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ほっこりする時間をあたえてくれる一冊

忙しくて時間がない。
したいことがなかなかできない。

それって結局は他事が優先になっているだけ。
新たにはじめようと思っていること、したいことが後回しになっているだけなんですよね。

そのための、それをやるための時間を確保する。

納得!

その時間を確保しないままだから、なにもできないし進まない。

こんな気づきをくれる大好きなムック本があります。
「暮らしのまんなか」
天然生活という雑誌の別冊です。

いつの頃からか好きになった、編集者でありライターの一田憲子さん。
編集、取材、文を手がけておられます。

vol.32

本棚から引っぱり出してきて見返しているのがたまたまこの号で、発売日を確認したらちょうど2年前でした。

それなのに新たな発見があるんです。

買った当時は気づきを得られなかったのか、それとも熟読していなかっただけなのか、それはわかりません。

目次をめくると一田ワールドに引き込まれます。

「こんな暮らしがしたい」と思い描いても、なかなか理想どおりにはいかなくて、がっかりすることは多いもの。
やってみたいこと、好きなこと、憧れていること…。
まだ手にしていない何かを手に入れるために一番確実な方法が、「それをやるため」の時間を確保することなのかもしれません。
すっきりした部屋に住みたいなら、片づけのための時間をつくる。
仕事をステップアップしたいなら、勉強する時間をつくる。
仕事以外にお楽しみの時間が欲しいなら「何か」を探す時間をつくる…といった具合です。
夢や妄想を膨らませるより、ノートに計画を書き出すより、まずは、目的をかなえるための「時間」をつくるほうがずっと確か。
「時間」とは、まだここにないものを生み出すための、だれもが手にできる力です。

暮らしのまんなか vol.32より


一田さんの書く文章が好き。
あらためてそう感じます。

人様の暮らしの様子がうかがえます。
お手本にしようと思ったり、そんな考え方があるんだ~と納得してみたり…
そしてなんと言っても目を通しているあいだ、不思議とほっこりしている自分を感じます。

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