課題曲とされた曲 その5」
・3大会で課題曲となった20曲
「3rd4thセクションのコンテストで課題曲とされた曲 その6」
・2大会で課題曲となった37曲
「3rd4thセクションのコンテストで課題曲とされた曲 その7」
・1大会のみで課題曲となった146曲
writer Hiraide Hisashi