都市計画マスタープランへのパブリックコメント
都市計画マスタープラン「中間報告(案)」に対する意見募集(パブリックコメント)が行われています。
https://www.city.koganei.lg.jp/smph/shisei/seisakukeikaku/machitoshi/machizukuri/toshiseibi/tosimasupabukome.html
白井とおるのブログ
https://ameblo.jp/toru-ga-toru/entry-12660343836.html
小金井市は都市計画マスタープラン改定作業を行っています。策定は1年後。市は3月18日までパブリックコメントの実施中です。私もパブリックコメント出しました(文章は文末に)
その中でも特に、都市計画道路の整備に関する項目は重要です。都は現在都市計画道路3.4.11号線、3.4.1号線について優先整備路線として位置づけています。
私は、自分自身も自家用車を運転しますし、東町地域の車の流入の問題や災害時の必要性など、道路自体には賛否があることは承知しております。ただ、行政が表明しているとおり、できるとしても20年後(ひょっとしたら30年後)、この道路が本当に必要かどうか小金井市は考えているのでしょうか。
そしてあまり明らかになっていませんが、この道路は巨大な橋を架けて野川の上を通過することになっております。付近の景観が一変するこの道路、本当に必要なのでしょうか。
現在の案をみると市はこの問題を東京都に丸投げし、自らの判断から逃げているように思います。市長と市はこの問題にしっかりと向き合い、そして市民、そして地域住民の意見を十分に聞いた上で、自らの判断をするべきだと考えます。
私の出したパブリックコメント
②(2)幹線道路の整備方針● 都市計画道路の整備について
「東京都と連携して、地域のまちづくりの特性、整備済み着手路線との連続性、道路ネットワークの形成、自然環境及び景観などの保全を勘案して、道路整備を計画的に進めます。? ?」
とあります。この中で「自然環境及び景観などの保全を勘案して」という文言が一番最後である理由はなんでしょうか。「自然環境及び景観などの保全を勘案して」が一番優先順位が低いということでしょうか。そうであるならば、あるいは理由がないのであれば、小金井市が誇る自然環境に最大限に配慮するという観点から、「東京都と連携して」の後に持ってくるべきです。
「整備にあたっては」というのは、以下の都市計画道路はすべて整備することが前提として書かれています。整備を前提とするのではなく、「整備を行う場合には」と書き換えることを提案いたします。
必要に応じて今後の方針を検討するのは、あたりまえのことと思いますので、「なお、」の部分の削除をお願いします。
また、以下に書かれている具体的な都市計画道路ですが、前回の都市計画マスタープランでは1つ1つの道路について、具体的な対応が書かれておりました。特に3.4.11号線および3.4.1号線については西岡市長が見直しを主張して当選されたものですので、当然のことながら具体的に見直すことで記載をするようにお願いいたします。市としては当然、見直しを考えていらっしゃることと思いますので、方針をはっきりとすることが大事だと考えます。