あえてコメダで過ごす時間が必要そうだ
家は誘惑の嵐。
ふだん生活している空間だから無理もないのだけど…。
朝、主人を送り出し、洗濯物を干し終えてから至福の時間がはじまる。
その日の気分で飲む豆を決めて、自分のためだけにコーヒーを淹れて。
時間があるときは、それからしばらくダイニングテーブルで過ごす。
手帳専用カバンから手帳を取り出し、広げる。
思考って、書き出すと泉のように湧いてくる。
あれもこれも書きたくなって、するとnoteのネタとかも降ってくる。
忘れないうちに、とスマートフォンを手に取りタイトルを下書き。
なんなら本文まで打ちはじめてしまう。
スクショ画像の情報を手帳に書きたかったのに、そんなことをしているとLINEがピロン♩と鳴る。
誰?と開ける。
姉からだ。
そこから10分刻みくらいでラリーがはじまる。
送ってからある程度無視すれば自分事が進むのに、返ってくるとどうしてもすぐまた返してしまう。
身内とは言え、他人が介入してきたことでどこか集中力が途切れる。
最初はある出来事についてなんだけど、途中から脱線していくのがパターン化している。
しまいにはInstaで見つけたおもしろ動画(動物系)を送りだしたりして。
その前に見つけた別の癒し画像(動物系)を、いま義父のことで頭を悩ませている友人に、いきなり「癒しをどうぞ」と送ってみたり。
手帳は開けたまま、書いているようでイマイチ書けていない。
トイレに行ったあと、そういや掃除機まだだったな、と和室にあるルンバを作動させてみたり。
戻ってきたらコーヒーがないから甘酒温めようとか。
ついでに朝使って水につけてあったライスポットを洗ってみたり。
すると変なスイッチが入って、クイックルワイパーで床掃除をはじめてみたり。
いや…こういう時間の過ごし方も、家だから、ひとりだから、誰に気兼ねすることもないし、精神的に大きい悩みでもない限り、妙にほんわかしていて、これぞ自由で、気持ちが解放された時間で、なんだかんだ好きではある…。
だけども、だけどもだよ、手帳から完全に離れ、時間だけは過ぎ去ってしまっていて。
ひとつのことを深掘りしたり、決めたいことを進めたり。
脱線しまくるから、家での手帳時間は逆にムダなのか?!
こんなにたのしいのにムダとは一体なにごとか?!
考えてみれば、最近ひとりコメダしていない。
やっぱり月に数回でも、わざわざコメダまで行く必要があるようだ。