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RADIO BURN +のこと

今日はラジオのことを語ります

レギュラー出演している地元鹿児島MBCラジオの番組が10年目に突入しました。

いまから約9年前、オフィスに番組担当ディレクターの七枝さん(ナナツエさん)がふらりといらっしゃまた時のことを、いまでも昨日のように思い出せます。

「新番組をつくります。一緒にやりましょう!」と、満面の笑みで迫られ、業界の人怖い!となりました。当時、自分1人では決断できず、その場で上栫さん(Ten-Lab理事。現在も一緒にコメンテーターをやってくださっている)に電話してたのを覚えています

永山「ラジオやる?って聞かれてるんですけど。」
上栫「なにそれ?おもろいじゃん。いいじゃない?」
永山「わかりましたー。じゃ、やるって答えますよ?いいですね?」
・・・となったのでした。

そこからいまにいたるまで、ずーっと、ふわふわ、夢の中にいるような日々が今でも続いています。

僕は喋りのトレーニングも受けていませんし、時事問題を扱うための専門教育も受けておりません。ただただ、鹿児島でコミュニティのことを考えている素人として、その時どきで全力でやらせていただいています。

当時から今に至るまで、ラジオやテレビというのは、基本的にタレントさんやアナウンサーさんがお話するもの、という認識は変わりません。なので、私の場合は、素人が長時間にわたってマイクの前に座らせていただいているのは、ラッキー以外の何物でもありません。(MBC社内のみなさま、本当にありがとうございます。)

そしてそして、今回めでたく、ラジオ番組 RADIO BURN+の放送開始から10年目に突入したということで、永山的!ラジオ番組に関わっていて幸せを感じる瞬間ランキングをお届けしたいと思います。(関係者以外にはほとんど共感してもらえないかもしれませんが。)

永山的!ラジオ番組に関わっていて幸せを感じる瞬間ランキング


それでは、第10位から順にまいりましょう。

第10位:今日もよろしくお願いします!て頭下げるときの感じ

・・・打ち合わせ用の前室に入るとき、業界の人は朝でも昼でも夜でも「おはようございます!」だと思っていました。実際には全然そんなことはなく、皆さんさわやかに「お疲れ様です。よろしくお願いします!」という感じです。僕は、このラジオ前の入りの挨拶の時が一週間で一番大きな声を出しているかもしれません。挨拶大事。大きな声であいさつをして、気合を入れています。

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第9位:スタジオに入ってからのソワソワする感じ

・・・打ち合わせが終わったら、トイレなどを各々すませてスタジオに入ります。スタジオに入った後は、もう集中するだけなのですが、RADIO BURN+は、喋り手が3人、スタッフさんが3人の6人がスタジオに入るので、結構和気あいあいとしております。上栫さんとかはもう完全に業界の人なので、直前まで無駄話をしていて、「すごいなあ」と思います。僕はもう本番前は集中したいので、この枠は無口になります。

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第8位:七枝Dの集中した顔と、繰り出される右手

・・・ラジオ本番は、ディレクターの右手がすっと振り下ろされて始まります。柴さんが時刻を読み上げ、MC3名が自己紹介をするところから始まるのですが、僕はこの七枝Dの右手がすうぅぅぅーっと繰り出される様子がかっこいいよなーといつも思っております。なんだろう、重すぎず、軽すぎず、ぬるりと動く、右手。番組はこの右手から始まるわけです。

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第7位:本番中に緊急速報が流れるときのピリッとした感じ。

・・・放送中はいろんな情報があっちこっちから入っているようです(僕は喋りに集中しているのであまり気が付かないことも多いのですが)。地震や大雨などの緊急速報が流れると、スタジオ内のランプが点灯し、ファックスが用紙を出力する音やADさんが走り回る音でスタジオ内の空気が変わります。ピリッとします。でも、話のトーンを変えないように、意識します。この感じ、いまだになれないですね。毎回緊張します。

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第6位:ニュース読みで入ってくださる気象予報士さんやアナウンサーさんの真剣な表情

