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テレビマンになるまで vol.3

テレビマンになりたいのであれば大きく分けて3種類に分けられる

1、テレビ局に就職
2、制作会社に就職
3、フリーランス

それぞれメリット・デメリットはあるのだが…
詳しくは、また違う機会に書いていきたいと思っている。

私がテレビ業界に入った入口は、1と2の中間。
テレビ局の子会社への就職だった。
就職といっても、派遣ではあったのだが(これが3年後いろんな問題を生んでくる)説明を聞いていると何より楽しそうだった。
面接の中でやりたい!という意志を熱心に伝えるほど魅力的であった。

そして、専門学校在学中の10月から
お昼の帯番組のADとしてテレビ業界に足を踏み入れることとなるのである。

「バナナマンのテレビ番組を作りたい!」
これが、ここから10数年の目標となった。

AD(アシスタントディレクター)は何をするのか?

まずは、番組の構成を話しておきましょう。
お昼の3時間生放送の帯番組を例としていくと…

スタジオ・生中継・VTR

大きく分けてこの3つに分かれていた。
VTRは、事前に収録したものを編集し、それをスタジオのみんなで見るというよく見るものだ。

それぞれに担当ディレクターがいて、そのお手伝いをするのがADである。
コーヒーの準備、カンペの制作、ディスプレイの準備、試食の準備
ディレクターの心のケアも含む、何から何まで全部をすると考えていいだろう。

これらは慣れれば何も問題がない。
ルーティン化できるものばかりで苦労もしなかった印象だ。

問題は、「派閥」というものが存在することだった

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