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2025/1/26永山ホビーキッチン活動報告

こんにちは、永山ホビーキッチンの浅利です。
1/26(日)、2025年最初の永山ホビーキッチンを開催いたしました。
ビンゴ大会を実施する都合上、事前の準備や時間配分に悩まされた今回でしたが、食事時間を二部制(整理券)にしたこともあってか結果的にはスムーズに活動を終えることができました。
12月開催時同様、相変わらずインフルエンザによる体調不良が耳に届いておりましたが、前回よりも少し多めの74名で楽しい時間を過ごしております。
※受付段階にて定員を上回った為、初の抽選を行いました。約20名程度の方にごめんなさいする結果となってしまったのですが…団体としては地域に開かれた活動をしたいと思っており、辛い気持ちでおります。これに関する対策も現在進めておりますので、動きがあればお知らせしたいと思います。

前回12月開催の失敗を経て、先にチラシ配布⇒配布しきってから公式LINEにてお知らせ、という形を取らせていただきました。このため「今月の申込はまだですか?」と多数の方からご心配の声をいただきました…失礼いたしました。

朝9時頃の様子。テーブルを並べて調理場を広げ、こども達の作業場ができました。
中央でダブルピースをする穴ちゃんさんの息子さんでスタッフのれいや君。
野菜の皮むきが超絶早いという特技があり、日頃から調理場の重要戦力として活躍しています。
加えてラジコンもお上手です。

今回ご参加くださった方の中に「お手伝い参加」の方がおらず(珍しい)、スタッフと『こどもスタッフ』を含むお子さん達とボランティアさんとで慎ましく開会準備…とはいかないのが僕たちの活動です(笑)。ご協力くださる方も増え、この時点で既に30人超えの方が会場に集まっており、早速わちゃわちゃと賑やかな空間になっておりました。
元々は一般の参加者さんだったお子さんやご家族も、今ではスタッフとして活動くださるようになった方も増え…朝9時時点でお子さん10名がお部屋の中におりました。もはや顔見知りのスタッフや農業高校の学生さん、ボランティアさんばかりなもので、普段人見知りな子であってもそんな片鱗も見せず元気なこと…!

調理チーム総大将のみほちゃん不在ですが、そのみほちゃんから『説明を聞くときは「手はお膝」』と言われていたこども達。ひと月ぶりの再会で俄然盛り上がっておりましたが、「みほちゃんに何て言われてたんだっけ?」の一言でビシッとしておりました。
過去、活動への協力を求めてあいさつ回りしていた頃、『月に1回食事出すだけの活動でしょ?何の意味があるの?』と言われたこともありますが、ご覧ください。こんなことが起きるんですよ(笑)。地道に丁寧に重ねていくって大事なんだなと思います。
調理チームが動き出した頃、高校生さんと社協を通して協力に来てくださったボランティアさんが会場に到着。皆様に向けていい加減な説明をするマスク男が僕(浅利)です。
今まで様々なボランティアさんが来てくださりましたが、共通してご説明しているのは「こっちを手伝って!と言われても、『そっちはやりたくないなぁ』と思ったらやらなくていいよ」ということです(笑)。ボランティアさんにも楽しんでいただきたいので、楽しいと思える場所でちょっと役立てることをしていただければ…との願いを込めているつもりです。
そして都合が悪くなれば早退してもいいし、滞在中何もしなくても構わない、とも。がちがちのボランティアで来てます!という意識ではなく、「まーそのくらいなら手伝ってもいいよー」という、ゆるーい感じで関わってくれたらな…と。実際そうもいかない部分が多いのですが、僕個人としては崩したくない方針の一つです。
ここ最近書きそびれていた、各提供者さんやメニュー紹介。
都度様々な方から御寄附いただくことで、何とか活動を継続することができております。
いただけた御寄附が、多世代の参加者さん達の笑顔になっております。大変ありがとうございます。
学生時代美術1だった僕には無理…と、スタンドサインに案内を描く作業を高校生さん達に依頼。描いてくれる方は毎度違うのですが、見事に素敵な作品が出来上がります。次月も高校生さん達にお願いする気満々ですので、どうぞよろしくお願いいたします(泣)。
おにぎり用の海苔をちぎりまくっている横で、会場の装飾にも取り掛かります。
あ、そっちもやってみたい!とエプロン姿で装飾作業もやっちゃうこどもスタッフ。
飛び入り歓迎、ひととおりやったら又調理に戻っておいでねー。
本日のデザートはイチゴ味のフルーチェ。
3キロの業務用フルーチェと3ℓの牛乳を、大きな鍋に入れていきます。
『牛乳入れたい人ー?』⇒しーん。
『混ぜたい人ー?』⇒はい、はい、はい、はーい!!
みんな混ぜたいんだね(笑)。
隣の遊び場では、見慣れたミニッツコースの設営が始まっていますが…その傍らには今回初登場「木製キーホルダーづくり」ブースが用意されました。既にこどもスタッフ達は興味深々なようで、進んでいく準備の様子をこの場で見守っておりました。
時間の経過とともに、お子さん達の緩急リズムが見られ始めます。
別にさぼってるわけじゃないし、ちょっと(かなり)危ないところから顔出してますが、次のターゲットを決める前の静寂、といったところでしょうか。
怪我さえしなければ、それでいいんです。ずっと何かしらと取っ組んでいる大人の皆さん、何もしないという選択だって、長い目で見たら大事ですよ。
おにぎりを作り続けるこどもスタッフ達。おにぎりケースに詰めすぎると出てこなくなる問題が多発していましたが、「ここ押したら出てくるよ」と子ども達同士で声をかけあい、頑張ってくれていました。心強い!
左奥のこどもスタッフ:そうすけ君が手に持っているカメラは、「Amazonみんなで応援プログラム」を通して御寄附いただいたトイカメラ。子供目線でいろんな写真を撮っておいで!と伝えたところ、ピンボケも含めて141枚も撮影してくれました。

