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庚申祝詞

皇紀二千六百八十四年十二月二十二日
令和六年甲辰師走庚申日
西暦2024年12月22日

弊講の祭神であります猿田彦大神さまへ奏上いたしました庚申祝詞です。

庚申祝詞

庚申祝詞
掛け巻くも畏き庚申御祖猿田彦大神の広前に謹みて畏み畏みも白さく高天原に神留坐す皇親神漏岐神漏美の命を以て皇御孫命に豊葦原水穂国を安国と平けく所知食と言依し奉りて天の磐座を離ち天八重雲を伊豆の千別に千別て天降し奉りし時天八衢に立ち迎え奉りて日向の高千穂の櫛触嶽に啓行き奉り給ひ生を去らんと天を上らん三つ虫を攘ひ給ひ諸々の禍事を退け給へ大神の高き尊き御神功を仰ぎ奉り広き御恵を嬉しみ辱なみ奉りて隔月毎 の例の随に大神酒七色の大神饌を以て庚申祭仕奉らんと惟神直き正しき大道に誘ひ導き坐し給へ旱霖の憂ひを除き賑々しく世の中を弥茂りに茂らしめ給ひ弥実りに実らしめ給へ天の下安く平らかに災ひなく子孫の八十連続に至るまで親族家族皆々よく睦びて安く楽しく立在り立栄へしめ給へと畏み畏みも白す
令和六年師走納庚申 藤竹庚申講々首 敬白

読み下し
こうしんのりと
かけまくもかしこきこうしんのみおやさるたひこおおかみのひろまえにつつしみてかしこみかしこみももうさくたかまがはらにかむずまりますすめらがむつかみろきかむろみのみことをもちてすめみまのみことにとよあしはらのみずほのくにをやすくにとたいらけくしろしめせとことよさしまつりてあめのいわくらをはなちあめのやえくもをいづのちわきにちわきてあまくだしまつりしときあめのやちまたにたちむかえまつりてひむかのたかちほのくしふるたけにみちひらきまつりたまひいのちをさらんとあめをのぼらんみつむしをはらいたまひもろもろのまがことをしりぞけたまえおおかみのたかきとうときみいさをあおぎまつりひろきみめぐみをうれしみかたじけなみまつりてふたつきごとのためしのまにまにおおみきななくさのおおみけをもちてこうしんのまつりしまつらんとかむながらなおきただしきおおみちにいざなひみちびきましたまへひでりながあめのうれひをのぞきにぎにぎしくよのなかをいやしげりにしげらしめみやみのりにみのらしめたまへあめのしたやすらけくたいらかにわざわひなくうみのこのやそつづきにいたるまでうからやからみなみなよくむつびてやすらけくたのしくたちありたちさかへしめたまへとかしこみかしこみももうす

庚申の日はぜひとも庚申塔や庚申塚、庚申霊場にお参りください。

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