鹿児島青年会議所という突破口
みなさんこんにちは。
まちづくり芸人の永山です。
先日のMBCラジオ RADIO BURN+、聞いていただいたみなさんありがとうございました。
鹿児島青年会議所さん主催の市長選トーーーク。アーカイブはこちらからお聞きいただけます。
ネット討論会でどこまで突っ込むか
今回の取り組みを行うにあたり、事前にいろいろ考えましたし、調べました。
まとめると、、、
・告示前につき、選挙運動ではなく、政治活動の一環としての参加ならOK
・特定参加者を有利にするような運用はNG。公正中立な場をつくること
という2点が公職選挙法に関連する大前提。
あ、詳細はこちらをご覧ください。
これに加えて、鹿児島青年会議所の皆さんの想いとして、「できるだけ若い人に見てほしい」「個別政策よりも、各人の人となりが見えるものにしていきたい」というオーダーをいただき、そこも最大限に考えて、下記の運用としました。
①プレゼン時間を1分間に限定し、共通ルールとすることで、公正中立な時間配分とする
②プレゼン後の質疑応答で可能な限り個人の人となりや知識、問題意識に迫ることができるようにする
③TwitterやYoutube Liveでの意見やリアクションも可能な限り紹介し、視聴者参加型の場を意識する
というかたち。
①と②とのバランスをとりながら、公正中立に、かつエンタメとして若い層にも見てもらうというところを目指した運用でした。
皆さんいかがでしたか。
僕自身は鹿児島市民ではないので今回の件では選挙権はありませんが、それでもこの2時間を通して各人の特性や強みはよくわかりました。視聴者の皆さんにとってもそうだったらうれしいです。
みんな怖いし、みんな不安なんだなということ
公開討論会終了後、某メディアの人に、今回の仕切りについて結構強く怒られました。個人的には、こういう取り組みは喜んでくれる人が一定数いる一方で、「ここまでやっていいのか」とセンシティブになったり、「おれだったらもっとうこうする」とご自身のイメージを軸に改善点を強調されたりと、批判的になられる方もいらっしゃいます。
現状の取り組みに風穴を開けようと思うと、守旧派の皆さんからお叱りを受けることもありますし、個人的にはお叱りをいただくくらいのことをやり続けなきゃなあと思っておりますので、お詫びするところは誠心誠意お詫びしつつも、いまやれることはやり切ったなあと感じた次第です。
要は、みんな怖いし、みんな不安なんだなということです。もちろん僕も怖いし、不安です。
それでも、今回は鹿児島青年会議所の皆さんの強い意志で、一つの形を作ることができました。懇親会に参加して、このスタイルの討論会をもっと良い場にしていくための工夫や改善のイメージもたくさん湧いてきました。
選挙は、政治は、もっと身近なものに出来そうです。僕も、そのために自分の持ち場でやれることをやっていきたいなと改めて感じたところです。
風穴を開ける人たち
さきほどさらっと書いてみて、この「風穴をあける」という表現、この言葉って素敵だなあと改めて感じました。
かたーい壁に風穴を開けると、冷たい風も温かい風も入ってきます。
それでも、現状をよりよいところに変えていこうと思ったら、小さな小さな穴を、現場レベルで空けていくしかないですよね。
今回でいうと、それをやり切ったのが鹿児島青年会議所の皆さんでした。
理事長の保さん。懇親会では「すげー緊張したけど、すげー楽しかった」とのコメントいただきました。
そして、今回の事業を取り仕切られた委員長の坂上さん。
お仲間のみなさんになっがーい表彰状をもらっているシーン。(長い表彰状は鹿児島青年会議所の文化なのかもしれない。この後他の方もながーい表彰状をもらってましたww)
副理事長の溜さんにも事前のラジオ出演、当日の指揮役、などなど各所で大活躍されてまして、本当にお世話になりました。
すごいなあ、鹿児島JC、鹿児島青年会議所。
接点がないと、なかなか深く知る機会がありませんが、この若手経営者団体の底力を今回はまざまざと見せていただきました。
懇親会でも、「もっと若い人たちを巻き込むためには」「参政意識って、つまり何なんだろう」という話で盛り上がりました。
40歳で卒会されるというルールが、「若者とは何か」「自分たちは社会にどんな価値を提供しうるのか」を、常に突きつけ続けるのだなあと感じた次第です。
鹿児島青年会議所のみなさん、本当にありがとうございました。
さーて、今週のRADIO BURN+は・・・
11月7日の塩田康一鹿児島県知事ご出演、11月14日の市長選トーーーク、と、濃い~回が続きました。
このペースで熱い内容が続いてしまうと、ちょっと体がもたないです。。。ということで、次回はゆるーくお届けします。
内容は、、、まだこの場では明かせませんが、コメンテーターの上栫祐典さんのプライベートに迫る内容ということだけ、お伝えしますね。
皆様、ぜひぜひお聞きくださいませ!!