調理や飾り付けに奮闘したり、会場の変化を見守ったり。そんな様子を子ども目線で撮影する役が今回新たに用意されました。
せっかくなので、こどもスタッフ達がどんな写真を撮ってくれたのか…その一部をご紹介いたします。

カメラを手にしたこどもスタッフが最初に撮影したデータは…スタッフのけけさんショットでした。やさしい目元がいいですね。
けけさんを好む子どもスタッフがおり、所々連続で映っておりました(笑)。
尚、左下の日時は初期設定していないがために、滅茶苦茶なことになっております。
社協を通して初ボランティアに来てくださったKさんがいい汗かいている様子。
このKさん、ものすごくバリバリ働き、誰とでも気さくに話し、昼食時にはすっかりスタッフ達に馴染んでおりました。有難いことに次回2/16も参加したいと申し出てくださり、今後もたっぷりお世話になりそうです。
こどもスタッフにカメラを向けられていることもあり、すっかり肩の力が抜けた高校生さん。
いい笑顔です。
参加する子どもも、そして参加している大人や高校生さんも、こういう形で楽しんでくれているんだなと思うとホッとします。多分僕がカメラ向けたらこうはならない…。
これ撮ってくれたの、誰かなぁ…日頃僕が「食材の写真を撮ってください!」と慌てているのを知っているのかもしれませんね。
※特に東日本フードさんなど、企業さんから寄附いただいた食材は、調理や食事の様子を写真に収め、報告することが要件として求められております。過去(昨年の夏祭り時)には撮影し忘れ、『ホッケの開きの写真、持ってる人!?』と僕一人で騒いだこともありました(笑)。
撮ってくれたこどもスタッフさん、どうもありがとう。今後もよろしくね。
塗り絵?木製キーホルダーの下絵?
なんだかわかりませんが楽しそうな様子のお子さん達。
紙を見ながら、どんなことが語られていたのでしょうね。
社協を通して来てくれたボランティアさんと、農業高校を通して来てくれた高校1年生のお二人。
なんと過去同じ学校の同級生だったそうで、まさかこんなところで久しぶりの再会をしたのが前回12/15のことでした。
楽しかったからまた1月も行こうと予定してくださっていたらしく、今回も沢山活躍してくれました。気に入ってくれたなら、よかったらスタッフになってみませんかとお声がけしてみたところ即OK!現在お二人は団体初の高校生スタッフとして活動をスタートさせました。団体スタッフの平均年齢急降下です(笑)。
「えー、私も一緒にやりたいわ」と思った方、遠慮なく申し出てくださいね。

新たに加わった高校生スタッフさん達には、3月の活動日(3/16)の遊び場企画を立ててみませんかと依頼しております。
みんな大好きシオさん・穴ちゃんさんが3月は不在となる見込み故、さて何しよう…と思っていたのですが、僕があれこれ考えるより高校生さん達に自由に動き回ってもらった方が、より開かれた楽しい雰囲気になりそうだなと思った次第です。
お二人の重荷になっていなければいいのですが…地域社会を「遊び場」と捉え、楽しい空間を作れるよう、古参の大人スタッフも全力サポートしたいと思います!皆様もご期待+応援よろしくお願いします!


