西洋占星術が優れているなーと思う理由。

私は今年に入ってからいきなり西洋占星術(星占い)にドハマりし、「自分のホロスコープを読みたい!でもプロに頼むと結構なお金(1万円とか)がかかる、でもやっすい値段で売ってるアマチュアっぽい人に頼んでもなあ……」と悩んだ結果、自分で読めるようになろうと、どんどんネットで意味を調べ始め、今では10天体・12サイン・12ハウスの基本的な意味くらいは覚えました。記号を書いてみたり星座の神話を調べたり、ハマるととことんまで追求してしまうのは、金星蠍座だからです笑。趣味は極めまくります。プライベートでも非常に大事な位置を占めます。そのために生きています。お金を最優先に注ぎ込みます。(でも天王星スクエアだから飽きも早い。占いはずっと勉強していたいなと思うけど、いつまで続くやら)

まだ占いの世界を知り始めて日が浅いですが、西洋占星術は「性格分析」としてとても優れていると思います。自分の性格を診断してくれるツールは、西洋占星術だけでなく、東洋の四柱推命、姓名判断、手相や顔相、あるいはネットで一時期流行ったユングの性格分析、派遣会社や転職サイトで受けるような性格診断まで色々ありますが、その中でも、私は西洋占星術が一番細かいところまで見てくれて、かつ考え方のベースや矛盾した性質などもさらけだしてくれるなぁ……と思っています。納得感が非常に高いんですよね。

たとえば、私には「コツコツ地道に頑張る」という性質「飽き性で続けられない」という2つの性質があります。どう考えても矛盾していますが、矛盾しているのが人間です!笑。

私の生年月日で四柱推命で占ってみると、よく「目標に向かって突き進んでいく」とか「粘り強く努力できる」といったような結果が出てきます。要するにさっきの矛盾した性質の、前者の方が出てくるんですね。一方で、性格分析系(自分が質問に答えていくタイプのもの)だと、「一つのことを続けられないことが欠点」「飽きっぽいので周囲に呆られないように注意」とか出ます。つまり、後者の方が出てきます。

これはどっちも正解と言えば正解なんですが、一つの診断で片方の性質しか出てこないので、そうすると「結局どっちを信じればいいの??」となるわけです。しかし! 西洋占星術で自分のホロスコープを見ると、この矛盾した性質が両方出てくるではないか!

なぜかというと、西洋占星術では、自分が生まれた瞬間の惑星の位置(星座)で、その人の性格や気質を見ます。惑星は10天体、星座は12星座あり、10天体がどの星座に位置するか?というのが基礎中の基礎です。たとえば今日の生まれ(6月12日)なら、その人は太陽が双子座(の性質)になる、ということです。10天体は、松村潔さんという有名な西洋占星術師の例を借りると「自分のなかに10人の人がいる」というイメージで、『脳内ポイズンベリー』よろしく、自分のなかに10の個性的な人物がいて、仲良く協力したり衝突したり孤立していたり……という世界です。

10人いれば、似ている人も、まったく個性の異なる人もでてきます。私のように矛盾した正反対の性質を持っている場合もあります。そして西洋占星術では、さらに一歩進んで、どういうときにそういう性質が発揮されやすいか?まで読むことができます。

さっきの自分の例で解説すると、

・コツコツ粘り強く努力できる性質 → 月が牡牛座だから。

・飽きっぽい、続けられない → 天王星と金星がスクエアだから。

と、きちんとホロスコープから読み取ることができました。

さらに、前者の性質が発揮されやすいのは、「ストレスフリーで快適な環境」「自分のペースでできること」(牡牛座)であり、後者の性質が発揮されやすいのは、「(金星領域なので)趣味や人付き合い、恋愛といった分野」で「一通り極めたなと思ったら(金星蠍)、飽きる(天王星)」そして「飽きたら他の対象を見つけ、極め、以下繰り返し」こんな感じです。

これを元に今までの人生を振り返ってみると、本当にこの通りなんですよね。習い事とかは、最初は興味津々で自分から始めても、次第にノルマ的な側面ややらされている感じが出てくるとすぐ嫌になって、続かなかったし。でも自分がやりたいと思ったときに集中してやって、「は~すっきりした☆」ってなるのはストレス発散になりました。これは、火星(行動)も蠍座だからかな。続いたのはゆる~いつながりの趣味・部活とか、とにかく束縛されている感じがしないもの、です。月牡牛座なのでマイペースにやりたい。のびのびやると力が発揮できる。金星蠍座が出てくるとトコトン極めたい。天王星が出てくると、独立心(ひとりでやろう=コミュニティからの離脱)や急な変化・心の移り変わりが出てくる……。こんなんです。勉強も、得意でしたが成績が良いぶん教師から勝手に期待されたり、干渉が入ってウザくなると学校行くのをやめました笑。見事にホロスコープで読み取れる性質が現実になっているんですよね。趣味も極めきって、底が見えちゃうと「さよなら~☆」みたいな。好きという気持ちは残っているんですけど、それまでの情熱が消える。あとコミュニティの人間関係が濃くなって風通しが悪くなったり、しがらみが増えたりすると月牡牛が「もうやだ!」って言い、天王星が「じゃあやめようぜ」って実行に移します笑。

こうした読み取りからわかるのは、私は一つのことを深く極めたいという欲求があり、しかしそれを可能にするには自分の裁量でできることでないと続けられない、ということ。こういうことがわかってくると、仕事でも趣味でも人付き合いでもすごく役立ちます。私にとっては自分に任せてもらえる環境作りが必須で、そのためには相手から信頼されるということが大事だし、仕事も専門家的な職種でできれば独立してできるものがいい。趣味も変に群れたりしないでひとりで追っている方が続くし、人付き合いでも自分の時間はとても大事。このように分析でき、実生活に活かすことができます。

もうね、西洋占星術本当にすごいよ。みんなもやろう~!

長月(2019/06/12)

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