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自分磨きを始めた最初の理由と、選んだ道を正解にすること
そういえばnoteを始めて2年が経ちました。
書いたり書かなかったり、文章が理屈っぽかったり、ぎこちなかったり、誰の得にもならない自分語りを書いたりしながら、それでも細々と3年目に突入しました。
自分磨きや垢抜けを始めた1番最初もnoteを始めた頃です。
もう残ってないですが、実は1番最初の記事は2年前のお正月に書いています。
2022年の年末に仕事を辞めて、2023年1月から独身無職になった際の退職エントリーが私のnoteデビューでした。
1番最初のnoteは仕事を休職→退職となった怒りと「これからどうしよう」という行き場のない不安をぶつけたもの。
冷静になって当時の記事を読み返すと「ああ、私は本当に会社と同僚に怒っていたんだなあ」というのがひしひしと思い出されて、その記事はネットの片隅でもなんだか残して置けなかったです。
休職した当時は、夜眠っていても仕事の夢を見て胸にヒュンと息が詰まって飛び起きたり、いつもイライラしたり悲しくなったりと感情がジェットコースターで、いつの間にか5キロ近く体重が減っていたりしました。運動よりも感情の方がカロリーを使うんだなって思います。
急に全身筋肉痛になったみたいに身体が痛くてしばらく布団から出られない日もあったな。
休職期間が終わって退職した後しばらくして、バッサリと髪を切りに行き、その勢いで、ボサボサだった眉毛を自己流ながら整えてメイクし始めました。
それまで身なりに気を使う心の余裕なんかなくて、髪なんて最後にいつ切ったかも分からなかったし、メイク道具も形だけでした。
悔しかったんです。
辞めた理由だって、私が悪かったわけじゃない。
なんなら私が1番頑張ったのに1番苦しかった(と思っていた。)
なのに、仕事を辞めざるを得なくて不幸せになるなんて悔しかった。
辞めてからの方が幸せそうだと思われたかったし、そうなりたかった。
だから、この不幸せそうな見た目をまずなんとかしたい。
思えばそこから自分磨きの道が始まりました。
「不幸せそう」「しんどそう」という垢を落としたかったんです。
その後、なんやかんやあって結婚が決まり、再就職が決まり、夫とずっと一緒に暮らすための家に引越しました。
2年前のあの日の自分はそんな日が来るなんて思ってもいなかった。あの時辞める選択をしなかったら来なかった未来です。
人生の選択に正解はなくて、できるのは選んだ道を正解にすることだけ。
そう言われていますが、自分磨きは今の自分を正解にするための方法の1つなんじゃないかな。
どこへでもいけるように、誰にでも優しくできるように、ちゃんと幸せな自分でいられるように自分を整えておく。
これから先、怒り狂う日も大泣きする日もきっと来るけど、最後はちゃんと正解にする。正解に出来るように自分を磨いておきたい。
2年前のnoteはなんだか残せなかったけど、ようやくちゃんと残せる形で前向きな言葉に出来た気がします。