私の断服式、「居心地の良い服」は心と体がラク
実は年内に引っ越しを控えています。
必要に迫られたので、というのが大きな理由ですけど服の断捨離、大断服式を行いました。
現在夫と2人で2DKのアパート暮らし。
今の住居に引っ越して来てまだ2年弱だし、元々そんなに荷物はないしー。
と、甘く見ていました。
思った以上の服の山。
こんな服持ってたっけ?
結婚するとか転職するとか、環境が変わる瞬間て自分自身も環境に適応しようとするからかバッグとか洋服とか結構新しく買うんです。
買ったくせに減らすことはしていなかったのでタンスの肥やしたちが大量に発掘されましたよ。
まずバッグ。
通勤用のアイボリーのバッグがヘビロテに加わっただけで、後のスタメンは変わらず。
通勤カバンは転職時に大きめのトートに新調したんですが、職場のロッカーが思ったよりも小さかったため、後々小さなショルダーバッグに買い直しました。
トートを断捨離。これだけ。
私のバッグのラインナップはあんまり考えてなかったんですが、何度か断捨離しても必ず今のメンバーが残っているんですよね。
そんでほとんどが黒っていう。
バッグがほとんど黒なので靴も黒で統一されています。
というか、こちらも気がついたらスニーカー以外は黒です。
こだわっていたわけではないですが、気がついたら断捨離トーナメントで黒い靴たちが残っていたのです。
どの服に合わせても困らないラインナップにしたらこうなった。
そして服。
見事に色も形もバラバラ。
まずは3年以上着て(何ならコロナ前の思い出まである服もあった)、何だか色褪せてない?くすんでない?傷んでない?っていうものは感謝と共にさようなら。
あと、買ったけど着てない服は古着屋さんへ持っていく。
買ったけど着てない服の傾向は、ズバリ「安かったから」「あると便利そう」
好きじゃなきゃ、なんか着ない。
次。とにかく試着試着試着。
ここで試着するんかい!
自宅なので何の遠慮もなくあれこれ着てみる。
靴も履く。
サイズアウト…というか、私実は服屋さんで試着してサイズが微妙でも買ってしまう悪癖がありまして。
トップスでサイズ違っても買うことはないんだけど、ボトムス、特にスカートでやってしまう。
私は153センチの骨格ウェーブ。
基本的にはフレアスカートとスキニーパンツしか履きません。
似合うボトムスないんですよ。ボトムス難民。
背も低いからフリーサイズのスカートは長過ぎて完全アウト。
デザインではなく、どうにも体に合わないから購入しないブランドも幾つかあります。
例えばグローバルワーク。スカートとワンピースは何がどうしても体に合わない。
体のサイズに合うフレアスカートが理想。
ロングだけどマキシ丈は長過ぎるから、くるぶしが出るくらいが良い。
だけどここでもう一つ問題があります。
ウエストが、ヒップが、合わない…。
スカートの丈と形は最高なのにウエストが合わない。
Sサイズはウエストきついが、Mサイズは丈が長い。
「じゃあどっちを取るか?」という問題の私のアンサーは「そのうち痩せる」(Sサイズで頑張る)(買わない選択肢はない模様)
ウエストがキツいスカートって結果履かなくなるんですよ。ここ大事。
着心地悪い服は着ない。
ちくしょう、私の線がもうちょっと細ければ着こなせたはずなのに。そんな未練がないわけじゃ無いけど。
でも着てないし。多分もう着ない。着られない。
サイズの合う人に着てもらうことにします。
そんなこんなの大試着会。
・着心地はどうか?
・色はどうか?
・着ていて居心地は悪くないか?
・他の服との組み合わせはどうか?
一つ一つチェックしていって、残った服たちはあまりにも少ない。クローゼットの中が1/3になりました。
でもクローゼットの中の風通しが良くなって、服の雰囲気と傾向が定まりました。
見惚れちゃうくらい良い感じ。
後日、
母とちょっと良いイタリアンでランチしに行った時のこと。
何着てこう?って思ったんですが、着心地も良く、居心地も良く、それでいて自分も納得出来るコーデをサラッと選ぶことが出来ました。
「自然体で居られる、居心地の良い服」ってこんなに気持ちが楽なんだなって感動モノです。
いつも何かしら我慢してたのって何だったんだ。
服は量じゃないですね。
「洗練されること」を「垢抜ける」っていうけど、「垢を抜く」っていうくらいなんだから、足すことよりも引くことなんだよ、多分。
「サイズ、コーデともに納得がいって、鏡を見るたびニコニコしちゃう服」って思っている以上に最高でした。
もうちょっと寒くなってきてもコート着て、しばらくは制服として着ようと思います。
新しいお家では着心地の良い服だけのクローゼットを作りたいな。えへへ、楽しみ。