僕のコンプレックスの話
37年間生きていると、いろんなコンプレックスを抱えることになる。
今日は、そんなお話から始めていきたい。
1.コンプレックスのはなし
小学生の頃はモテないことがコンプレックスだった。
中学校では、ボウズ頭がコンプレックスだった。
高校では、田舎に暮らしていることがコンプレックスで、大学に入ってからは鹿児島弁がコンプレックス。
銀行に入ってからは文系出身というコップレックスを抱え、鹿児島に帰ってきてからは不安定な仕事というコンプレックスを抱えてきた。
その時々で乗り越えたり、逃げたりしてきて、今があるわけだけれど。
そんな僕が、いま苦しんでいるのが、「サバイバルコンプレックス」。
空き家再生の現場や、地域でのいろんなイベントになると、草刈り機やインパクトは当然として、ツワモノになるとチェンソーや各種機械を華麗に使いこなす。
僕はというと、草刈り機とインパクトが精いっぱい。チェンソー組をうらやましく眺めながら、いそいそと刈り取った小枝を集めることになる。
地方に住んでいると、おっちゃんたちの機械系・農業系・漁業系の知識とスキルに驚かされることは本当に多い。
そんなサバイバルスキルにおいて、僕の身の回りで最強の使い手が、テンダー( @tender4472 )氏である。
2.テンダーという男
彼のサバイバル能力は、本場アメリカのネイティブアメリカンの皆さんが培ってきたスキルを土台にしている。
火起こしから、狩猟、金属加工、機械設計にいたるまで、生き残るうえでのあらゆるテーマを自らの身体と自然に存在する素材のみで軽々とこなす。
しかし、彼にとってサバイバルとは、自分ひとりが生き残ることを意味するわけではない。
自分や家族が活きるこの地球環境をどのように持続的なものにしうるか。その観点で日々あらたなテーマに挑んでいる。
最近だと、これとか。
これとか。
もはやこれらは、彼自身の暮らしの質を高めるというよりは、現代社会が抱える大きな構造的な問題に対して、どのように解決策を提示するかという戦いを挑んでいるように見える。
3.正しくて、楽しいことを
そんな彼の下には、世界から様々な旅人が訪れる。滞在期間は、数日から数か月。
ダイナミックラボという拠点に集った彼ら旅人は、何かしらの問題意識を持っていることが多い。
いま、また、一人の旅人が、彼のもとで学び、そしてテンダーの知恵を受けて、世界に羽ばたこうとしている。
イショ君。
彼のプロジェクトをぜひ見てみてほしい。
課題解決を、まっすぐ、楽しそうにやるって、すごくない?
コスラエ島のごみ問題、これ、直接的に対処しようと思ったら、悲壮感の漂う感じで問題を叫び、解決策なきままに課題を喧伝しがちだよなあ、と思う。
そこに対して、イショ君のアプローチは、シンプルで、楽しそう。
新型コロナの影響で国内滞在伸びる→ダイナミックラボへの滞在期間確保できそう→よし、修行しよう!のあたり、たまらないスピード感。
この、「何か問題があった時に、まず、自分が手を動かしてみる感じ」ってのは、ちょっとここでさらりとかけないくらいに大変で、重い判断だと思う。
そして、文字通り、膨大なインプットと、膨大な実験と訓練の先に、確かな一歩が刻まれていく。
それを積み重ねた結果の、これですよ。(大切なとこなので、再度貼っておく。)
これ、みなさん応援しなくてもいいので、読むだけ読んでみていただきたい。
で、せっかく読んでくれたなら、是非ご支援をお願いしたい。
4.で、彼らの話を聞いてほしい
ということで、ここまでお話をして、テンダーとイショ君に興味が出てきたそこのあなた!
彼らの話を聞けるチャンスががが!!!
MBCラジオ RADIO BURN +
こちらに、明日(10月24日 18時~19時放送!)、テンダーとイショくんが参戦してくれるゾ。
永山が恋い焦がれる(一方で全く進化の兆しのない)サバイバルスキルの超人2人をお迎えして、タジタジになる永山にも注目していただきたい!!