・・・いまは1時間番組となって途中でのニュース枠がなくなりましたが、以前は番組中にニュースの枠があり、アナウンサーさんがニュース読みにいらしてました。今でも、大雨の時などは気象予報士さんがスタジオに入って解説してくださったり。こういうときに、プロの仕事が見られるのは役得だなあと感じます。勝負所のアナウンサーさん、気象予報士さんの読み、顔、声、たまらないです。自分がラジオでお話してるのが申し訳なくなります。

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第5位:ADさんのお茶とリアクション

・・・ADさんって、本当にありがたい存在です。番組ADさんは歴代みなさん素敵な方ばかりでして、なんというか本当に偉大な存在です。現在のADのMさんは、お茶の温度まで気を遣う徹底ぶりがプロフェッショナルです。あと、上栫さんがしょうもないことを言ってもきっちり笑ってくださるあたり、プロだなあと感じます。ゲストが多い時は電話をしまくり回線つなぎまくり、CDやら音源なんかも全部そろえておられて、毎回、情熱大陸感のある仕事をしておられます。

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第4位:読みを最後まで確認する柴さんのプロ意識

・・・そして、この番組で一番の学びは、やっぱり柴さとみさんという大きな存在です。僕が小学生のころからテレビで拝見していた地元のスターと、こうやってお仕事ご一緒させていただいているのは本当に夢見心地です。そして、そんな大スター柴さんは、番組前、CM中などの読みの確認を欠かしません。スターだから努力を惜しまないのか、努力を惜しまない人だからスターなのか。おそらく後者でしょう。本当に勉強させていただいております!

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第3位:上栫さんと、今日どうでした?って言いながらスタジオ出るときの感じ

この番組をお引き請けするときから、ずーっと一緒にMCをやっている上栫さんとは、この番組の打ち合わせと本番中しか喋りません。これ、長年いっしょに活動している漫才コンビみたいで、僕としてはタマラナイ関係です。僕はもっと上栫さんと話したいのですが、忙しい彼が唯一、素の表情を見せるのがスタジオから駐車場に戻るまでの3分間くらいの時間を一緒に歩いているときです。この「うわがきさん、今日、どうでした?」から始まるやりとり、たまらないです。ここにマイク仕込んで放送したほうがおもしろいかもしれません。

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第2位:打ち上げが楽しすぎる

つい先日、番組9周年、10年目に入ったお祝いで、コロナに気を付けつつ、番組スタッフのみなさんと懇親会を開催しました。番組に関わる人たちは、番組をとにかく愛しているので、盛り上がらないということがありません。仕事なんですけど、趣味のようでもあり、人生のようでもある。ラジオを愛する人に悪い人はいない説は、僕の中では、この毎回の懇親会で再確認され続けています。

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第1位:終わってエンジンかけるときのお疲れ様でした感

そして、栄えある第一位なのですが、めっちゃプライベートなことでごめんなさい。番組が終わり、上栫さんと一緒に駐車場に降りてきたあと、自分の車に入ってエンジンをかけたときのほっとする感じ。これが僕の中では一番の幸福を感じる瞬間です。10年目にはいっても、やっぱりラジオ局は毎回毎回、ずーっと気を張っていて、常に緊張しています。その緊張から解放される瞬間。カーラジオから聞こえる声と音楽に、「あ、ついさっきまでここから俺の声が聞こえてたんか・・・」と、不思議な気持ちになります。それと同時に、ありがたいなあ、という気持ちに満たされながら、ゆっくりと帰路についていくわけですね。こうやって僕の10年間は続いてきました。

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以上、関係者以外には全く興味がないであろう、「永山的!ラジオ番組に関わっていて幸せを感じる瞬間ランキング」でした。


ラジオは楽しいし、ラジオを作ってる人も楽しい。

ラジオが大好きで、番組が大好きな人たちが作っているラジオ番組 RADIO BURN+。

最近聞いてないなというそこのあなた、全く聞いたことがないというそこのあなた、この機会に、聞いてみませんか?

10年目の今年は、ちょっとなかなか今まで出来なかったことに挑戦します。

どんなことに挑戦するのかって?

それは、オンエアを聞いてのお楽しみ。

今週は、ちょっとしたビッグニュースをお届けできると思います。

それではみなさん、今週も土曜日の夕方、お耳にかかりましょう。


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