さあ、ごはんだよー!


本日の食事は「おにぎり、豚汁、から揚げ、フルーチェ」。
普段に比べるとちょっと量が少な目でした。1月は助成金がなく、かつ人数が多く、均等に分配したらこんなことになってしまいました(泣)。
とはいえ「いつも多すぎるから、このくらいでもいいかも」という声もあったり。育ち盛りの高校生さん・教育大生さん達が一番物足りなく感じたかもしれません。ごめんなさい。
半年ほど前に「ここでは何やってるの?」とお声がけくださり、以降毎回通ってくださる近所のおばあちゃん(写真中央)。前回は杖を忘れて帰りかけちゃうくらい、この場を楽しみにしてくださっています。
名前を知らない人も多いはずですが、「いつものおばあちゃんだ」と多くの参加者からの認識は十分。「ゆるーく繋がる」ことが目的の僕としては、それでいいと思っています。
食後も参加者さん達との会話を楽しまれていた様子をみると、2/16も楽しみにしてくれているんじゃないかなと思っております。お互い元気にお会いしましょう!
食後も恒例のミニッツ。マシンも古くなり、基盤がやられている物も出てきているそうですが…うまくやってくれる穴ちゃんさん。ミニ四駆でおなじみのシオさんはミニッツも得意なので、今回は穴ちゃんさんのサポートに。
何度か続けてきたミニッツですが、回を重ねるごとに子ども達も上達してきております。初めて触れる子には難しく諦めちゃった子もいたようですが、過去から何度も挑戦を続けていた子の中には、随分上達していた子も。
みんなが食べ終わったところで、遊びの部屋で始まった「ボール運びレース」。
ミニッツと違う、大き目のクローラー車の荷台に満載したプラスチックのボールを落とさないようにコースを一周します。
ちょっとの段差なら簡単に乗り越えられるパワーがありますが、段差に乗り上げるたび車がビヨンと跳ねあがり、ボールがこぼれていきます。スピードだけではないレースに、見ているお子さんも飛び跳ねて歓声を上げておりました。これは面白い!
ボール運びレースが始まる少し前まで、木製キーホルダーブースではお子さん達が紙と鉛筆で作業中。描いたイラストがそのまま丸い木の板にレーザーで転写されるということで、珍しさと面白さでこちらも大人気!中には5個も作っていたお子さんもおりました。
レーザーで転写中の様子。こんな小さな機械で、板にイラストを描くことができます。
気前よく私物を使わせてくださった親身な参加者さんのお蔭で叶った活動でした。ありがとうございます!
高校生さん達に依頼し、「街頭インタビュー」風に行ったこども会議。
参加者数も多く、ビンゴ大会に時間がかかると考えていたため、こども会議は高校生さん達主導でお願いしました。
『こども会議はつづけたほうがいい?』には全員が「続けたい」とのお返事だったそうで、僕としてはびっくりしました。やりだしたが故に僕だけ必死になっているのでは…と思っていましたが、そうでもなかったようです。

ボール運びレースが大盛況をもって終了した後、お食事の部屋にてビンゴ大会を行いました。
永山住民センターでは、各部屋に目安となる収容人数が設定されております。今回利用した研修室①(お食事部屋)・研修室②(遊び場)は、それぞれ「30名」なのですが…会場には74名。椅子も足りないため、皆様床に座っていただきビンゴスタート。何個か読み上げてみたところ、やり方が分からない子が戸惑っているのが見え、慌てて高校生さん・大学生さんがフォローに入られておりました。気配りありがとうございます。

研修室に入りきらず、調理室側にも参加者さんが入っておりました。
日頃介護・福祉関係の仕事をしているスタッフが慌てて換気を強化。
一番最初のビンゴはこちらの女の子。迷わずぬいぐるみをゲットです。
ビンゴの景品は、こどもスタッフが自ら買い出しを行ったものに加え、日頃から多数の寄付をくださる参加者:イチさんと訪問看護ステーションせせらぎ:一條さんからいただいたものを使わせていただきました。じゃがりこは全部で48個もありました。すごい量!

今月の活動ご案内

次回活動は2/16(日)。この日は小集会室もお借りすることができましたので、少し活動スペースを広げることができます!
現在参加申し込みを受け付け中です。2/9締切のため期間が短いですが、希望される方は是非申し込みをお願いいたします。

参加者全員が初めての参加の方はこちら↓
https://forms.gle/WNEad63dB3AYjmUY8

どなたか一人でも2回以上の参加がある場合はこちら↓
https://forms.gle/emfv9W8jcqL3jWk16


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